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50歳からの新習慣! 「前立腺がん」を予防する食事と定期検査を受けるべき人の特徴

 公開日:2026/01/01
前立腺がんのリスク要因と予防

前立腺がんの発症には、年齢や遺伝的要因、生活習慣などが関与していると考えられています。50歳以降で発症が増え始め、家族歴がある場合にはリスクが高まります。確実な予防法は確立されていないものの、健康的な生活習慣を心がけることは意義があり、定期的なPSA検査による早期発見が現時点で実行可能な対策となります。

新村 浩明

監修医師
新村 浩明(ときわ会 常磐病院)

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ときわ会常磐病院院長
いわき市医師会副会長
いわき市病院協議会副理事

【経歴】
平成5年 富山大学医学部卒
平成5年 東京女子医科大学泌尿器科入局
平成17年9月 ときわ会 いわき泌尿器科病院
平成23年6月 ときわ会 常磐病院(福島県いわき市)
平成27年9月 ときわ会 常磐病院 院長就任

【資格】
日本泌尿器科学会 専門医・指導医
日本透析医学会 専門医・指導医
日本臨床腎移植学会 認定医
日本核医学会 PET核医学認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本泌尿器内視鏡学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会 技術認定医

前立腺がんのリスク要因と予防

前立腺がんの発症には、年齢や遺伝的要因、生活習慣などが関与していると考えられています。リスク要因を知り、可能な範囲で予防に努めることは意義がありますが、確実な予防法が確立されているわけではないため、早期発見と早期治療が重要です。

主なリスク要因

前立腺がんのリスクを高める要因として、まず年齢が挙げられます。前立腺がんは50歳以降で発症が増え始め、60歳以上で診断される方が大半を占めます。次に、家族歴も重要な要因であり、父親や兄弟に前立腺がんの病歴がある場合、リスクが2倍から3倍程度高まるとされています。

また、欧米では、高脂肪食や肉類の過剰摂取、肥満などが前立腺がんのリスクを高める可能性が指摘されていますが、明確な因果関係は完全には解明されていません。アジア諸国では発症率が低い傾向がある一方、近年は生活習慣の欧米化に伴い、日本でも発症率が上昇しています。

予防のための生活習慣

前立腺がんを確実に予防する方法は現時点では存在しませんが、健康的な生活習慣を心がけることは、全般的ながんのリスクを低減するうえで有益です。バランスの取れた食事を心がけ、野菜や果物、魚類を積極的に摂取し、動物性脂肪の過剰摂取を控えることが推奨されます。

トマトに含まれるリコピンや、大豆製品に含まれるイソフラボンには、前立腺がんのリスクを低減する可能性が示唆されていますが、過度な期待は禁物です。また、適度な運動習慣を持ち、肥満を避けることも重要です。喫煙や過度の飲酒は、がん全般のリスクを高めるため、控えることが望ましいでしょう。何より、定期的なPSA検査を受け、異常があれば早期に対処することが、現時点で実行可能ながん対策です。

まとめ

前立腺がんの診断を受けた際には、誰もが不安を感じるものです。しかし、早期に発見し適切な治療を受ければ、良好な経過をたどることができるがんの一つでもあります。治療法は多岐にわたり、手術療法、放射線療法、ホルモン療法など、患者さんの状態や希望に応じた選択が可能です。

費用面では、高額療養費制度や医療費控除、民間保険を活用することで、経済的な負担を軽減できます。前立腺がんは初期症状に乏しいため、定期的なPSA検査による早期発見が何よりも重要です。不安や疑問があれば、泌尿器科の専門の医師に相談し、納得のいく治療を選ぶことが大切です。ご自身の身体と向き合いながら、医師や医療スタッフと協力して、より良い治療と生活を目指していきましょう。

この記事の監修医師