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歯科矯正の相場は?方法別の費用・支払方法・治療の流れについて解説

 更新日:2024/01/24
診察

歯科矯正は基本的に自費診療での治療のため、治療費は高額になりがちです。

クリニックによっても金額が異なるため、歯科矯正を考えているけれど、どのくらいの費用がかかるのかわからず一歩が踏み出せないという方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では歯科矯正の相場方法別の費用をご紹介します。

歯科矯正の支払い方法や治療の流れも解説するため、歯科矯正を始めるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

太田 秀一

監修歯科医師
太田 秀一(くるみ歯科)

プロフィールをもっと見る
平成3年3月:明海大学歯学部卒業
平成8年10月:くるみ歯科開院

歯科矯正の相場は?

歯科矯正の相場
歯科矯正の相場は、治療方法や治療する範囲によって異なります歯科矯正はスタンダードな矯正方法であるワイヤー矯正のほかにも、ワイヤーを歯の裏側に装着する舌側矯正裏側矯正)や、取り外し可能なマウスピースを使用するマウスピース型矯正など、さまざまな方法があります。
また、歯列全体を治す場合と部分的に治す場合があるため、相場を調べる際には治療の範囲にも注目が必要です。全体矯正の場合、舌側矯正が高額になることが多く、マウスピース型矯正が他の方法に比べると費用が抑えられる傾向があります。
さらに、歯科矯正は矯正期間中に定期的な検査や調整を行うため、歯科矯正にかかる総額はクリニックによって異なります。診察の度に診察料や調整費などがかかるケースもあれば、最初に総額を提示し、治療期間が予定より長くなっても金額が変わらないトータルフィー制を導入しているケースもあるでしょう。
より詳しい費用を知りたい場合は、クリニックへ直接相談してみるのがおすすめです。治療前のカウンセリングを無料で実施しているところもあるため、そうしたカウンセリングを活用してみるのも良いでしょう。

方法別の費用

電卓
歯科矯正にかかる費用は、矯正方法によって大きく異なります。続いて、方法別の費用をみてみましょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は歯の表側にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通すことで歯を動かす矯正方法です。スタンダードな矯正方法であり、幅広い症例に対応しています。
矯正装置は金属製のものが代表的ですが、審美性に配慮し白や透明の目立ちにくいものも登場しています。装置費用のほか、検査や調整にかかる諸費用を合わせるとワイヤー矯正での治療費の相場は約60万〜100万円(税込)です。
また、矯正装置にトラブルが起きた場合や、一時的に装置を取り外す場合には追加費用がかかるケースもあります。

舌側矯正(裏側矯正)

舌側矯正は、歯の表ではなく裏側にブラケットとワイヤーを装着する矯正方法です。見た目には矯正装置を付けているとわかりません。
しかし、歯の裏側に矯正装置を付けるのは医師の高い技術が必要であり、舌側矯正を受けられるクリニックは限られています。また、矯正装置も表側に付けるものよりも約30万円ほど高い傾向があります。
これにより、舌側矯正の相場はワイヤー矯正よりも高く、約100万〜160万円(税込)です。また、治療期間がワイヤー矯正よりも長いため、その分通院費用がかかるでしょう。
舌側矯正は症例によっては対応できないケースもあるため、検討している場合は自身の歯並びに対応しているか歯科医師に相談してみましょう。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を動かす矯正方法です。透明なマウスピースのため装置が目立たず、見た目が気になりません。
1日20時間以上装着し、食事の時には取り外しが可能です。相場は約80万〜100万円(税込)で、マウスピースは歯の動きに合わせて定期的に交換するため、治療費にはマウスピース作成費用も含まれているケースが多いでしょう。
ただし医院によっては追加作成分の費用が発生するケースもあるため、事前に確認が必要です。

歯科矯正の支払い方法は?

