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【冬の乾燥】肌をセルフケアするポイント5選! 受診すべき症状の目安もご紹介!

 公開日:2024/11/30
保湿が命!

冬の乾燥は肌に大きな負担をかけますが、適切なセルフケアと早期の受診で改善が可能です。保湿クリームの選び方や、日常生活で心がけるべきポイント、肌の乾燥に悩んでいる人に役立つ情報を「薬剤師」の山口さんに紹介していただきました。

山口 佳蓉

監修薬剤師
山口 佳蓉(薬剤師)

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2018年北海道医療大学卒業。大学卒業後は、大手調剤薬局に就職。北海道内の調剤薬局に薬剤師として従事する。様々な診療科の処方を経験。約5年間の臨床経験を経て、2023年6月からライター活動を開始する。薬剤師ライターとして「正確な情報をもとに、健康を読者に届ける」をモットーに執筆活動中。

編集部編集部

乾燥肌で受診したらどのような保湿クリームが処方されますか?

山口 佳蓉さん山口さん

乾燥肌には保湿剤が処方されることが多いです。以下は、乾燥している肌に対して処方される保湿剤の一例です。

  • ヒルドイド(ヘパリン類似物質)
  • プロペト(白色ワセリン)

ヒルドイドはクリームだけではなく、軟膏やローション、泡タイプの剤形もあります。剤形の違いによって使用感が異なりますので、希望がある方は医師に相談してみてください。

編集部編集部

乾燥肌で受診する症状の目安は何でしょうか? また、かゆみを伴わない乾燥肌でも病院で見てもらえますか?

山口 佳蓉さん山口さん

以下の場合は皮膚科への受診を検討してください。

  • 皮膚のかゆみや赤いぶつぶつなど別の症状の発現
  • 皮膚の乾燥状態がひどい
  • 市販の保湿クリームなどのセルフケアで改善しない

症状や処方医の判断によって、ステロイド剤やかゆみ止めを処方される場合があります。また、かゆみの有無にかかわらず、乾燥状態が強い場合も病院で診てもらえます。

編集部編集部

乾燥肌を防ぐために、日常生活で心がけたほうが良いポイントはありますか?

山口 佳蓉さん山口さん

肌の乾燥を防ぐためには、以下のセルフケアがおすすめです。

  • 保湿クリームで毎日ケアする
  • 部屋の湿度が低い場合は加湿する
  • 皮膚を清潔にする
  • 入浴時に強い摩擦で洗わない
  • バランスのよい食事を心がける

ストレスや不規則な生活で皮膚トラブルを招くこともあるため、規則正しい生活をこころがけましょう。

編集部編集部

あたらめて、冬の保湿の重要性について教えてください。

山口 佳蓉さん山口さん

皮膚の乾燥を放置してしまうと、湿疹やかゆみの症状が一緒に出てきてしまう可能性もあります。予防するためには、保湿をしっかり行うことが大切です。この記事が肌の乾燥に悩んでいる方の助けになれば嬉しいです。

※この記事はMedical DOCにて【<薬剤師がすすめる>肌や指先のつらい乾燥…どんな保湿クリームがおすすめ? 選び方や皮膚科を受診する目安は?】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修薬剤師

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