【闘病】「しこりを見つけて血の気が引いた」45歳で“トリプルネガティブ乳がん(TNBC)”の告知…(2/2ページ)

医学は日々進歩している。患者自身も知識を身に付けることが大切と実感

編集部
りきさんの乳がん経験を通して、医療従事者に伝えたい言葉はありますか?
りきさん
若い頃の病気の経験もあり、昔から本当に感謝しております。ただ、医師や看護師さんの言葉や態度次第で患者である私たちは良い気持ちにも悪い気持ちにもなります。日々の業務で大変だと思いますが、ぜひ患者さん一人ひとりとしっかり会話してほしいです。私は先生とたくさんコミュニケーションを取ることで治療を乗り越えられました。
編集部
最後に記事の読者の方に伝えたいメッセージをお願いします。
りきさん
私自身は乳がんになるまでほとんど知識もありませんでした。しかし、告知されてからたくさんの方々の治療体験やブログなどを読み、自分の知識になるだけでなく精神的な支えにしてきました。治療へ向き合うためにも、まずは病気を知るということがなにより大切だと実感しています。この記事を読んだ方に私の経験を知っていただき、誰かにとってプラスになったら幸いです。
編集部まとめ
トリプルネガティブ乳がんは、かつて予後不良で治療も難しいとされていました。しかし、多くの症例と医学の進歩によって治療が可能ながんになってきました。りきさんのように自分で情報収集を行うと、トリプルネガティブ乳がんについてネガティブな情報も多く見つけることがあります。しかし、正しい知識を身に付ければ、いつか自分の身を助けます。まずは患者さんのための乳がん診療ガイドラインなど信用がおける情報源から情報を得るようにしましょう。そして基本となる生活習慣の改善を行い、なにか体の異変を感じたら病院へ行くなどの早期発見を心掛けて、日々を過ごしてください。
なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。







