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サーモン×高脂肪食はNG? 調理法次第で肥満の引き金に…【管理栄養士解説】

 公開日:2026/01/24

サーモンと一緒に摂取する際に注意が必要な食材もあります。栄養素の吸収を妨げたり、消化不良を引き起こしたりする可能性がある組み合わせを知っておくことで、より効果的に栄養を摂取できます。サーモンに含まれる脂肪酸は、カルシウムと結合して不溶性の物質を形成する可能性があるため、大量の乳製品や小魚と同時に摂取する際には注意が必要です。また、サーモン自体が脂質を多く含むため、揚げ物や脂肪分の多い肉類と同時に摂取すると、脂質の過剰摂取につながる可能性があります。調理法を工夫し、バランスを意識することが大切です。

中西 真悠

監修管理栄養士
中西 真悠(管理栄養士)

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■経歴
2020年3月 女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科 卒業
2020年4月 株式会社野口医学研究所 入社
同年よりフリーの管理栄養士として活動開始、現在に至る

・法人向け健康経営支援サービスの立ち上げと推進(新規および既存顧客への営業活動を主導)
・食と健康に関する指導プログラムの実施(延べ2000人以上を対象にセミナーや測定会を通じて個別指導を実施)
・SNSでの情報発信によるブランディング
 ∟ Instagramにて食と健康に関する情報を発信し、フォロワー5万人超を達成
 ∟ 企業のSNS商品撮影代行やレシピ開発を400件以上実施
・サプリメントや雑貨のお客様相談室にてコールセンター業務を担当
・保険調査業務の実務を担当

食べ合わせで注意が必要な組み合わせ

一方で、サーモンと一緒に摂取する際に注意が必要な食材もあります。栄養素の吸収を妨げたり、消化不良を引き起こしたりする可能性がある組み合わせを知っておくことで、より効果的に栄養を摂取できます。

カルシウムとの過剰な組み合わせ

サーモンに含まれる脂肪酸は、カルシウムと結合して不溶性の物質を形成する可能性があります。これにより、カルシウムの吸収率が低下することがあるため、大量の乳製品や小魚と同時に摂取する際には注意が必要です。ただし、通常の食事量であればこの影響は限定的とされており、極端に避ける必要はありません。

むしろ、適度にカルシウムを含む食材と組み合わせることで、骨の健康維持に役立つと考えられています。例えば、サーモンとチーズを使った料理や、サーモンとヨーグルトを使ったソースなどは、適量であれば問題ないとされています。バランスを意識しながら、多様な食材を取り入れることが大切です。

高脂肪食との重複

サーモン自体が脂質を多く含むため、揚げ物や脂肪分の多い肉類と同時に摂取すると、脂質の過剰摂取につながる可能性があります。特に揚げたサーモンに高カロリーのソースをかけたり、バターをたっぷり使った調理法を選んだりすると、カロリーが大幅に増加します。

これらの組み合わせを完全に避ける必要はありませんが、頻度を控えることや、他の食事で脂質を抑えるなどの調整が推奨されます。また、サーモンを焼く際には余分な油を使わず、レモンやハーブで風味を付ける方法も良いでしょう。このように調理法を工夫することで、脂質の摂取量をコントロールできます。

まとめ

サーモンは良質なタンパク質やオメガ3脂肪酸、アスタキサンチン、ビタミン、ミネラルを豊富に含む栄養価の高い食材です。心血管系や脳機能、骨の健康、美容面での効果が期待される一方で、食べ過ぎによる脂質やカロリーの過剰摂取には注意が必要です。適切な摂取量と頻度を守り、他の食材とバランス良く組み合わせることで、健康維持に役立ちます。また、適切な保存方法を実践し、鮮度を保ちながら美味しく摂取することが大切です。日常の食事にサーモンを上手に取り入れ、豊かな食生活を楽しみましょう。なお、本記事で紹介した健康効果には個人差があり、年齢や基礎疾患、生活環境などの条件によって現れ方は異なります。気になる症状がある場合や、特定の疾患をお持ちの方は、専門家にご相談されることをおすすめします。

この記事の監修管理栄養士