支払い方法
歯科矯正の費用は高額なため、どのように支払うのかが気になる方もいることでしょう。治療費の支払いは、負担にならない方法を選択することが大切です。続いて、歯科矯正の支払い方法を解説します。

現金一括払い

歯科矯正の費用は、現金一括払いでの支払いができる場合があります。現金での一括支払いであれば、分割手数料がかからず金利や手数料などの費用がかかりません。
ただしクリニックによっては現金一括払いには対応しておらず、分割払いでの支払いのみの場合もあります。現金一括払いでの支払いを検討している場合は、一括での支払いが可能かどうかを事前に確認しておきましょう。

分割払い

歯科矯正の治療費は分割払いでの支払いも可能です。歯科矯正の費用は高額なため、一度に全額用意するのは難しいという方もいるでしょう。その場合は、一度に支払う金額の負担が少なくなる分割払いがおすすめです。
分割払いでは初回金があるケースが多く、総額の30〜50%を初回金として支払います。また、支払いの間隔はクリニックによって異なるため、初回金の金額や分割払いのタイミングを確認しておきましょう。

クレジットカード払い

歯科矯正の支払いでは、クレジットカード払いにも対応しているクリニックが多くあります。クレジットカード払いの場合、分割払いやリボなどを活用すれば支払い回数を自分で設定できる点がメリットです。ただし、クリニックによってはクレジットカードでの支払いは一括のみのケースもあります。
また、分割払いやリボには手数料がかかるため、治療費以外の費用が発生する点にも注意が必要です。クリニックによって対応しているクレジットカードの種類が異なるため、クレジットカードでの支払いを検討している場合は利用できるカードの種類も確認しておきましょう。

デンタルローン

歯科矯正ではデンタルローンでの支払いも可能です。デンタルローンは歯科治療費にのみ使用できるローンであり、歯科矯正インプラント治療などの保険外治療を受ける際の費用の支払いに活用できます。
デンタルローンは金融機関によって支払い回数や利用できる金額、金利などの条件が異なるため、利用前にサービス内容を確認することが大切です。また、ローンのため利用前に審査があります。

歯科矯正の治療の流れ

治療の流れ
歯科矯正は少しずつ歯を動かしていく治療のため、治療期間が長い傾向があります。あらかじめどのように歯を動かしていくか計画を立ててから矯正装置を付け、装置を付けてからも定期的な通院が必要です。
歯科矯正を考えている方の中には、どのような流れで治療を受けるのか知りたい方もいることでしょう。続いて、歯科矯正の治療の流れを解説します。

カウンセリング

歯科矯正では、まずカウンセリングを行います。カウンセリングでは、矯正治療の流れや治療における注意点などの説明が行われるのが一般的です。
治療費や治療方法など、矯正治療に関する疑問や不安な点もカウンセリングの際に相談しましょう。

検査・診断・治療計画の説明

カウンセリングで治療の説明を受け疑問点なども解消したら、口の中の状態を正確に把握するための検査・診断や、どのように歯を動かすか治療計画の説明を受けます。歯科矯正は矯正装置によって歯を動かし、歯並びを治す治療です。
しかし、歯や口の状態次第ではそのまま矯正装置を付けても思うように動かない可能性があります。あらかじめむし歯や歯周病の有無といった口の中の状態を診察したり、歯科用CT・レントゲンなどを活用して精密検査を行ったりして、矯正装置を付ける前の検査や診断を行うのです。
その内容や患者さん自身の希望をもとに、細かな治療計画を立てていきます。もしもむし歯や歯周病などの問題がある場合は、先に治療をしてから矯正治療を行うケースもあります。

矯正装置を付ける

検査や治療計画の説明が終わった後に矯正装置を装着します。矯正装置は、患者さんの希望に沿った歯並びの状態に対応できるものを選択します。ワイヤー矯正であれば多くの症例に対応しており重度の不正咬合でも治療可能ですが、他の矯正方法では治療できないケースもあるでしょう。
また、ワイヤー矯正や舌側矯正では装置は一度付けるとしばらくは付けたままになりますが、マウスピース型矯正の場合はマウスピースの取り外しが自由にできます。マウスピースの場合は、計画通りに歯が動くよう1日の装着時間を患者さん自身がコントロールし、自己管理を徹底することが大切です。

定期的に通院

矯正装置を付けた後は定期的に通院し、矯正治療の経過や口の中の状態のチェックを受けます。通院の頻度は治療方法やクリニックによって異なるため、事前に知りたい場合にはカウンセリングの際などに確認しておきましょう。
通院時には、事前に精密検査の内容をもとに立てた治療計画通りに歯が動いているかどうかを確認します。歯の動き方は人によって異なるため、計画からずれるケースは少なくありません。もしも計画とのずれがあれば計画を修正したり、矯正器具の調整を行ったりといった処置が必要です。
また、矯正装置を付けていると歯磨きなどのケアがしにくくなるため、むし歯や歯周病になるリスクがあります。定期的に歯科医師にみてもらうことで、矯正治療中のむし歯・歯周病の予防も行えるでしょう。

