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頸動脈超音波検査とは

 更新日:2023/03/27

頸動脈超音波検査とは

頸動脈超音波検査とは、超音波が頸動脈に届いて、反射した波から動脈硬化の度合いを調べる検査です。
この検査でわかることは、血管壁の厚さや血管内部にこびり付いた脂肪や血栓の有無です。
頸動脈は、動脈の中でも比較的太い血管でありながら、体表から浅いところに位置しているため、観察がしやすい血管です。
この血管は脳に血液を送る大切な血管ですが、生活習慣の乱れや体質によって動脈硬化を引き起こします。
動脈硬化は脳卒中や心筋梗塞などの危険因子であるため、頸動脈超音波検査で動脈硬化の度合いを検査することは重要です。
高血圧症や糖尿病などの動脈硬化の危険因子を多く持っている方で検査をすることが多いです。

メリット

・動脈硬化の程度や血管の詰まりの程度を調べることができる
・MRIなどと比べて安価である
・検査時間が短く、侵襲性が低い

デメリット/副作用

・頸動脈超音波検査だけでは、脳卒中や心筋梗塞に繋がる要因をすべて見つけ出すことはできないので、他の検査と組み合わせる必要がある

検査期間

検査時間は約10〜20分ほどです。

費用相場

検査費用は、保険適用で1千〜3千円程度とされています。

注意点

検査・治療期間や費用は、医療機関や検査・治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師