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テレスコープ義歯とは

 更新日:2024/11/19

テレスコープ義歯とは

テレスコープ義歯とは、残存する歯の上に義歯を固定するための金属(内冠)を被せ、その内冠に合うように作製した義歯を装着する治療法です。主に3つのパターンがあります。1つ1つが独立した内冠を使用するコーヌス テレスコープ義歯、繋がっている内冠を使用するリーゲルテレスコープ義歯、残っている歯が3本以下の場合に適応するレジリエンツ テレスコープ義歯です。抜歯の必要がなく、土台の骨の量にも左右されずに治療を行うことができます。

メリット

・残存歯に影響を与えないため、周囲の歯が長持ちする
・手術を行う必要がないため、顎の骨の量に左右されない
・インプラントのように歯のない状態で過ごす必要がなく、治療中も段階に合わせた仮歯を入れられる
・修理が出来るので、破損しても修理しながら長期間使用することができる

デメリット/副作用

・保険適応外のため高価になる。
・内冠をかぶせるために歯を削る必要がある
・対応できる症例が限られる。

治療期間

・制作期間:3〜6ヶ月程度
・通院回数:8〜10回程度

費用相場

・リーゲル テレスコープ 80万円~
・コーヌス テレスコープ 70万円~
・レジリエンツ テレスコープ 60万円~
※治療期間や費用は治療の手法や素材によって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師