二重整形の片目だけの料金の目安は？片目だけ二重になる理由やメリット・デメリット・注意点も詳しく解説

片目だけ二重に整形できる？

片目だけ二重であったり、両目の二重幅に左右差があったりして、顔のバランスが悪く感じてしまう方もいます。
その場合、片目だけ二重整形手術を受けることがおすすめです。
多くの美容クリニックでは、片目だけの二重整形手術を実施しています。相談をすれば、適切な方法で二重整形を行ってくれるでしょう。
ただし、患者さんのまぶたの状態によっては、両目とも二重整形を行うことが推奨される場合もあります。
片目だけ手術を行っても、二重に左右差が生まれる可能性があるためです。
片目の二重整形を考えたら、まずはクリニックに相談にいきましょう。両目の状態を診てもらい、適切な二重整形を選択することが大切です。

二重整形の片目だけの料金の目安

二重整形を片目だけ行う場合、手術の方法によって料金は異なります。
ここでは、それぞれの手術法における料金の目安を紹介していきます。

埋没法

埋没法は、二重整形の中でも最も行いやすいといわれる手術法です。医療用の細い糸で二重をつくるため、メスを使う必要がありません。
片目だけ二重にしたい方には、埋没法が向いているケースがあります。
埋没法は、まぶたのたるみや厚みがある方の場合、二重が持続しにくいことがあります。
しかし、片方だけ二重の場合は、一重の方の目も二重になりやすい方が多いです。そのような方は、埋没法であっても二重の長期間の持続が期待できます。
また、反対側のまぶたに合わせて二重幅をつくることで、バランスも整いやすいです。
埋没法の料金は詳しい施術法によっても異なりますが、およそ40,000円〜100,000円（税込み）が目安となります。

切開法

切開法は、メスを使用して二重のラインをつくる手術法です。切開法には、部分切開法と全切開法があります。
部分切開法は、まぶたの一部を切開して二重をつくる方法です。
埋没法よりも二重が取れにくく、まぶたが厚い人でも二重がつくりやすい手術法になります。
全切開法では、二重全体のラインをメスでつくります。まぶたにたるみがある方でも、幅広の二重ラインをつくることが可能です。
切開法は、一重側の目のまぶたが二重の方よりも厚い方におすすめの手術法です。ただし、手術後の腫れやダウンタイムが長いなどのリスクもあります。
切開法の料金は、およそ150,000円〜250,000円（税込み）です。一般的に、全切開法の方が料金は高くなります。

目頭切開

目頭切開は、二重手術と一緒に行われることが多い施術です。
蒙古ヒダが張っている方は、二重手術を行っても納得のいく効果が得られないケースがあります。その場合、蒙古ヒダを切開する目頭切開と併用することがおすすめです。
目頭切開の料金は、およそ140,000円〜170,000円（税込み）かかると考えておきましょう。

片目だけ二重になる理由

そもそも、なぜ片目だけが二重になったり、両目で二重幅が異なったりするのでしょうか。
左右で差が生まれるのには、様々な要因が関係していると考えられています。

遺伝

片目だけが二重の方の中には、先天的にまぶたの左右差がある方もいます。その場合、遺伝が関係していると考えられるでしょう。
一般的に、まぶたの形状は遺伝子によって決まるといわれています。両親が二重であった場合、子どもも二重になる可能性が高くなります。
しかし、遺伝子は組み合わされるため、必ず両目が二重になるとは限りません。場合によっては、片目だけが二重になるケースもあります。
ただし、生まれつき二重幅に左右で差があったとしても、成長によって変化する場合があります。

