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高齢者の認知症予防に効果的な脳トレ8選! 簡単にできる脳トレ方法を介護福祉士が解説

 公開日:2025/12/31

認知症の予防に効果的とされている脳トレ。「いざ始めようと思ったら、何をすればいいのかわからない」と困ったことがある方もいるのではないでしょうか。今回、介護福祉士の佐藤さんに「認知症予防に効果的な脳トレ8選」を紹介していただきました。

編集部編集部

簡単にできる高齢者向けの脳トレはありますか?

佐藤 恵美さん佐藤さん

個別でできるもの、集団でできるものがあります。それぞれのおすすめの方法は下記の通りです。
【個別】
点つなぎ
プリントによくある脳トレで、散らばった点に番号が割り振られています。1,2,3……と順に点をつなぐと絵が表れ、その絵が何かを答える脳トレです。

塗り絵
全体のバランスを考えながら塗ったり、線からはみ出さないように塗ったりと考える力や指先の動きを刺激してくれる脳トレです。もともと絵心のある人は、ごく一般的な色鉛筆で驚くほど美しい色使いを見せてくれることもあります。たとえばガーデニングが趣味の人に花の塗り絵を提供すると「この花はこんな色で、春先に咲く」など、記憶を呼び覚まし趣味に打ち込んでいた頃の楽しい気分を味わえるといった効果も期待できます。

間違い探し
これもプリントが多くある脳トレで、注意力や記憶力が鍛えられます。特に昭和の光景を題材にした間違い探しは「懐かしい」と好まれやすいですね。間違いの数は多いもので10個を超える場合もありますが、高齢者に向けての間違い探しはそこまで難しいものでなくても構いません。その人の認知機能に沿ったレベルのものを提供しましょう。

【集団】
じゃんけん
「私にじゃんけんで勝ってください」とあらかじめ伝えておき、「パーを出したら相手は後出しでチョキを出す」といった方法です。じゃんけんは子どもの頃から慣れ親しんでいる遊びなので、認知症の人でも比較的簡単におこなえます。

しりとり
ごく普通のしりとりも良いですが、ルールを少し変えたり縛りを設けたりするのもおすすめです。例えば「3文字以上6文字以内の言葉を使う」「食べ物の名前だけ」などですね。

・なぞなぞ
個別でも思考能力が鍛えられますが、チーム戦でおこなうと互いに答えを出し合って検討するので他者交流が活発になります。

編集部編集部

運動やリハビリの要素を取り入れたものはありますか?

佐藤 恵美さん佐藤さん

脳トレ体操があります。指を使う簡単なやり方からお伝えしますね。
両手を前に出す
「1,2,3……」とカウントしながら左右の指を親指から順に曲げていく
全ての指を曲げて拳を作ったら、カウントしながら小指から順に開く

少し難しくするなら、こちらもおすすめです。

左手をグー、右手をパーにして前に出す
左手はカウントしながら指を開き、右手は指を曲げる。これを同時におこなう

指を使う体操は座ったままできるので、車椅子の人にもおすすめです。足を使うなら、椅子に座ったまま足踏み→駆け足→足踏み→左右交互に外に開くなど、掛け声や音楽に合わせて動きを変える体操もあります。転倒やふらつき予防のためにも、なるべく座った姿勢でおこなうようにしましょう。

編集部編集部

高齢者向けの面白い脳トレはありますか?

佐藤 恵美さん佐藤さん

連想ゲームはいかがでしょうか。「白い」「冬」「溶ける」なら「雪」という風に、複数の単語を問題にしても楽しいですが、「野菜の名前」「花の名前」などのお題を挙げて、思いつくものを言ってもらうのも盛り上がりますよ。1対1でもいいですし、何人かでチームを組んでもできるので施設でもおこないやすいゲームです。

佐藤 恵美

監修介護福祉士
佐藤 恵美(介護福祉士)

プロフィールをもっと見る
1976年生まれ、愛媛県出身。介護・福祉系ライターとして活動中。高校卒業後、販売や営業事務職を経験。30代後半から通信制の大学や専門学校で学びながら看護助手として勤務。夜勤もこなしつつ、介護福祉士、社会福祉士など複数の資格を取得。現在は老人保健施設で支援相談員として従事している。

※この記事はメディカルドックにて【高齢者におすすめの脳トレ8選! 認知症を予防する脳トレを介護福祉士が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修介護福祉士