PRP精製機器とは

PRP精製機器とは

PRP精製機器とは、PRP（多血小板血漿）を精製する機器のことで、血液遠心分離機とも呼ばれます。
PRPとは、Platelet Rich Plasmaの略で、血小板を高濃度に含んでいる血漿（血液成分）のことです。血小板は傷口の止血の際に作用し、PRPは通常の血液の3.5～4.5倍程度の血小板を含んでいるため、組織や細胞の再生・創傷治癒が速やかに行われます。また骨生成の働きを促すことで、かつて顎の骨量が少なくてインプラント治療が行えなかったケースでも、PRP治療を事前に受けることで、骨生成を促すことができ、インプラント治療が可能となる場合もあります。インプラント治療以外にも使用されており、さまざまな可能性があります。

メリット

・自分の血液から精製するためトラブルが少ない
・骨再生などが年齢的に厳しい方にも適応できる

デメリット/副作用

・自費診療のため高額である
・施設によっては導入していない
・治療期間が長くなってしまう

治療期間

インプラント治療前に骨再生を目的に行う場合、骨再生期間が3～6ヶ月かかるため、通常のインプラント治療より長くなります。

費用相場

医院により異なりますが、1回3万円程度です。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。