生活習慣

後天的に片目が二重になっている場合、日常生活や生活習慣が原因となっている可能性があります。まぶたの形状には、骨格のバランスが関係しています。
日常の姿勢によって骨格のバランスが崩れると、まぶたの形状が変化してしまう場合があるでしょう。
例えば、頬杖をつく・片足重心で立つ・座るときに足を組むなどです。
これらの姿勢は左右のバランスを悪くさせ、顔の骨格にも影響する可能性があります。
眠り方も骨格に関係します。身体の片側に負担がかかる眠り方やうつぶせでの睡眠をしている方は、注意が必要です。
このような眠り方は、負担がかかっている部分の血の巡りが悪くなり、まぶたがむくんでしまいます。
慢性的なむくみが生じると、二重が一重に変化してしまうことがあります。
また、左右で視力に差がある方も注意しましょう。
視力に差があると、良く見える方の目だけを使いやすくなります。
使う方の目には筋肉が付くため、左右の目で筋力差が生まれます。
それによってまぶたの厚さも変化し、片目だけが二重となってしまう可能性があるでしょう。

加齢によるたるみ

まぶたは加齢によってたるむことがあります。そのたるみによって、二重のまぶたが片目だけ一重になるケースがみられます。
たるみが進行することによって起きるのが、「眼瞼下垂」と呼ばれる状態です。
眼瞼下垂になると、まぶたが十分に開けなくなってしまいます。そのため、眼瞼下垂の状態ではしっかりとものを見ることが難しいです。
片方の目に眼瞼下垂が起きていると、見える方の目ばかりを使ってしまうケースがあります。
その場合、目の使用頻度に差が生じることで筋肉量も変化し、片方だけが二重になってしまう可能性があります。

二重整形が取れた

過去に二重整形をしていると、片方の二重だけが取れてしまうことがあります。
特に埋没法の場合は注意が必要です。埋没法は、メスを使わずに糸で二重のラインをつくる方法になります。
この方法で二重をつくるとダウンタイムが少なく、術後の腫れや内出血も生じにくいです。
料金も比較的安いことから、選択する方も多い方法です。
しかし、切開法と比べると二重が取れやすいというデメリットもあります。
糸で二重をつくっているため、糸がゆるんだり切れたりすると二重が取れてしまいます。
特にまぶたが厚い方の場合、糸がゆるみやすいです。また、幅広い二重をつくった方も糸に負担がかかりやすいため、ゆるんでしまう可能性が高いでしょう。
埋没法よりも切開法の方が、二重が取れにくい手術といわれます。まぶたの厚い方や幅広い二重をつくりたい方は、切開法を選択すると良いでしょう。

片目だけ二重整形をするメリット

片目だけ二重の状態はバランスが悪いように感じられ、改善したいと考える方が多くいます。
片目だけの二重の改善には、アイプチ・アイテープの使用やメイクで二重のように見せる方法などが考えられます。二重整形は、その方法の中の1つです。
二重整形は手術が必要で費用もかかることから、手が出しづらいと感じる方もいるでしょう。しかし、二重整形を受けることにはメリットがあります。
以下で、二重整形のメリットについて詳しく紹介していきます。片目だけの二重に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

アイプチの手間が省ける

一重の目を二重に見せるためには、アイプチを使用する方法があります。専用ののりを使用し、一重のまぶたから二重をつくる方法です。
しかし、アイプチは一時的な二重をつくるものであるため、メイクの度に毎回使用する必要があります。
また、アイプチ専用ののりはまぶたに刺激を与えるリスクも高いです。長時間つけていると、まぶたが厚くなる可能性があります。
二重整形手術を行えば、メイクの度にアイプチを使用する手間がかかりません。さらに、アイプチでまぶたに刺激を与えるリスクも減らせます。

顔のバランスが良くなる

片方のまぶただけが二重の場合、顔のバランスが悪く感じられてしまうことがあります。中にはコンプレックスとなってしまっている方もいるでしょう。
アイプチやアイメイクで二重に見せる方法はありますが、根本的な解決にはなっていません。元から改善したいと考える方もいるでしょう。
二重整形を行えば、両方の目を二重にできます。片方の目の二重幅に合わせて二重をつくることも可能です。
左右対称の二重ができれば、顔のバランスが良くなる効果が期待できるでしょう。
ただし、まぶたの状態によっては、片方の目の手術だけではバランスが整わないケースもあります。
バランス良く左右対称のまぶたにしたいのであれば、両目に手術を受けることも検討してみましょう。

