オールジルコニアクラウンとは

オールジルコニアクラウンとは

オールジルコニアクラウンとは、ジルコニア素材のみでできた歯の被せものを指します。ジルコニアは耐熱性、耐久性、耐食性、柔軟性、生体親和性などに優れた素材です。ジルコニアセラミッククラウンと比較するとやや透明感で劣るものの、審美性にも優れています。表面はなめらかでほぼ変色せず、汚れやプラークがつきにくいのも特徴と言えます。虫歯治療などでオールジルコニアクラウンを用いると保険適応外となるため、費用負担は大きくなります。

メリット

・変色しにくい
・耐久性があり摩耗しにくい
・金属アレルギーの心配がない

デメリット/副作用

・保険適応外のため費用が高い
・ジルコニアセラミックよりは透明感で劣る
・硬いため、咬んでくる反対側の歯を削ってしまうことがある

治療期間

オールジルコニアクラウンを用いて虫歯治療を行う場合、その他の被せものを使用した場合と治療期間に差はなく、早ければ1カ月程度で治療が終了します。

費用相場

オールジルコニアクラウンを虫歯治療に用いた場合の費用相場は保険適応外となり、1本10～15万円程度とされています。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。