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チーズに生えた“あの色のカビ”は要注意?食べてはいけない劣化のサイン

 公開日:2026/01/30
チーズに生えた“あの色のカビ”は要注意?食べてはいけない劣化のサイン

チーズは種類によって保存可能な期間が異なります。また、劣化したチーズを見分けるためのサインを知っておくことも重要です。ハードタイプやソフトタイプなど、チーズの種類ごとの保存期間の目安や、見た目や臭いから判断する劣化の見分け方について説明します。安全にチーズを楽しむための知識を身につけましょう。

中西 真悠

監修管理栄養士
中西 真悠(管理栄養士)

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■経歴
2020年3月 女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科 卒業
2020年4月 株式会社野口医学研究所 入社
同年よりフリーの管理栄養士として活動開始、現在に至る

・法人向け健康経営支援サービスの立ち上げと推進(新規および既存顧客への営業活動を主導)
・食と健康に関する指導プログラムの実施(延べ2000人以上を対象にセミナーや測定会を通じて個別指導を実施)
・SNSでの情報発信によるブランディング
 ∟ Instagramにて食と健康に関する情報を発信し、フォロワー5万人超を達成
 ∟ 企業のSNS商品撮影代行やレシピ開発を400件以上実施
・サプリメントや雑貨のお客様相談室にてコールセンター業務を担当
・保険調査業務の実務を担当

チーズの保存期間と劣化のサイン

チーズは種類によって保存可能な期間が異なります。また、劣化したチーズを見分けるためのサインを知っておくことも重要です。ここでは、保存期間の目安と品質チェックの方法について説明します。

種類別の保存期間の目安

チーズの保存期間は、水分含有量や熟成度によって大きく異なります。ハードタイプのチーズは水分が少なく、微生物の繁殖が抑えられるため、比較的長期保存が可能です。未開封のパルメザンチーズやチェダーチーズは冷蔵保存で数ヶ月持つこともありますが、開封後は1〜2ヶ月程度を目安に消費することが推奨されます。
セミハードタイプのチーズ(ゴーダ、エダムなど)は、開封後2〜3週間程度が保存の目安です。ソフトタイプのチーズ(カマンベール、ブリーなど)は開封後1〜2週間、フレッシュタイプのチーズ(モッツァレラ、リコッタなど)は開封後2〜3日以内に食べきることが望ましいとされています。ブルーチーズなどのカビを利用したチーズは、元々カビが生えているため判断が難しいですが、開封後2週間程度を目安にし、異常なカビや変色がないか注意します。
プロセスチーズは加工されているため保存性が高いですが、開封後は冷蔵保存で2〜3週間程度が目安ですが、風味を保つためには早めに消費することが理想的です。これらの期間はあくまで目安であり、保存環境や製品の状態によって変わるため、実際に食べる前には必ず状態を確認することが大切です。

劣化の見分け方と対処法

チーズが劣化すると、見た目や臭い、味に変化が現れます。まず見た目では、表面に異常なカビが生えていないか確認します。白や青のカビは意図的に使用されることがありますが、ふわふわした白カビ(後から生えたもの)、黒や緑、ピンクなどのカビは通常のチーズには見られないため、廃棄の目安となります。また、表面が乾燥してひび割れたり、ぬめりが出たりしている場合も劣化のサインです。
臭いでは、アンモニア臭や腐敗臭がする場合は食べるのを避けるべきです。チーズ特有の発酵臭とは異なる、明らかに不快な臭いがする場合は、微生物による腐敗が進んでいる可能性があります。味では、極端に苦い、酸っぱい、刺激的な味がする場合は劣化していると考えられます。
もし表面に少量のカビが生えた場合、ハードタイプのチーズであればカビの部分から周囲1〜2cm程度を厚く切り取れば残りを食べられることもありますが、ソフトタイプやフレッシュタイプのチーズは内部まで菌糸が広がっている可能性があるため、廃棄することが推奨されます。安全性を最優先し、少しでも疑わしい場合は食べないという判断が重要です。定期的に冷蔵庫の中を確認し、消費期限や状態をチェックする習慣をつけることで、食品ロスと健康リスクの両方を減らすことができるでしょう。

まとめ

チーズは豊富な栄養素を含み、骨や歯の健康維持、腸内環境の改善、免疫機能のサポートなど、さまざまな健康効果が期待できる食品です。一方で、脂質や塩分が多く含まれるため、食べ過ぎると肥満や高血圧などのリスクが高まる可能性があります。適量を守り、食物繊維やビタミンCを含む食材と組み合わせることで、栄養バランスの取れた食生活を実現できます。また、適切な保存方法を実践することで、チーズの美味しさを長く楽しむことができるでしょう。日々の食事にチーズを上手に取り入れ、健康的な生活をサポートしていきましょう。

この記事の監修管理栄養士

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