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HIV抗原抗体検査とは

 更新日:2023/03/27

HIV抗原抗体検査とは

HIV抗原抗体検査とは、血液接触や性的接触によって検査を受ける人がHIVに感染しているかどうかを調べる検査です。スクリーニング検査に際しては反応が出る期間が短いため単独で行われることは少なく、ほかの検査と一緒に行われることが多いです。

メリット

・HIVにはウイルスの反応が出ないウィンドウ・ピリオドと呼ばれる期間があるが、この検査ではその期間が短い
・保険適用を受けることができるので安価で性感染症の検査を受けることができる

デメリット/副作用

・検査を受けた時期がウイルス反応の出ない期間だと、感染があっても陽性とならない可能性がある
・HIV感染していないにも関わらず、0.3%は疑陽性と判定される可能性がある
・「HIV抗原抗体検査で陽性判定=感染」ではないため、陽性が出た場合は二次検査が必要になる

治療期間

感染した時期から3~4週間経過していればスクリーニング検査で陽性が出ます。そのなかには疑陽性も含まれますので、二次検査を行い感染の有無を確定させます。それぞれの検査を行ってから結果が出るまでに1~2週間かかることが多いです。

費用相場

検査は原則として自費となりますが、疑わしい症状がある方や検査の結果が陽性である場合には、保険適用を受けられます。3割負担の場合、400円程度の検査費用に加えて検査判断料がかかるので支払いは千円弱です。感染がなく、自己負担の場合は5~8千円が相場となります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師