インフルエンザワクチンを打つべき人の特徴はご存じですか? 接種の注意点を解説
小さな子どもや高齢者はインフルエンザの感染リスクが高いため、しっかり対策を講じる必要があります。今回は、インフルエンザワクチンを打つべき人の特徴と接種の注意点について、「薬剤師」の上野さんに解説していただきました。
監修薬剤師:
上野 園子(薬剤師)
編集部
インフルエンザの予防接種はどんな人が打った方がいいですか?
上野さん
ワクチン接種が推奨されるのは、65歳以上の高齢者や5歳未満のこども、心臓や肺などの慢性疾患をお持ちの方、悪性腫瘍の治療中の方、高度肥満の方です。また、これらの方と同居されている方や、仕事や学校で人との接触の多い方も積極的に受けることをおすすめします。
編集部
妊娠していても予防接種できますか?
上野さん
一般的に妊娠中のすべての時期において、接種しても安全に問題ないとされています。ただし、個人によってリスクやベネフィットは異なってくるため、かかりつけの産婦人科の医師に接種の可否を相談することをおすすめいたします。
編集部
インフルエンザで特に注意すべき方人いますか?
上野さん
小さい子どもの免疫が低下している傾向があると考えられているので、子どもの予防接種は重要です。また。65歳以上の高齢者は肺炎のリスクが高いので、例年どおり対策が必要です。
※この記事はMedical DOCにて【インフルエンザの予防接種は受けた方がいい? インフルエンザワクチンの効果を薬剤師が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。