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ヒートショックの初期症状とは?命に関わる体のサインと対処法を医師が解説!

 公開日:2026/02/06
ヒートショックの初期症状と身体のサイン

ヒートショックの初期段階で現れる身体の変化に気づくことは、重篤な事態を避けるために極めて重要です。めまいや立ちくらみ、動悸といった症状は、血圧の急激な変動によって生じる身体からの警告サインといえるでしょう。これらの症状を正しく理解し、適切に対処することで、より深刻な健康障害への進行を防ぐことができます。

滝村 英幸

監修医師
滝村 英幸(医師)

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2006年3月 聖マリアンナ医科大学医学部医学科卒業
2006年4月 聖マリアンナ医科大学病院 初期臨床研修医
2008年4月  済生会横浜市東部病院 循環器内科
2016年12月  総合東京病院(東京都中野区) 循環器内科
2017年 総合東京病院(東京都中野区) 心臓血管センター
2022年4月 総合東京病院(東京都中野区) 心臓血管センター 循環器内科 心臓血管インターベンション科 科長

【専門・資格・所属】
内科・循環器内科一般
冠動脈カテーテルインターベンション治療
末梢血管カテーテル治療
フットケア
心血管超音波検査

日本内科学会認定内科医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会認定心血管カテーテル治療専門医
日本心エコー図学会SHD心エコー図認定医

ヒートショックの初期症状と身体のサイン

ヒートショックは急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、身体にさまざまな症状が現れる状態です。初期段階で身体のサインに気づくことができれば、重篤な事態を避けられる可能性が高まります。

めまいや立ちくらみなどの自覚症状

めまいは、血圧の低下によって脳への血流が一時的に不足することで起こります。視界がぼやける、ふらつく、目の前が暗くなるといった感覚を伴うことが多いでしょう。立ちくらみも同様のメカニズムで、立ち上がった際に重力の影響で下半身に血液が集まり、脳への血流が減少することで発生します。

これらの症状が現れたときは、すぐに座る、しゃがむ、壁や手すりにつかまるなどして転倒を防ぐことが重要です。無理に動こうとせず、症状が落ち着くまで安静にしましょう。また、冷や汗が出る、気分が悪くなる、吐き気がするといった症状を伴う場合は、より注意が必要です。

動悸や息切れなどの循環器症状

動悸は心拍数が急激に増加したり、不規則になったりすることで感じられます。胸がドキドキする、心臓が早鐘を打つような感覚がある場合は、身体が温度変化に対応しようと血液循環を調整している状態です。通常は一時的なものですが、長時間続く場合や激しい痛みを伴う場合は注意が必要です。

息切れは、血圧の変動や心拍数の変化によって心臓の働きが一時的に低下し、身体に十分な血液や酸素が行き渡りにくくなることで起こることがあります。

これらの症状が出たときは、まず安静にして深呼吸を繰り返し、身体をリラックスさせることが大切です。症状が改善されない場合や、胸の痛み、冷や汗、強い不安感を伴う場合は、心筋梗塞などの重篤な状態に進展する可能性もあるため、すぐに救急要請や救急相談へ連絡しましょう。

まとめ

ヒートショックは、正しい知識と日常的な対策によって予防できる健康リスクです。めまいや立ちくらみ、動悸などの初期症状を見逃さず、急激な温度変化による血圧変動の仕組みを理解することが重要となります。特に高齢者や基礎疾患のある方はリスクが高いため、室温管理や入浴方法の工夫、トイレや廊下、早朝・夜間など注意が必要な場面を把握しておくことが欠かせません。あわせて、家族による見守りや緊急時の対応を共有しておくことで、万が一の事態にも備えやすくなります。

住環境の改善や生活習慣の見直しを含め、できる対策から無理なく実践していきましょう。少しでも不安や症状がある場合は、早めに医療機関へ相談することが、冬を安全に過ごすための大切な一歩となります。

この記事の監修医師