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Johnson & Johnson「多発性骨髄腫治療の最前線」特集記事が公開されました

 公開日:2025/11/17
Johnson & Johnson「多発性骨髄腫治療の最前線」特集記事が公開されました

この度、当サイト「メディカルドック」は、血液がんの一種である「多発性骨髄腫」の最新治療に関する特別企画記事(全2回)を公開いたしました。

かつては平均生存期間が短いとされ、治療が非常に困難であった多発性骨髄腫ですが、この数十年間で治療法は劇的に進化を遂げ、患者さんの予後と生活の質(QOL)は大きく改善しています。

本特集では、日本の血液内科学を牽引する2名のトップドクターに、最新の4剤併用療法などの革新的な治療法がもたらす変化について、深く掘り下げてお話を伺いました。

記事の主なポイント

  • 劇的な予後の改善: 従来は平均生存が短かったこの病気が、「17年」という長期の病状コントロールが期待できる時代になった背景。
  • 高齢者への希望: 移植治療が難しい高齢の患者さんでも、日常生活を維持しながら治療を継続できるようになった新たなアプローチ。
  • 社会生活との両立: 治療を受けながら仕事や趣味などの社会活動を継続している患者さんの具体的な事例。

医学の進歩が、単に生存期間を延ばすだけでなく、病気と共に生きる患者さんの人生そのものを守る時代になったことを実感できる内容です。多発性骨髄腫と向き合う患者さんやご家族、そして医療従事者の方々に、希望と知識を提供する記事として、ぜひご一読ください。

平均生存“3年”から“17年”へ─「多発性骨髄腫治療」の最前線を医師に聞く
70歳でも諦めない! 「多発性骨髄腫」の新治療が高齢者に希望をもたらす理由

【取材医師】

鈴木 憲史 医師(日本赤十字社医療センター 骨髄腫アミロイドーシスセンター顧問)

新潟大学医学部卒業、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)大学院修了(医学博士)。東京大学医学部第3内科で血液学研究に従事後、日本赤十字社医療センターで約50年にわたり多発性骨髄腫の診療と研究に携わる。同センター第2内科部長、副院長、輸血部長を歴任し、2016年より骨髄腫アミロイドーシスセンターを立ち上げ、センター長として日本の骨髄腫診療をリード。2021年より現職。48年前に「悲惨な病気」だった多発性骨髄腫の治療成績向上に貢献し、現在も日本で最も多くの移植手術を手がける施設の一つで診療を続けている。

黒田 純也 医師(京都府立医科大学大学院医学研究科 血液内科学教授)

京都府立医科大学卒業、同大学院修了(医学博士)。京都第二赤十字病院での臨床修練、京都大学医学部での研究留学を経て、海外の研究所で細胞死研究に従事。帰国後、京都府立医科大学で講師、診療科長などを歴任し、2016年より現職。日本血液学会理事・評議員、日本骨髄腫学会副理事長などを務める。20年以上にわたり多発性骨髄腫の基礎研究と臨床に従事し、取り残されていた患者さんへの治療選択肢拡大に尽力。患者一人ひとりに最適なオーダーメイド医療の実践を通じて、高齢者でも日常生活を維持しながら治療できる時代の実現に貢献している。