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GLP-1受容体作動薬とは

 更新日:2023/03/27

GLP-1受容体作動薬とは

もともと体の中にあるGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、小腸から分泌される消化管ホルモンのインクレチンの1つで、それを補う薬がGLP-1受容体作動薬です。
インスリン分泌を速やかに促し、血糖値を下げます。
空腹時では作用せず、食後の血糖値が上がった際に作用します。1日1回、1日2回、1週間に1回投与するタイプに分かれます。治療には薬剤専用の注射器を使用し、患者自身が注入を行います。
治療の対象となるのは2型糖尿病患者ですが、メディカルダイエットとして「GLP-1ダイエット」で使用することもあります。

メリット

・素早く血糖値を下げる
・通院しなくても自分でできる
・食欲を抑えて、食べ過ぎを防ぐ
・ダイエット効果が期待できる

デメリット/副作用

・使い始めに胃腸症状の副作用がある場合がある
・低血糖に注意が必要

治療期間

注射がメインで、1日1回、1日2回、週1回の頻度で投与します。経口薬型もあります。
1日1回投与の場合1ヶ月以内に効果が現れ、約3ヶ月〜1年半の継続が必要です。
※1回の投与量によっても変わります。

費用相場

打つ頻度や薬剤の種類によって料金は異なります。
1日1回打つ相場は、1回約25000円前後です。
1週間に1回打つ相場は、1ヶ月(4回セット)で約35000円が相場です。

この記事の監修医師