切るフェイスリフトと切らないフェイスリフトの違いってなに？

鳴海先生

わかりました。フェイスリフトは、顔のシワやたるみを改善する手術です。年齢を重ねるごとにどうしても肌は衰え、シワやたるみは増えてきますので、その悩みを解消するのがフェイスリフトになります。

鳴海先生

大きく分けて、切らない方法と切る方法のふたつがあります。昔は切開する手術だけだったのですが、現在はスレッドという体内で吸収される糸で引っ張る、切開を必要としない施術も可能になっています。

鳴海先生

皮膚や脂肪の中に針でスレッドを通して、上に引っ張り上げて肌を引きしめます。スレッドは体の中で溶けて吸収されるものを使うので、皮膚を固定している期間に自然と消えますよ。

鳴海先生

たるみ具合によりますが、片頬で2～10本くらいです。

鳴海先生

まだたるみの少ない、30〜50代の方におすすめの方法です。皮膚がたるみすぎていると、スレッドで引き上げても皮が余ってしまいたるみが残ってしまいます。

鳴海先生

針をさすだけなので、跡がほとんど残らないことです。個人差はありますが、洗顔やメイクも次の日からふつうにできる人が多いです。また施術時間も30分ほどと短く、局所麻酔で日帰りでの施術が可能です。

鳴海先生

皮膚や脂肪を引っ張るだけのため、効果の持続が短いことですね。1年ほどで元に戻ってしまうため、繰り返し行う人が多いです。ですが、切ることに抵抗のある人には、やはりおすすめの方法と言えます。

鳴海先生

切った部分から皮膚を引っ張り上げ、たるみとなる余った皮膚を切り取る方法です。手術時間は短くても2時間、長いときは6時間くらいかかることもあります。

鳴海先生

ほうれい線、目のたるみなど、悩んでいる内容によって異なりますが、髪の生え際や耳の後ろなど、なるべく目立たない場所を切ります。切るため傷が少し残り、術後しばらくは顔が腫れることもあります。

鳴海先生

この手術は40代よりもたるみの多い、50～60代の人におすすめです。たるめばたるむほど皮膚を切り取る幅が増えるので、たるみすぎる前に受けた方がいいと思います。コスト的にもその方が抑えられますよ。

鳴海先生

やはり効果の持続が長いことですね。一度手術を行えば、10～15年くらいは手術後の状態をキープできます。スレッドのように繰り返し行う必要はないでしょう。

鳴海先生

先ほども述べたようにやはり少し傷が残ることと、術後に顔が腫れるという部分です。傷の治りに個人差はありますが、長い人だと3ヶ月ほどかかることもあります。

鳴海先生

老け顔が気になるという人がほとんどですね。40～60代くらいの女性が多くご相談に来られます。

鳴海先生

最初から全体のフェイスリフトをする必要はありません。気持ちや予算に合わせて、できる範囲で始めてみてください。術後にトラブルが起こることはほとんどありません。気になっている方はぜひ勇気をだして、まずはご相談にいらしてください。