【闘病】「疲れやすくなった」と思っていたら、全身性エリテマトーデスだった(2/2ページ)

自分の声をたくさん聞いてあげて下さい

編集部
今までを振り返ってみて、何か思うことはありますか?
NiKo☆彡さん
今回の病気以前にも手術と抗がん剤治療が必要な病気になったことがありました。その際も、ストレスと疲労からの発症でした。いつも病気にならないと自分の疲れや過度のストレスに気付かないので、もっともっと自分の心の声を聞くべきだったと後悔しています。無理をしすぎてしまいました。
編集部
現在の体調や生活はどうですか?
NiKo☆彡さん
体調は安定している日が多いです。採血結果はとても良好とは言えませんが、症状は安定してきています。仕事を休んで1年経ったので、そろそろ復帰したいと思っているものの、体調が不安定なことやすぐに疲れてしまうこと、手先が震えることなどから少し自信を無くしています。
編集部
医療機関や医療従事者に望むことはありますか?
NiKo☆彡さん
まず、この病気を見つけてくれたことに、とても感謝しています。また、入院した際の主治医チームにはかなりお世話になりました。些細な質問にも面倒な質問にも丁寧に答えていただき、かなり不安が軽減しました。関わってくださったすべての方々にとても感謝しています。
編集部
最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。
NiKo☆彡さん
どうか無理をしすぎないで、自分の心の声をたくさん聞いてあげてください。元気だとつい頑張りすぎてしまうし、頑張りすぎていることや無理をしていることに気が付かないことが多いと思います。私のように、病気になってからでは遅いのです。病気にならないように、薬を飲まなくても良いように、その副作用に悩まなくて良いように。大切な人たちのそばで、穏やかにずっと過ごせるように。病気になってから色々なことを知って学び、自分を見つめ直すきっかけにもなりましたが、病気になって良かったなどと思うことは少しもありません。どうかみなさんが、穏やかに幸せに過ごすことができますように。
編集部まとめ
診断がつくまでにたくさんの検査をして、確定診断まで1カ月もかかったというNiKo☆彡さん。ご自身も大変な思いをされたと思いますが、それ以上に「子ども達にとても寂しい思いをさせてしまった」という思いが強かったといいます。そして、「大切な人たちのそばで、穏やかにずっと過ごせるように」、自分の心の声をたくさん聞いてあげてほしいというメッセージを伝えてくれました。無理をせず休んだり、病院で見てもらったり、自分自身をいたわることは、周りの大切な人たちのためでもあるのですね。NiKo☆彡さん、ありがとうございました。




