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透析コンソールとは

 更新日:2023/03/27

透析コンソールとは

透析コンソールとは、透析を受ける患者さんのベッドサイドに設置されており、透析中の血液を体の外に導きだすための血液ポンプと、その血液を凝固させないためのヘパリンという薬を注入したり、患者さんの状態を監視する役割を担っている装置です。また、ポンプとしての役割だけでなく、透析液や血液の流れ、除水量、透析液の温度などをモニタリングしながら調整しています。

メリット

・透析を安全に実施することができる
・透析液や血液流出量、除水量、透析液の温度、抗凝固薬の注入量などを調節・監視できる
・透析状況をモニタリングし、異常時にはランプやアラームで知らせてくれる

デメリット/副作用

・除水量に300g前後の誤差が生じる場合がある
・機械の故障により、正確なモニタリングが行えないおそれがある
・機種により、透析のコントロール精度にバラつきが生じる場合がある

治療期間

血液透析は通常、週3回の頻度で実施します。1回あたりの透析時間は3~4時間程度を要します。

費用相場

血液透析は一般的に患者さんの自己負担はなく、無料で受けることができます。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師