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腹腔鏡手術とは

 更新日:2023/03/27

腹腔鏡手術とは

腹腔鏡手術はTAPP法(腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術)ともいい、腹部に数ヶ所の小さなをあけ、その内部をモニターで確認しながら行われる手術です。映像で確認できるためヘルニアの診断が比較的容易で、明確な自覚症状がない場合でも手術によって症状の有無を確認することができます。

メリット

・小さな手術痕しか残らないため、あまり目立たない
・両側にヘルニアがあった場合でも同時に手術することができる

デメリット/副作用

・必ず全身麻酔を用いて行わなければならない
・従来の方法と比較すると手術時間が長くなる傾向にある

治療期間

手術時間は60~90分程度かかります。全身麻酔を用いるため入院が必須となっており、多くの医療機関で1泊2日の入院を必要とします。ただし医療機関によっては日帰り手術を行っているところもあります。

費用相場

保険適用となるため、鼠径ヘルニアの手術は片側ごとに6千円~1万8千円が相場です。この他に検査費用や入院費用が発生します。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師