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前歯を白く整える「ラミネートベニア」の費用は? 治療の流れや回数を歯科医が解説

 公開日:2026/04/15
ラミネートベニア治療の流れや費用

「歯の色や形が気になる」「歯のすき間を治したい」といったお悩みを解決する選択肢の1つに、「ラミネートベニア」という治療法があります。ラミネートベニアは歯を削る量を最小限に抑えながら、前歯の見た目が改善できる治療法として注目を集めています。今回は、ラミネートベニアの治療の流れ、費用について、「ブランデンタルクリニック」の溝口先生に解説していただきました。

溝口 久勝

監修歯科医師
溝口 久勝(ブランデンタルクリニック)

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福岡歯科大学卒業後、広島大学で研修医過程を修了。2024年、地元である広島に「ブランデンタルクリニック」を開業。患者一人ひとりの背景を考慮しながらニーズを的確にとらえ、口腔環境をより健康に、より長く良好に保つための治療を提供している。小児から成人まで対応できる年齢層も幅広く、予防的な要素を含む審美治療への思いは熱い。

編集部編集部

ラミネートベニアの治療の流れや通院回数、治療期間を教えてください。

溝口 久勝先生溝口先生

治療は、おおよそ3~4回の通院で完了します。初回は詳しい検査とお口の状態を確認し、具体的にどのような形や色にしたいかなど、詳細なカウンセリングを実施します。そこで具体的な治療日が決まったら、2回目の来院で歯を少し削った後、仮歯を装着します。その後、技工所でベニアを作成し、3回目の来院で最終的なベニアを装着します。最後に、噛み合わせの調整や亀裂の有無、知覚過敏症状のチェックなどをおこない、治療は終了です。治療期間については通院頻度によりますが、おおむね1カ月以内で終了します。

編集部編集部

ラミネートベニアでは、どの程度歯を削るのでしょうか?

溝口 久勝先生溝口先生

通常のラミネートベニアで歯を削る量は0.5mm以内です。歯の凸凹を整える程度であれば0.3mm以下で済むこともありますし、歯が引っ込んでいて盛り上げる必要があるケースではほとんど削らない場合もあります。歯のエナメル質の厚みはおよそ2mmなので、この程度の切削であれば、治療後にしみたり痛んだりする心配もほとんどありません。さらに近年は、歯をまったく削らない「ノンプレップベニア」も登場しています。

編集部編集部

治療中に痛みはありますか? 麻酔は必要なのでしょうか?

溝口 久勝先生溝口先生

神経の通っていないエナメル質だけを削るため基本的に痛みはなく、多くの場合は麻酔なしで治療が可能です。ただし、「歯ぐきが下がっている」「知覚過敏症状がある」「歯を削ることに不安が強い」といった場合は、安心して治療を受けていただくために麻酔を使用することもあります。

編集部編集部

ラミネートベニアの費用について、保険適用の有無や費用の目安を教えてください。

溝口 久勝先生溝口先生

ラミネートベニアは保険適用外(自由診療)で、一般的な相場は1本あたり5~10万円程度です。ただし、歯科医院によって使用する材質や技工料が異なるため、実際の費用は医院や選択する材料の種類によって大きく変わります。丈夫さを重視するか、見た目を重視するかなど、患者さんのニーズによっても費用は変動するので、治療前によく確認しておきましょう。

※この記事はメディカルドックにて<「ラミネートベニア」が向いている人の特徴はご存じですか? 費用や注意点、メリット・デメリットも歯科医が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修歯科医師