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シンコーンシステムとは

 更新日:2023/03/27

シンコーンシステムとは

シンコーンシステムとは、4〜6本埋め込んだインプラントを支えに、入れ歯を固定するインプラント治療方法です。ぐらつきやズレ、はさまりも解消され、自然の歯のような咀嚼が可能となります。
通常の入れ歯と比較すると違和感が少なく、歯茎への負担も軽減します。通常の入れ歯と比較してメンテナンスの頻度も少なく、3ヶ月~半年に1回程度が目安です。

メリット

・欠損歯全てをインプラントにするより費用が抑えられる
・自分で着脱が可能
・汚れが溜まりにくい

デメリット

・術後1〜2週間は内出血や腫れが起きることがある
・インプラントと骨の結合がうまくいかず外れる場合がある

治療期間

カウンセリングや検査を行い、インプラント手術後3~6ヶ月の治癒期間を置いて、入れ歯を連結・固定するためのアバットメントを上から取り付けます。そして、アバットメントと歯茎をなじませるため2週間ほど期間を置き、型取りや噛み合わせなどの確認を行う手順です。手術時間は2〜3時間が目安で、基本的に1回の処置で装着まで行うので通院は基本的に1回で済みます。治療当日からある程度の咀嚼が可能ですが、噛めるようになるまでの期間は症状の程度によって異なります。
治療当日に噛めない場合もあります。

費用相場

費用相場は約150~200万円程度です。(4〜6本のインプラントを含んだ料金)
通常のインプラントに比べて安くなるとはいえ高額なので、無金利でデンタルローンを案内しているクリニックもあります。
歯肉の状態や入れ歯の種類などによって異なります。

この記事の監修歯科医師