何を食べると「メネトリエ病」の症状を悪化させる?完治の有無についても医師が解説!

メネトリエ病は胃の皺壁(すうへき)と呼ばれるヒダが膨張し、浮腫・吐き気・体重減少・下痢・低蛋白血症などの症状があらわれる病気です。
無症状な場合もありますが、他に腹痛や食欲不振などの症状もあります。
たとえ症状が軽かったとしても、胃潰瘍や胃がんとの併発の恐れもあるため、注意の必要な病気なのです。
しかし、早期に適切な治療を行うことによって、合併症のリスクを下げる上に完治も目指せます。
今回の記事では、メネトリエ病の食事の注意点も解説します。
気になる症状のある方は受診をためらわずに、お近くの医療機関にご相談ください。
※この記事はメディカルドックにて『「メネトリエ病」を発症すると現れる症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
メネトリエ病の食事の注意点

メネトリエ病は治りますか?
特に、原因が胃癌などの重篤な疾患である場合には、早期発見・早期治療が必要です。
例えば、メネトリエ病の原因がヘリコバクター・ピロリ菌の場合やサイトメガロウイルスの場合は、適切な薬物療法を行います。
また、症状として低蛋白血症があれば、高蛋白食を複数回に分けて摂取するなどの食餌療法を行います。
メネトリエ病と診断された場合の食事の注意点を教えてください。
- 消化の良い食品を選ぶ
- 温かいものにして食べる
- 脂っこいもの・辛いもの・飲酒は控えめに
消化の良い食品を選び、小分けにして摂取することが大切です。消化の良い食品の一例には、蒸した野菜や魚、柔らかく煮込んだ肉などがあります。
また、温かい食事は胃腸の動きを促進し、消化を助けます。そのため、冷たい飲み物や食べ物は避け、温かい食事を摂るようにしましょう。
他にも、 大量の食事を一度に摂取することは、胃底部の拡張性を低下させる恐れがあります。そのため、食品を小分けにして、ゆっくりと食べることが大切です。
また、脂っこいもの・辛いもの・飲酒は胃腸を刺激するため、消化不良になる場合があります。
そのため、摂りすぎには注意しましょう。以上のような食生活を意識し、消化の良い食品を中心にバランスの良い食事を摂取することが、メネトリエ病の治療に役立ちます。
具体的な食事内容に関しては、医師や栄養士に相談することが進められています。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
また、症状が軽いからといって受診をためらわずに気になる症状がある場合は、なるべく早くお近くの医療機関にご相談ください。
あなたを支える人たちが必ずそばにいてくれます。患者さんの症状の改善と、普段通りの健康な日常が取り戻せることを願っています。
編集部まとめ

ここまで、メネトリエ病の症状・発症の原因・治療方法・合併症・食事の注意点も解説しました。
メネトリエ病は適切な医療を受けることに加えて、日々の食生活を見直す必要があります。
例えば、消化の良い蒸し野菜や魚などを積極的に摂りましょう。
また、胃に負担をかける脂っこいもの・辛いもの・アルコールは避けなければなりません。
そして、症状が軽いからといって受診をためらう方が多く、重症化に繋がる恐れがあります。
気になる症状がある場合は、症状の軽いうちにお近くの医療機関にご相談ください。
参考文献