納豆と相性の良い食品は〇〇だった! 栄養素・味ともに食べ合わせ抜群の食品を管理栄養士が解説
納豆は5大栄養素全てが含まれている健康効果の高い食品です。しかし、「ビタミンA・C」の含有量が低いという弱点があります。管理栄養士の平辻さんによると「ビタミンA・C」の多く含まれている食品と一緒に食べると、より健康効果が高まるとのことです。詳しいお話しを伺いました。
監修管理栄養士:
平辻 巴純(管理栄養士)
編集部
納豆と相性のいい食べ物はありますか?
平辻さん
栄養バランスのいい納豆ですが、「ビタミンC」が少ないのが弱点です。そのため、不足しがちなビタミンCを補う点で、ビタミンCが豊富なネギやトマトなどと一緒に食べるのがおすすめです。また、血栓予防に効果的な「ナットウキナーゼ」は熱に弱いため、加熱しない調理方法がおすすめです。ご飯にのせる以外にも、副菜などおかずとして取り入れてみましょう。
編集部
納豆を食べるなら、朝か夜どちらがおすすめですか?
平辻さん
整腸効果や免疫力アップなら朝がおすすめです。朝に納豆を食べることで、1日の活動に備える身体づくりができます。血栓予防なら血栓ができやすい夜に食べるのがおすすめです。どちらの効果が得たいかで、好きな方で食べるのがいいでしょう。ただし、ワーファリンなどの抗凝固薬を服用している方は、作用を打ち消してしまうため食べるのを控えましょう。
編集部
1日に何個食べるのがいいのでしょうか?
平辻さん
明確な目安はありませんが、1日1パックがいいでしょう。健康にいい納豆ですが、食べすぎには注意も必要です。また、納豆だけでは1日に必要なエネルギーを摂取できないため、極端な食生活は厳禁です。様々な食品からバランスよく栄養を摂るようにしましょう。