ミニインプラントアンカーとは

ミニインプラントアンカーとは

ミニインプラントアンカーとは、ミニインプラントやアンカースクリューと呼ばれる小さなねじを骨に埋入し、歯を動かす時の固定源として使用する矯正方法です。ネジはチタン合金製で、5～13mm程度の長さがよく使用されます。ミニインプラントアンカーを用いることで、これまで動かすのが難しかった方向に歯を動かしたり、歯をまとめて動かしたりすることが可能になり、治療期間の短縮に繋がる場合が多いです。従来では抜歯が必要だった症例でも、抜歯せずに治療を行える場合もあります。

メリット

・治療期間の短縮に繋がる
・非抜歯で矯正できる症例が増える

デメリット/副作用

・術後、周辺組織に違和感を感じることがある
・矯正治療費にプラスしてオプション費用がかかることがある

治療期間

ミニインプラントアンカーを矯正治療に用いることで、一般的に1～3年程度とされていた矯正期間が3～6ヶ月程度短縮できるとされています。

費用相場

ミニインプラントアンカーを矯正治療に用いる場合、1本4～5万円程度とされています。オプション料金として追加されるクリニックや、費用が組み込まれた料金プランを提示しているクリニックなど様々です。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。