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シミ取りレーザー治療とは?治療の種類や失敗しないための選び方を解説

 更新日:2024/01/09
シミ取りレーザー治療とは

「シミ取りレーザー治療」を耳にしたことのある方は多いでしょう。

シミ取りレーザー治療とは、シミを減らす目的で施術されるレーザー治療です。メラニン色素へ作用しシミを減らすのに有効な治療と言われています。

そのようなシミ取りレーザー治療ですが、施術を受けるにあたってクリニック選び・治療の種類が重要になります。

近年、美容医療サービスでのトラブルは増加傾向にあり、シミ取りレーザー治療も例外ではありません。また、美容医療サービスにあたるため、保険適用外となり全額自費での施術になるため、クリニック選びから慎重に行いましょう。

今回は、シミ取りレーザー治療を検討している方が注意しなければならないクリニック選びや治療の種類について解説します。

川島 栄吉

監修医師
川島 栄吉(エルテ大塚クリニック)

プロフィールをもっと見る
1983/09 北里大学医学部卒業
1984/06 北里大学病院 形成外科医局入局 研修医
1985/04 北里大学病院 麻酔科出向
1985/07 長野県佐久総合病院 外科出向
1986/07 国立横浜病院 整形外科出向
1987/01 北里大学病院 救命救急センター出向
1987/04 北里大学病院 形成外科 病棟医
1988/04 横浜南共済病院 形成外科出向
1989/04 北里大学医学部 形成外科 研究員
1990/04 西日本病院 形成外科部長
1994/05 エルテ大塚クリニック開業

シミ取りレーザー治療とは?

シミ取りレーザー治療とは?
シミ取りレーザー治療は、シミにレーザー光線を当てることでシミを消す治療です。保険適用外の治療であるため、自費診療となります。
シミは、メラニン色素が沈着することでできます。シミの原因として多いのが「日光黒子(老人性色素)」といい、紫外線が原因で加齢とともにできやすいです。
他にも、そばかすやホルモンの乱れが原因で起こる「肝斑」と呼ばれるシミもあります。
いずれの場合も、レーザー治療・光治療IPL)が有効です。これらは安全性の高い治療ですが、炎症などの副作用が出る可能性もあります。カウンセリング時に注意点や副作用を確認するようにしてください。

シミ治療に使用される主な機器

シミ治療に使用される主な機器
シミ治療では主に以下の2つの機器が使用されます。

シミ取りレーザーにはさまざまな照射モードがあり、Qスイッチレーザーはその中の1つです。
Qスイッチレーザーと光治療IPL)は共に電磁波の1種ですが、波長・パルス幅(光・レーザーを照射する時間)に違いがあります。そのため、治療できるシミの種類が違うため、シミ治療を検討している場合は確認が必要です。
それでは、具体的な治療の違いについて解説します。

Qスイッチレーザー

Qスイッチレーザーはパルス幅の調整ができ、気になる部分にピンポイントで照射ができます。
波長の使い分けもできるため、加齢による濃いシミそばかすなどの皮膚の浅い層にできた色素沈着から、皮膚の深い層にできた肝斑まで消すことができる治療です。
費用は5mm以下のシミ1つで5,000円(税込)が相場です。また太田母斑・異所性蒙古斑の治療など、生まれつきあるあざの治療にも使用されています。
照射時間は数秒という短い時間で終わり、痛みは輪ゴムで弾かれた程度の痛みです。さらにQスイッチレーザーが反応するのはメラニン色素に対してのみなので、周りの皮膚へ影響を与えずに治療することが可能です。
治療期間は、治療する疾患や面積・部位・深さによって異なります。照射後はレーザーによる赤みが30分程度続きます。また照射箇所にかさぶたができるまでの数日間はテーピングをする必要があるため、施術日の後に予定がある場合は注意しましょう。

光治療(IPL)

光治療IPL)はIPLと呼ばれる波長の光エネルギーを照射する治療です。費用は全顔1回で17,000円(税込)が相場です。
血管病変・色素病変のどちらにも作用し、光老化の治療にも用いられます。
メラニンに反応した光が色素を分解することで、シミを改善することが可能です。分解されたメラニンは少しづつ表皮に浮かび上がり、ターンオーバーによって皮膚の外に出ていきます。
光線により変異芽細胞が活性化するため、肌のキメやハリにも効果があります。施術時間は25〜30分で痛みも少ないです。
光治療IPL)の1回あたりの照射エネルギーはマイルドなため、肌へのダメージが少なくダウンタイムがほとんどありません。しかし、一度の治療で効果を得るのは難しく、3〜5回に分けて治療することが多いです。

シミ取りレーザー治療後の経過は?

