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「バセドウ病」の初期症状・原因を医師が解説! 早期発見・早期治療の重要性

 公開日:2024/01/11

体重が減少するほか、目の痛みや精神症状など、様々な症状が表れる「バセドウ病」。今回は、バセドウ病の初期症状や原因について「とき内科クリニック座間駅前」の土岐先生に解説していただきました。

土岐 卓也

監修医師
土岐 卓也(とき内科クリニック座間駅前)

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2008年3月北里大学医学部卒業。北里大学内分泌代謝内科、平塚共済病院内科、横浜労災病院内分泌・糖尿病センターなどに勤務。2019年3月北里大学大学院にて医学博士号を取得。2022年5月「とき内科クリニック座間駅前」開院。日本内科学会、日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本甲状腺学会、日本高血圧学会、日本抗加齢医学会、日本糖尿病協会に所属。日本内科学会認定医、日本糖尿病学会認定専門医・指導医、日本内分泌学会認定専門医・指導医、日本糖尿病協会認定療養指導医、日本医師会認定産業医、難病指定医。

編集部編集部

バセドウ病とはどんな病気ですか?

土岐 卓也先生土岐先生

バセドウ病は、代謝などを司り全身の臓器に作用する「甲状腺ホルモン」が過剰に産生される病気で、「甲状腺機能亢(こう)進症」に分類されます。男女比は1:3~5くらいで女性に多く、なかでも20~30代の若い世代によくみられます。

編集部編集部

どんな症状がみられるのでしょうか?

土岐 卓也先生土岐先生

典型的な症状として、体重減少や動悸、指の震え、眼痛、暑がり、発汗などがみられます。疲れやすさや下痢、筋力の低下、精神的なイライラや落ち着きのなさ、不眠などを生じることもあるほか、女性では生理が止まってしまうこともあります。喉仏のすぐ下あたりにある甲状腺は大きく腫れ、目が飛び出たり、完全に閉じなかったりする形態的な症状がみられることもあります。このほか、特に男性では糖質の多い食事をした後や運動後などに、手足が突然動かなくなる発作(周期性四肢麻痺)を生じることもあります。

編集部編集部

バセドウ病の原因は何ですか?

土岐 卓也先生土岐先生

バセドウ病は「自己免疫疾患」のひとつで、本来ウイルスなどの外敵から体を守るための「免疫」が、自分の臓器(甲状腺)を攻撃してしまうことで発症します。具体的なメカニズムは未だはっきり分かっていないこともありますが、バセドウ病になりやすい体質の人がウイルス感染や強いストレス、妊娠・出産などの変化をきっかけに発症するのではないかといわれています。

編集部編集部

確実な予防法はないのでしょうか?

土岐 卓也先生土岐先生

残念ながら確実な予防法はありません。しかし、早期発見・早期治療によって過剰に分泌される甲状腺ホルモンを、正常な量に戻していくことは可能です。

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