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冷蔵庫の「どこ」に入れるのが正解?チーズの種類ごとに異なる理想の保存温度とは

 公開日:2026/01/29
冷蔵庫の「どこ」に入れるのが正解?チーズの種類ごとに異なる理想の保存温度とは

チーズは保存方法によって鮮度や風味が大きく変わります。適切に保存することで、美味しさを長く保ち、食品ロスの削減にもつながります。ナチュラルチーズとプロセスチーズでは保存のポイントが異なるため、それぞれの特徴に合わせた保存方法を理解することが大切です。ここでは、チーズの種類別に正しい保存方法を詳しく解説します。

中西 真悠

監修管理栄養士
中西 真悠(管理栄養士)

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■経歴
2020年3月 女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科 卒業
2020年4月 株式会社野口医学研究所 入社
同年よりフリーの管理栄養士として活動開始、現在に至る

・法人向け健康経営支援サービスの立ち上げと推進(新規および既存顧客への営業活動を主導)
・食と健康に関する指導プログラムの実施(延べ2000人以上を対象にセミナーや測定会を通じて個別指導を実施)
・SNSでの情報発信によるブランディング
 ∟ Instagramにて食と健康に関する情報を発信し、フォロワー5万人超を達成
 ∟ 企業のSNS商品撮影代行やレシピ開発を400件以上実施
・サプリメントや雑貨のお客様相談室にてコールセンター業務を担当
・保険調査業務の実務を担当

チーズの適切な保存方法

チーズは保存方法によって鮮度や風味が大きく変わります。適切に保存することで、美味しさを長く保ち、食品ロスの削減にもつながります。ここでは、チーズの正しい保存方法について解説します。

ナチュラルチーズの保存のポイント

ナチュラルチーズは生きた乳酸菌を含む場合があり、保存環境によって熟成が進んだり、風味が変化したりします。開封前は製品に記載された保存方法に従い、冷蔵庫内の温度変化が少ない場所(チルドルームや野菜室)で保存するのが理想的です。温度は4〜8℃程度が適しており、0℃に近い冷蔵室では風味が損なわれることがあります。
開封後は空気に触れると乾燥や酸化が進むため、できるだけ空気を遮断することが重要です。元のパッケージのまま保存するのではなく、ラップで包んだ後、さらにアルミホイルで覆うか、密閉容器に入れることが推奨されます。ラップだけでは水分が抜けやすく、アルミホイルだけでは湿気がこもりやすいため、両方を組み合わせるとより効果的です。

プロセスチーズの保存方法

プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱して溶かし、再び固めたものです。加熱処理により乳酸菌が失活しているため、ナチュラルチーズよりも保存性が高いです。日本で一般的に流通しているプロセスチーズは、要冷蔵(10℃以下)での保存が基本です。一部の常温保存可能と明記された製品を除き、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
開封前のプロセスチーズは、パッケージに記載された保存方法に従います。多くの場合、直射日光を避けた涼しい場所であれば常温保存も可能ですが、夏場など気温が高い時期は冷蔵庫で保存する方が安全です。開封後は空気に触れないようにラップで包み、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。プロセスチーズは開封後も比較的日持ちしますが、風味の劣化を防ぐために2週間程度で食べきることが理想的です。
スライスチーズや個包装のプロセスチーズは、1回分ずつ包装されているため扱いやすく、保存も簡単です。未開封の個包装は冷蔵庫で保存し、開封したものはできるだけ早く食べることが推奨されます。また、一度冷凍したチーズは解凍後に食感が変わることがあるため、冷凍保存は基本的に推奨されません。どうしても冷凍する場合は、細かく刻んで調理用に使うなど、用途を限定すると良いでしょう。ただし、ピザ用チーズなどのシュレッドタイプは、冷凍保存との相性が良く、パラパラの状態で凍らせれば加熱調理に便利です。

まとめ

チーズは豊富な栄養素を含み、骨や歯の健康維持、腸内環境の改善、免疫機能のサポートなど、さまざまな健康効果が期待できる食品です。一方で、脂質や塩分が多く含まれるため、食べ過ぎると肥満や高血圧などのリスクが高まる可能性があります。適量を守り、食物繊維やビタミンCを含む食材と組み合わせることで、栄養バランスの取れた食生活を実現できます。また、適切な保存方法を実践することで、チーズの美味しさを長く楽しむことができるでしょう。日々の食事にチーズを上手に取り入れ、健康的な生活をサポートしていきましょう。

この記事の監修管理栄養士

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