反転剪除法とは

反転剪除法とは

反転剪除法（はんてんせんじょほう）とは、ワキガ治療において最も効果が高いとされている手術方法です。ワキガ治療には複数の施術がありますが、反転剪除法ではワキガのそもそもの原因となっている分泌物を発するアポクリン汗腺を取り除くため、根本的な解決が可能となっています。
ワキガ治療には反転剪除法以外にも切らずに行える方法もあるため、まずは医院でのカウンセリングを受け、患者さんが自身に必要な治療内容を把握することが大切です。

メリット

・アポクリン汗腺を取り除くため、非常に効果が高い
・手術前の嫌な臭いが無くなる
・保険適用

デメリット/副作用

・妊娠中や妊娠の可能性がある場合は受けられない
・血種や感染といった合併症が起こる可能性がある
・患部に色素沈着が起こり、改善するのに数ヶ月～数年かかったり残存したりする場合がある

治療期間

手術時間は両脇でも1時間程度で完了します。入院の必要はありませんが、手術後は2～3日は入浴を控えるなど患部への刺激は避け、1週間程度は飲酒は推奨されません。
10日程度で傷口が閉じて内出血もほぼ見られなくなります。

費用相場

ワキガ手術における反転剪除法は保険適用となり、3割負担の場合で片脇につき2～3万円程度となっています。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。