「大腸ポリープの予防」に何を飲むと良いかご存知ですか?医師が徹底解説!

大腸ポリープ切除後の注意点とは?Medical DOC監修医が大腸ポリープの予防法などを解説します。
※この記事はMedical DOCにて『「大腸ポリープ切除後」の食事メニューや控えた方がよい食事はご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
和田 蔵人(わだ内科・胃と腸クリニック)
目次 -INDEX-
「大腸ポリープ」とは?
大腸とは水分の吸収を行い、便を作るはたらきをしている全長1.5〜2mの長さの筒状の臓器です。「大腸ポリープ」とは大腸の内腔(内側)に向かって限局的に隆起する(盛り上がる)病変のことをいいます。
大腸ポリープの予防法
ダイエット
以前から肥満と大腸ポリープの関連性は指摘されており、BMI(身長と体重から算出される体格指数)が増加すると大腸ポリープのリスクが(特に男性において)高くなるとの報告もあります。[蔵和1] 肥満は糖尿病や他の生活習慣病のリスクにもなるため、食生活の見直しや運動によるダイエットは必要となります。
飲酒を控える
アルコール(特にビールや日本酒)には糖質が多く含まれており、糖質の過剰摂取は肥満につながるため、大腸ポリープの原因となりえます。飲酒自体を控えたり、糖質の少ないアルコール(焼酎やウイスキーなど)を選ぶことが大腸ポリープの予防となります。ただしいくら糖質が少なくても過度の飲酒は肝臓などにも負担をかけるため注意しましょう。
乳酸菌飲料
乳酸菌飲料には、腸内細菌のバランスを整える効果があり、大腸ポリープの予防となる可能性があると言われています。ただし、血糖を上昇させてしまうため、飲み過ぎには注意しましょう。
「大腸ポリープの切除後」についてよくある質問
ここまで大腸ポリープの切除後の注意点などを紹介しました。ここでは「大腸ポリープの切除後」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
大腸ポリープの切除後は何日間安静にするべきでしょうか?
和田 蔵人 医師
大腸ポリープの切除後の代表的な合併症に出血がありますが、切除後3日までの間に発生することが多いとされています。ただし7日以降に発生するものもあり、5-7日間は安静にしましょう。
大腸ポリープの切除後にコーヒーは飲めますか?
和田 蔵人 医師
大腸ポリープの切除後数日間はコーヒーを飲むのは控えましょう。これはコーヒーに含まれているカフェインが、腸に刺激を与えるため出血などの合併症のリスクを高める可能性があるためです。
大腸ポリープの切除後に甘いものやヨーグルトを食べても大丈夫でしょうか?
和田 蔵人 医師
大腸ポリープの切除後にヨーグルトを食べることは問題ありません。ただし脂質の多いものの場合には腸に負担をかけ、出血や穿孔(腸に穴があくこと)などの合併症のリスクを高める可能性があるため、低脂肪のヨーグルトを選ぶようにしましょう。また甘いものとしてゼリーやプリンなどは切除後の食事として勧められていますが、チョコレートやケーキなどは脂質が多い為数日間は控えるようにしましょう。
大腸ポリープの切除後は仕事を休んだ方がいいのでしょうか?
和田 蔵人 医師
激しい動きを要する、または重いものを持つなどの仕事は後出血のリスクを高める可能性があり、なるべく控えるようにしましょう。デスクワークや軽作業などは必ずしも仕事を休む必要性はありません。
編集部まとめ
大腸ポリープ切除後の注意点について、食事内容を中心にお伝えしました。出血などの合併症を防ぐために暴飲暴食を避けて、激しい運動や長時間の入浴などを控えるようにしましょう。また大腸ポリープの中でも腫瘍性のポリープはがん化することもあり、そのポリープ自体の予防として、食生活の改善や肥満の解消が大切になってきます。ただし大腸ポリープは症状に乏しいことがほとんどであり、検診での便潜血検査や定期的に大腸内視鏡検査を受けるようにしましょう。
「大腸ポリープの切除後」と関連する病気
「大腸ポリープの切除後」と関連する病気は2個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
内科の病気
- 糖尿病
- 肥満
肥満や糖尿病と大腸ポリープの関連性が指摘されているため、日頃から食事や運動の習慣をつけて生活習慣病の予防をすることが重要です。
「大腸ポリープの切除後」と関連する症状
「大腸ポリープの切除後」と関連している、似ている症状は2個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
関連する症状
- 血便、便に血が混じる
- 腹痛
大腸ポリープの切除後に少量の出血は経過を見ても良いかもしれませんが、上記の症状が継続してみられる場合には、早めに医療機関を受診しましょう。