「梅毒」ってどんな病気?感染経路についても解説!【医師監修】
公開日:2026/03/12

近年、日本では梅毒の患者さんが増加しています。梅毒は有効な薬があるため、早期に治療を行えば治ることが期待できますが、放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があります。また、梅毒は気付きにくく、ほかの病気と見分けることが難しい病気です。本記事では、梅毒の基礎知識について解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「梅毒」に感染すると「唇」にどんな症状が現れる?進行すると唇はどうなるかも解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
林 良典(医師)
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【出身大学】
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医、禁煙サポーター
【診療科目】
総合診療科、老年科、感染症、緩和医療、消化器内科、呼吸器内科、皮膚科、整形外科、眼科、循環器内科、脳神経内科、精神科、膠原病内科
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医、禁煙サポーター
【診療科目】
総合診療科、老年科、感染症、緩和医療、消化器内科、呼吸器内科、皮膚科、整形外科、眼科、循環器内科、脳神経内科、精神科、膠原病内科
梅毒の基礎知識

梅毒とはどのような病気ですか?
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌が引き起こす感染症です。梅毒は、さまざまな全身の症状を引き起こし、治療の遅れが重大な合併症をを引き起こすこともあります。一方で、有効な薬で適切に治療をすれば症状の改善が期待できます。
梅毒の原因と感染経路を教えてください
梅毒の原因は、梅毒トレポネーマという細菌です。主に性的な接触によって感染します(性感染症)。梅毒トレポネーマに感染すると、皮膚や粘膜に潰瘍(かいよう)や発疹(ぶつぶつ)などがみられるようになります。これらの潰瘍や発疹には梅毒トレポネーマがたくさん存在しており、この部分の性的な接触によって人から人へ感染します。
具体的には、陰茎や膣(ちつ)、肛門、お口などの粘膜どうし、あるいは粘膜と皮膚どうしが直接触れる性的な接触(性交、オーラルセックス、アナルセックスなど)でうつります。また、そのほかの感染経路として、母子感染があります。妊婦さんが梅毒に感染すると、胎盤を通じておなかの中の赤ちゃんにも感染する場合があり、これを母子感染と呼びます。
梅毒は唇から感染することはありますか?
梅毒は、唇から感染することもあります。感染した方の性器などにある梅毒の病変部や分泌液が、お口の粘膜や唇に触れることで感染します。また、お口の中や唇の病変が、性器や唇に接触することで、感染することもあります。
編集部まとめ

梅毒は近年、日本で急激に増えている性感染症です。早期に適切な治療ができれば、完全に治すこともできる可能性があります。しかし、初期には痛みなどを伴わないため、気付かず放置してしまうケースもあります。早期発見し治療をすることで、梅毒から自分自身と大切なパートナーを守りましょう。
参考文献