片目だけ二重整形をするデメリット

これまで、片目だけ二重整形をするメリットについて紹介してきました。しかし、二重整形にはデメリットもあります。
二重整形手術を受ける場合は、デメリットも考慮して行うと良いでしょう。
以下で詳しく解説するので、二重整形に興味のある方は確認してみてください。

整形した目だけ腫れる

手術を行った後は、まぶたが腫れるケースがあります。術後の腫れやすさや腫れが続く期間は、手術の方法によって異なります。
埋没法の場合、まぶたの腫れが長引くことは少ないです。基本的には数日で腫れが引くといわれています。
中には腫れがほとんどみられないケースもあります。その場合、術後の当日から腫れを気にすることなく過ごせるでしょう。
切開法では、埋没法よりも腫れが長引くことが多いです。
部分切開法の場合は1週間ほど、全切開法の場合は3週間ほど腫れる可能性があります。
まぶたが腫れていると、左右の二重がバランス悪く見えるケースがあります。
しかし、腫れが引くとバランスが良くなることが多いため、治まるまで様子を見るようにしましょう。
腫れがなかなか引かない場合は、医師に相談するようにしてください。

二重の幅に差が出る可能性がある

多くのクリニックでは手術前にシミュレーションを行い、二重のラインを決めます。そのため、希望通りの二重がつくられる可能性が高いです。
しかし、手術を受ける病院や担当する医師によっては、希望通りの二重がつくられないことがあります。
二重整形を行う前には、カウンセリングでしっかり自分の希望を話すようにしましょう。
その上で、信頼できる医師かどうかを見極めてみてください。
手術の結果は、手術を担当する医師の腕にも左右されます。
安心して手術を任せられると感じた医師に依頼するようにしましょう。

施術によっては元に戻る

二重整形を行ったからといって、永久的に二重になることが約束されたわけではありません。
行う施術によっては、二重が取れてしまうこともあります。
埋没法の場合、取れてしまうリスクが高いです。特にまぶたの厚い方や広い二重幅をつくった方は、二重が取れやすいでしょう。
また、術後はきれいな二重であっても、生活によって二重幅が元に戻ってしまうことがあります。
二重幅が変わることには、姿勢や左右の視力の差が関係しています。
二重が元に戻らないようにするために、改善できることは早めに改善するようにしましょう。

片目だけの二重整形で埋没法を選ぶ注意点

片目だけの二重整形を行う場合、埋没法でも十分に効果が持続する方も多くいます。元々二重だった方は二重がつくりやすく、長持ちもしやすいためです。
しかし、中には埋没法では二重が取れやすい方もいます。左右でまぶたの厚さが異なる方は、二重が取れてしまう場合があるでしょう。
さらに埋没法の場合、取れてしまっても再手術はできますが、繰り返せる回数には限度があります。
基本的に、2～3回しか手術は行えないと考えておきましょう。
埋没法で二重が取れてしまった方は、他の施術も検討してみると良いでしょう。

片方だけの二重整形をするなら納得のいく施術を選ぼう

二重整形の施術である埋没法と切開法には、それぞれ良い点と悪い点があります。
まぶたの状態によって適している方法が違うため、自分に合った施術法を選ぶようにしましょう。
また、施術方法によってかかる料金も異なります。必要な費用は事前に調べ、準備を整えておくと良いでしょう。
さらに、片方だけの二重整形を行う場合、両目の二重幅のバランスが揃えられることが大切になります。
術後の二重幅のバランスの良さには、施術を行う医師の技術力が関係します。
良い結果を望むのであれば、技術のある信頼できる医師に施術を受けましょう。
二重手術を受けたいと思ったら、まずはクリニックに相談してみてください。
自分に適した施術を見極めながら、手術を依頼したいと思える医師を見つけましょう。