シミ取りレーザー治療後の経過は?
シミ取りレーザー治療後は肌の赤みやかさぶたができるため、肌が落ち着くまでは注意が必要です。また照射時には輪ゴムで弾く程度の痛みが伴います。
照射後しばらくはテーピングをしていなければならないため、施術を受ける際には施術後に予定がない日がよいでしょう。ではシミ取りレーザー治療後の経過について、説明していきます。

照射後は洗顔可能なテーピングを行う

照射時には輪ゴムで弾かれる程度の痛みがあり、照射後は20〜30分ヒリヒリ感が生じることがあります。照射部位が顔の場合、照射後に4〜5日程度テーピングが必要になります。顔以外の場合は7日程度テーピングが必要です。
また利用するテーピングは洗顔・メイクが可能ですが、肌を強く擦らないよう気を付けてください。

4~5日でかさぶた状になりテーピングをはがす

照射から3日目頃よりかさぶたになり始め4~5日でかさぶたになるため、テープを剥がします。かさぶたが剥がれるまでは、1日1〜2回の軟膏塗布が必要です。かさぶたは無理に剥がそうとせず、自然に剥がれるのを待ちましょう。
また肌を強く擦らないように気を付けてください。

1~2週間くらいで赤みが落ち着いてくる

かさぶたが剥がれ落ちた箇所に赤みが残りますが、1〜2週間で赤みが引いていきます。またかさぶたが剥がれ落ちた後2週間程度で、レーザー焼けという色素沈着が生じる場合があります。
レーザー焼けは、シミのように茶色くなりやけどのような症状です。ほとんどの場合、一時的な症状で数ヶ月の間に治ります。またかさぶたが剥がれ落ちた後は、通常通りのメイクが可能になります。
私生活では、日焼けをしないように気をつけましょう。

シミ取りレーザー治療を受けるクリニックの選び方

シミ取りレーザー治療を受けるクリニックの選び方
シミ取りレーザー利用を受けるクリニックを選ぶ際には、以下に気を付けましょう。

  • シミ治療に関する新しい機器が揃っているかどうか
  • 院長や所属医師の経歴や所属団体などを確認
  • カウンセリングをしっかり行ってくれるか
  • アフターフォローにも力を入れているか

シミ取りレーザー治療だけでなく美容医療サービス全般で、消費者トラブルもみられることもあります。自分がトラブルに巻き込まれるリスクを減らすため、クリニック選びの段階から慎重に探しましょう。
では、シミ取りレーザー治療を受けるクリニックの選び方について、解説していきます。

シミ治療に関する新しい機器が揃っているかどうか

シミ取りレーザー治療を行うクリニックを選ぶ際には、シミ治療に関する新しい機器が揃っているクリニックを選びましょう。
シミは色素班と呼ばれ色素班に有効とされているレーザー治療は、Qスイッチレーザーピコ秒レーザーの2種類です。
ただしシミ取りにはレーザー治療だけでなく、光治療が用いられることもあります。クリニックのHPに記載の機器が新しいものであるか、確認してください。

院長や所属医師の経歴や所属団体などを確認

美容医療サービスを受けるにあたり、院長や所属医師の経歴・所属団体を確認することは重要です。
美容医療サービスはトラブルが多いため自らの身を守るためにも施術を行うクリニックに、美容医療サービスを提供するにあたり必要な資格・経歴がある医師がいるかを確認する必要があります。

カウンセリングをしっかり行ってくれるか

近年、美容医療サービスに関する相談が増加傾向にあります。美容医療サービスに関する相談は全国の消費生活センターへ寄せられ、消費者の不安を煽るような勧誘をして強引な契約を結ぶ相談事例が目立ちます。
「今すぐ治療した方が良い」「今契約しなければ間に合わない」などといった文言には注意しましょう。
前述の勧誘等はカウンセリングへ訪れた際に、商品の説明がないまま行われることが多いです。そのため、副作用を知らないまま施術を行いトラブルになるケースがあります。
カウンセリングの際には施術のメリットだけでなく、副作用まで確認する必要があります。また、本当に他の選択肢がないかなど、不安なことを聞ける環境が大切です。

アフターフォローにも力を入れているか

前述の通り美容医療サービスでは、施術後にトラブルを起こすこともあります。副作用が生じることも珍しくありません。そのため施術後にトラブルがあった場合、対応してもらえるようアフターフォローがしっかりしているクリニックを選ぶことが重要です。
施術後のアフターフォローがない場合、トラブルが起きても原因を発見するまでに時間がかかります。皮膚トラブルは施術したクリニックで診てもらうことで、原因がより早くわかるためアフターフォローのあるクリニックを選びましょう。

