改良超弾性型チタンニッケル合金ワイヤーとは
改良超弾性型チタンニッケル合金ワイヤーとは
改良超弾性型チタンニッケル合金ワイヤーとは、矯正治療において用いられるワイヤーの一種です。ニッケルチタン合金は他の金属と比べ弾性が高く、変形範囲が広いという特徴を持っています。また、一定の温度以上になると形態を変形させても元の形態に戻る性質も持っています。弱い力で効率よく歯を動かすことができ、痛みが少ない、短期間の治療に繋がります。
改良超弾性型チタンニッケル合金ワイヤーの中にも細いタイプ、太いタイプがありそれらを歯の状態に合わせて使い分けます。凹凸が大きい歯並びの場合には、まず細いワイヤーで治療を行いその後徐々に太いワイヤーに変える方法が主流です。
メリット
・弾性があり変形範囲が広い
・弱い力で歯を動かせる
デメリット/副作用
改良超弾性型チタンニッケル合金ワイヤーを使用することによるデメリットは特にありません
治療期間
改良超弾性型チタンニッケル合金ワイヤーを使用した場合、通常1~3年程度の治療期間が必要となります。
費用相場
改良超弾性型チタンニッケル合金ワイヤーを用いた矯正治療の費用相場は、全顎的な治療の場合60~80万円程度とされています。
注意点
治療期間や費用は治療内容などによって大きく異なる場合があります。