「コーンフレーク」ダイエットを成功させる秘訣とは? 一緒に食べたい食材もご紹介!
コーンフレークを食べてダイエット効果を出すコツはご存じですか? コーンフレークを食べる上での注意点についても「管理栄養士」の森さんに解説していただきました。
※この記事はMedical DOCにて【「朝食にコーンフレーク」は太る? 痩せる? ダイエットにコーンフレークは適しているのか管理栄養士に聞く】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
監修管理栄養士:
森 浩子(管理栄養士)
編集部
コーンフレークを食べてダイエット効果を出すためにはどうしたらよいでしょうか?
森さん
基本的なことですが、まずは食べ過ぎないことですね。そして、なるべく味付けがシンプルなコーンフレークを選びましょう。最近では、低糖質なものや食物繊維を豊富に含んだものなど、ダイエット向きのコーンフレークも販売されています。ドライフルーツが入ったものは、噛み応えも出てくるので、咀嚼による満腹感も得られるのでおすすめです。ダイエット中のおやつに食べることの多いナッツ類が入ったものも見かけます。砂糖などが添加されたものではなく、このような商品を選ぶとダイエット効果が出やすくなりますので、ぜひお店で探してみてください。
編集部
1回に食べる量の目安はありますか?
森さん
パッケージには1食40gと記載されていることが多いのでこの分量が標準的だと言えるのではないでしょうか。ここに、牛乳を200gかけることで280kcal前後のエネルギーになります。ちなみに、白いごはんですと茶碗1杯でカロリーは250kclとなります。一見カロリーが低く感じられますが、ここにおかずや汁物などを付けると更にカロリーが高くなります。また、朝食の定番であるトーストだと6枚切り食パンに10gのバターを塗った場合1枚あたり240kcalとなります。
編集部
さらに栄養バランスが取れるような食べ方がありますか?
森さん
ビタミンはコーンフレークに牛乳をかけるだけでは摂取できないので、おすすめなのはフルーツを加えてビタミン摂取を心掛けることです。バナナやキウイ、イチゴなどを添えて食べると良いですね。簡単なサラダを添えたり鉄分摂取のためにレーズンやプルーンなどを一緒に食べたりすることで栄養のバランスが更に良くなりますね。
編集部
コーンフレークを食べる上で、気をつけるべきことを教えてください。
森さん
調理の手間もかからず、購入も簡単、そして保存もきいて手軽に食べることができるコーンフレークは世代を問わず人気の食べ物です。1食40gが標準的な量とお話しましたが、実際きちんと40gを測ってみると思っているよりも少ないことに気が付きます。もともと小食な方や子どもにはちょうどよい量かもしれませんが、一度きちんと測ってみましょう。食べ過ぎていることに気が付くかもしれません。ダイエットで一番大切なことは栄養のバランスを上手にとることです。カロリーだけを制限すれば良いと思われるかもしれませんが、急激なカロリー制限は栄養不良やリバウンドを引き起こしやすくなります。パッケージの裏面をよく読んで、メーカーが推奨している規定量を守りながら、不足しがちな栄養素を補って自分にあったコーンフレークの食べ方になるように工夫してみましょう。