シミ取りレーザーを受けるならエルテ大塚クリニックへ

エルテ大塚クリニックの外観
シミ取りレーザー治療を受けるなら、エルテ大塚クリニックはいかがでしょうか。エルテ大塚クリニックは、東京都豊島区にある美容外科・形成外科です。JR山手線大塚駅北口より徒歩30秒の位置にあります。

北里大学病院・横浜南共済病院・西日本病院で、形成外科経験のある院長が平成6年に開業したクリニックです。

またエルテ大塚クリニックではQスイッチレーザーを導入しています。Qスイッチレーザーは太田母斑や肝斑の治療にも使用される先進的な医療機器であり、気になる箇所の改善が期待できるでしょう。

今回は、エルテ大塚クリニックについて紹介していきます。

日本形成外科学会所属の院長によるカウンセリング・施術・施術後までのトータルケア

エルテ大塚クリニックの院長
エルテ大塚クリニックの院長である川島栄吉医学博士は、日本形成外科学会の認定医です。また、日本形成外科学会・日本美容外科学会・日本美容医療協会に所属しています。
エルテ大塚クリニックでは、カウンセリング・施術・施術後までのトータルケアを院長が行います。そのため心配事があればカウンセリングや施術時に、直接院長へ質問ができる環境です。初めてのシミ取りレーザーでも効果や副作用など、不安に感じる点があれば院長から直接説明が受けられます。

安全性の高い先進的な美肌治療器を用いたレーザー治療

エルテ大塚クリニックでのレーザー治療は、先進的な美肌治療器が用いられます。
クリニックにはQスイッチルビーレーザーCO2レーザー・ビオラV30等、美肌治療器が複数台あります。
安全性の高さに加え、治療痕も残りにくく表皮へのダメージも抑えられる先進的な美肌治療器を用いたレーザー治療で、シワ取りやシミ除去を提供されています。

カウンセリングの際に医師へ相談することで、患者さんに合った美肌治療器や治療方法が提案されそれぞれの悩みにぴったりな施術が可能です。

豊富な機器で患者さんのお悩みに合わせた治療を提供

エルテ大塚クリニックは院長が平成6年に開業して以来、患者さんの悩みに寄り添い無理のない範囲で患者さんが希望する状態になるような施術を行っています。

上記で紹介したQスイッチルビーレーザーの他にも、フォトスキンセラピー(※1)、ビオラV30ウルトラセル(※2)、ウルトラセルQプラス(※3)、フラクショナルCO2スカーレットRF(※4)などを取り揃えています。

カウンセリングから施術・施術後のアフターフォローまでを、院長が責任を持って診察するため、悩みがある場合は些細なことでも相談してください。

(※1~4)未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

通いやすい価格設定で患者さんの希望に寄り添った治療

エルテ大塚クリニックでは、すべての施術に対して公的医療保険は適用されません。また診察時には初診料3,300円(税込)・再診療1,100円(税込)が加算されます。

シミ取りに使用されるQスイッチルビーレーザーの価格は、1照射(4〜5mm)あたり1,100円(税込)です。ただし照射範囲に応じて別料金設定となります。詳しい価格や治療方法は、カウンセリング時に確認してください。

エルテ大塚クリニックでは上記の価格でシミ取りレーザーが施術できますが、紹介した以外の美容医療サービスも豊富です。

またカウンセリング時に院長へ直接悩みを相談することで、複数の先進的な機器の中から適切な治療を提案してもらえます。

現在、シミ取りレーザーを考えている方は、エルテ大塚クリニックも検討してみてはいかがでしょうか。

エルテ大塚クリニックの基本情報

アクセス・住所・診療時間費用・治療回数・治療期間

JR山手線 大塚駅 北口 徒歩30秒

東京都豊島区北大塚2-15-10 ジュンエイビル3F

診療時間
10:00~13:00
14:00~19:00

★:14:00~16:00

Qスイッチルビーレーザー 1照射(4~5mm)
【費用】1,100円(税込)
    ※範囲に応じて別料金設定
【治療期間】1~3週間に1回
【治療回数】1~5回

フォトスキンセラピー
【費用】顔全体 22,000円(税込)
    顔全体(5回セット)88,000円(税込)
    ※部分照射は範囲に準して料金設定
【治療期間】2~4週間に1回
【治療回数】1~5回

紹介できなかったその他の治療、メリット・デメリット、費用等はオフィシャルサイトをご確認ください。

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