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EMMA検査(子宮内膜マイクロバイオーム検査)とは

 更新日:2023/03/27

EMMA検査(子宮内膜マイクロバイオーム検査)とは

EMMA検査(子宮内膜マイクロバイオーム検査)とは、体外受精において、より妊娠し易い子宮内環境を準備するために、子宮内膜の細菌フローラを解析する検査です。従来子宮内は無菌と考えられていましたが、菌が存在しその状況により受精卵の着床の度合いが変わってくることが分かってきました。常在菌としてラクトパチルス属の菌が存在し、雑菌の繁殖を防ぐ役割をもちます。ラクトパチルス属の菌(乳酸菌)の割合が90%以上であることが望ましく、ラクトバチルス属が不足する場合は別途治療が必要になることがあります。

メリット

・妊娠率を向上させることが期待できる

デメリット/副作用

・複数回の検査が必要な場合がある
・自費診療であることが多く費用が高い傾向にある
・治療で使用する薬剤も全額自費になる可能性がある
・検体採取時の痛みを感じることがある

治療期間

検体採取時間は10分間程度、その後検査結果が出るのが2~3週間後になる。

費用相場

5万円程度です。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師