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「自律神経失調症」を発症したら「食べてはいけないもの」はご存知ですか?

 公開日:2025/03/08

自律神経失調症で控えたほうがいいものについて解説していきます。

※この記事はMedical DOCにて『「自律神経失調症」を発症したら「食べてはいけないもの」はご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

伊藤 有毅

監修医師
伊藤 有毅(柏メンタルクリニック)

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専門領域分類
精神科(心療内科),精神神経科,心療内科。
保有免許・資格
医師免許、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医

自律神経失調症で控えたほういいものと症状を改善できる栄養素や食事のポイント

自律神経失調症で控えたほうがいいものについて教えてください。

自律神経失調症で控えたほうがいいものとして、以下のものがあげられます。

  • 炭水化物
  • 砂糖を多く含むお菓子

これらは、血糖値の急激な変化が起こり自律神経が乱れる原因となる食べ物です。絶対に食べてはいけないわけではありませんが、過剰摂取に注意しましょう。これまでの食生活を見直し、バランスのとれた3食の食事を心がけることが大切です。

自律神経失調症の症状を改善できる栄養素には何がありますか?

自律神経失調症の改善に期待できる栄養素は以下のようなものがあげられます。

  • タンパク質
  • ビタミンA・B・C・E

バランスよく栄養を摂取することで自律神経をコントロールし症状を緩和してくれたり、全身の抵抗力を高めてくれたりする効果が期待できます。医師から食事の指導をされることもあるため、アドバイスを聞きながら治療を進めていきましょう。

自律神経失調症での食事のポイントはありますか?

自律神経失調症の食事のポイントとして、腸内環境を整えることが大切です。腸は第2の脳ともいわれており、脳がストレスを感じると自律神経によって腸に伝わります。緊張や不安なことがあるとお腹の調子が悪くなることがあるのもそのためです。腸内環境を整えることは、自律神経のバランスを整えることになります。そのためには、日々の食生活を見直すことがおすすめです。ヨーグルトやサプリメントなどを毎日摂り続けることで、自律神経失調症を改善する効果に期待できます。腸内環境は何を食べるかによってよい状態にも悪い状態にも変わります。腸内環境を整えるためにも一度日々の食事を見直してみましょう。

編集部まとめ

自律神経が乱れることで引き起こされるのが自律神経失調症です。症状は個人によってさまざまで、検査にいっても原因がわからないといわれることも少なくありません。

そんな自律神経失調症を改善するために食事を見直すことも大切です。食事を見直す際は、タンパク質や鉄・ビタミンA・ビタミンB群などバランスよく栄養を摂取しましょう。

特に気をつけるポイントとして、控えたほうがいいものがあります。それは、炭水化物や砂糖を多く含むお菓子です。これらは、血糖値の急激な変化が起こり自律神経が乱れる原因となります。過度な摂取に気をつけましょう。

また、腸内環境を整えることも自律神経失調症を改善するひとつのポイントです。ヨーグルトやサプリメントなどを毎日摂り続けることで、症状改善の効果に期待できます。

これまでご紹介してきた日々の食べものの見直しだけでなく、散歩や体操などのストレス解消法も取り入れながら、自律神経失調症の改善に取り組みましょう。

焦らず自分のペースで進めることで、きっと効果があらわれてきます。

この記事の監修医師

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