保定期間

歯並びが整ったら矯正装置を外しますが、そこで治療完了ではありません。矯正装置を外した後は、後戻りを防ぐための保定期間が設けられています。
矯正装置によって動かされた歯は、矯正装置を外してそのまま何もしないと元の位置に戻ってしまう可能性があります。保定期間はリテーナーを装着して歯が元の位置に戻るのを防ぎ、歯並びを固定させる期間です。保定期間は歯の状態などによって異なり、約2〜5年間ほどかかります。
患者さん自身の判断でリテーナーの装着をやめた場合、歯並びが元に戻ってしまう可能性があるため、必ず医師の指示に従いましょう。

歯科矯正のご相談ならくるみ歯科へ

相談
歯科矯正はクリニックによって選択できる治療方法や通院回数、治療費などが異なり、どのクリニックで治療を受けるか迷っているという方も多いのではないでしょうか。

歯科矯正を検討されているなら、ぜひくるみ歯科へご相談ください。くるみ歯科は、東松山市で長年歯科矯正治療を行ってきたクリニックです。最後に、くるみ歯科の特徴を紹介します。

一般歯科から矯正・インプラントまで総合的に対応が可能

くるみ歯科治療
くるみ歯科は、一般歯科から矯正・インプラント治療まで総合的に対応しているクリニックです。

むし歯・歯周病治療などの一般歯科や矯正・インプラント治療のほか、子どもの歯科治療を行う小児歯科、事故やスポーツなどの外傷・顎関節症・口腔粘膜疾患などの外科的疾患・内科的疾患に対応する歯科口腔外科といった幅広い分野の治療に対応しています。

くるみ歯科は、歯科矯正だけでなく他のお口のトラブルの相談もでき、口や歯の健康を守るために何でも相談できるでしょう。

院長は20年以上歯科矯正に携わっており難しい症例にも対応可能

くるみ歯科の太田医院長は、20年以上歯科矯正に携わってきた歯科医師であり、長年培った確かな技術と豊富な経験をもとに、難しい症例にも対応しています。

前歯のアーチの美しさを意識した矯正治療や、痛みの少ない治療にこだわっているため、仕上がりにこだわりたい方や、なるべく痛くない治療を受けたい方におすすめです。

ベッグ法を導入し期間の短い歯科矯正を実現

くるみ歯科
くるみ歯科では、ワイヤーを1箇所のみ固定するベッグ法による矯正治療を行っています。通常、ワイヤー矯正ではワイヤーと複数箇所固定するエッジワイズ法が一般的です。

ベッグ法ではワイヤーの固定が1箇所のみのため、エッジワイズ法よりも歯を早く動かせます。

歯が早く動くベッグ法を取り入れることにより、期間の短い歯科矯正を実現しているのです。

ワイヤー矯正は見た目が気になったり、スポーツや楽器演奏などが制限されたりするケースがあり、特に学生の場合は部活動の活動に支障が出る可能性もあります。

矯正装置を装着する期間が短いベッグ法であれば、治療期間の短縮だけでなく装着中の負担も軽減できるでしょう。

全体矯正は50万円の定額制で料金がわかりやすい

くるみ歯科の全体矯正は50万円(税抜き)の定額制のため、料金がわかりやすい点も特徴です。ベッグ法の導入により治療期間が短くなるため、その分コストを抑えた金額が設定されています。

クリニックによっては通院時に都度診察料などを支払うケースもありますが、くるみ歯科では治療期間中の診察料や治療中の矯正装置の修理・部品交換費用も含まれているため、追加費用がほとんど発生しません

なお、成人式や結婚式などの理由により一時的に装置を外す場合には追加費用が必要になるため、治療期間中に装置を外したい予定などがある場合は事前に相談しておくと良いでしょう。

また、リテーナーも定額制の費用の中に含まれています。明瞭な費用での治療が受けたい方はぜひ一度くるみ歯科へご相談ください。

くるみ歯科の基本情報

アクセス・住所・診療時間

東武東上線 東松山駅 徒歩3分

埼玉県東松山市箭弓町3-5-11

診療時間
10:00~13:00
15:00~19:30

★:第1・第3のみ診療いたします。

この記事の監修歯科医師