「ほうじ茶」と”煎茶”どちらが「カフェイン量」が多い?管理栄養士が解説!

ほうじ茶のカフェイン量はどれくらい?メディカルドック監修医がカフェインの一日の摂取量を解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「ほうじ茶のカフェイン量」はどれくらいかご存じですか?管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
中岡 紀恵(管理栄養士)
目次 -INDEX-
「カフェイン」とは?

コーヒーやお茶に含まれる苦み成分で、アルカロイドの一種です。カフェインには、適量摂取することにより、覚醒作用や疲労回復作用、利尿作用などがありますが、過剰摂取には注意が必要です。
日本国内でも、コーヒーやお茶として古くから飲まれてきました。
また、食品に添加されるカフェイン(抽出物)については、既存添加物名簿に収載され、厚生労働省により食品添加物として使用することが従来から認められています。更に、医薬品としても処方されています。現在では、この他にエナジードリンク、眠気覚まし用の清涼飲料水、サプリメント、ガムなど様々な製品に添加されています。
カフェインの一日の摂取量

健康な成人におけるカフェインの一日あたりの摂取目安は、海外の基準を参考に最大400mg程度とされています。これは一般的なマグカップのコーヒーで約3~4杯分に相当します。妊娠中や授乳中の方、妊娠を予定している女性については、欧州食品安全機関(EFSA)により1日200mg以下が推奨されており、カナダやアメリカの保健機関でも同様の上限が示されています。
日本ではカフェインの一日あたりの摂取許容量に関する明確な基準は設けられていませんが、消費者庁や厚生労働省などがこれらの海外基準を参考として紹介しています。摂取量の目安として活用されることが多く、個人の体質や健康状態に応じた配慮が求められます。
ほうじ茶のカフェイン量はどれくらい?

ほうじ茶には浸出液100mL当たり20mgのカフェインが含まれています。ほうじ茶は、煎茶や番茶、茎茶などを強火で焙じて作られた緑茶の一種です。焙煎することにより、カフェインが一部揮発したり、茶葉に残る量が減少したりすると考えられています。ただし、すべてのカフェインが取り除かれるわけではなく、焙煎による具体的な変化は目に見えるものではありません。お茶農家さんによれば、焙煎時に立ちのぼる煙や変色から、成分の変化を感じ取ることがあるそうです。焙煎によって香ばしい香りが引き出され独特な風味が特徴的です。苦みや渋みが少なく、カフェインも控えめなので幅広い年齢層に好まれています。和食だけでなく、最近流行りのスパイスカレーとの相性も抜群です。
ほうじ茶とその他の飲み物のカフェイン量

ほうじ茶に含まれているカフェインの量は20mg/100mL(浸出液に含まれる量、以下同様とする)コーヒーには60mg、緑茶では、玉露には160mg、煎茶20mg、エナジードリンクには32~300mg、製品1本当たりでは36~150mgのカフェインが含まれていますが、製品によってカフェインの量及び内容量が異なりますので食品成分表示を確認するなど、注意が必要です。
「ほうじ茶のカフェイン量」についてよくある質問

ここまでほうじ茶のカフェイン量について紹介しました。ここでは「ほうじ茶のカフェイン量」についてよくある質問に、メディカルドック管理栄養士がお答えします。
カフェインが少ないお茶について教えてください。
中岡 紀恵
カフェインの少ないお茶には、ほうじ茶、玄米茶、番茶、プーアル茶などがあり、リラックス効果等が期待できます。ミネラル豊富な麦茶、ポリフェノールが豊富で抗酸化作用のあるルイボスティー、ルチン含有で生活習慣病予防も期待できるそば茶、珈琲のような味わいで妊産婦さんにも優しいたんぽぽ茶などは、ノンカフェインです。ご自身に合ったお気に入りのお茶を見つけて楽しむのも良いですね。
まとめ
ほうじ茶には緑茶やコーヒーなどより少ない量ですが、カフェインが含まれています。リラックス効果や抗酸化作用等の健康効果が期待できると同時に、過剰摂取のリスクもあります。カフェインの感受性は人それぞれで異なりますので、ご自身に合った飲み方を見つけて、日々の生活に上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。
「カフェイン」と関連する病気
「カフェイン」と関連する病気は8個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器系の病気
- 頻脈
- 動悸
- 不整脈
消化器系の病気
- 嘔吐
- 下痢
- 胃痛
内科の病気
- 不眠
- 頭痛
「カフェイン」と関連する症状
「カフェイン」と関連している、似ている症状は3個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
- だるい
- 脱水
- ふらつき