FOLLOW US

目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 歯科TOP
  3. 矯正歯科TOP
  4. 矯正歯科コンテンツ
  5. マウスピース矯正の費用はどのくらい?費用の内訳・ワイヤー矯正との費用の違いをご紹介します

マウスピース矯正の費用はどのくらい?費用の内訳・ワイヤー矯正との費用の違いをご紹介します

 更新日:2023/09/27
マウスピース矯正 費用

マウスピース矯正に興味はあるけれど、費用はどれくらいかかるものなのか、よく分からなくて不安という方も多いでしょう。

一般的に歯科矯正全額自己負担が原則であり、マウスピース矯正も例外ではありません。

しかしマウスピース矯正は他の矯正方法と比べると、全体矯正を行う場合でも比較的費用を抑えられる傾向があります。

この記事ではマウスピース矯正の費用相場・費用の内訳・ワイヤー矯正との費用の違いなどを解説していきます。

歯科矯正の手段としてマウスピースを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

白河 俊栄

監修歯科医師
白河 俊栄(川越ホワイト歯科クリニック)

プロフィールをもっと見る
国立新潟大学歯学部 卒業
新潟大学医歯学総合病院
新潟労災病院口腔外科
千葉・埼玉の歯科医院にて勤務(埼玉では分院長として勤務)
川越ホワイト歯科クリニック 開院

マウスピース矯正の費用はどのくらい?

費用
マウスピース矯正の費用は治療の範囲・難易度・期間などで変わるのが一般的です。マウスピース矯正は全体矯正だけでなく部分矯正も可能なため、治療範囲をどこまで広げるのかによって費用は異なります。また元々の歯並びによる治療の難易度・期間などにも左右されるため、費用も様々です。
さらに歯科医院ごとに検査・処置費用の料金が異なるため、歯科医院によっても費用は異なります。このような背景があるため、費用について一律に「いくら」と明示することはできません。
しかし費用について何も知らずに治療を受けるのは不安なもの。目安でもいいから知りたいという方もいるでしょう。そこでここからはマウスピース矯正の費用の相場について解説していきます。上述した通り費用は患者さんの歯並び・歯科医院により変動するので、あくまで目安として参考にされてください。

全体矯正の場合

マウスピース矯正を上顎・下顎の全体に装着した際にかかる費用は約80〜110万円(税込)です。この金額は矯正装置の他、各種検査・処置・保定装置(リテーナー)などが含まれている総額になります。
一般的に従来のワイヤーを使用した全体矯正の総額が約80〜120万円(税込)とされているので、どちらかが費用面で極端に優れているということはありません。

部分矯正の場合

部分矯正にかかる費用は約60〜80万円(税込)が相場です。マウスピースによる部分矯正は、奥歯を除く計20本が治療の対象範囲となります。

マウスピース矯正の費用の内訳

内訳
前項で解説したマウスピース矯正の費用相場は、治療の各工程における料金の総額です。マウスピース矯正を行う際には、以下の工程順に治療を進めます。

  • 診察・カウンセリング費用
  • 精密検査費用
  • 矯正装置の費用
  • 定期的な通院の費用
  • 保定装置・通院の費用

各工程にかかる費用は、以下で詳しく解説していきます。

診察・カウンセリング費用

診察・カウンセリングにかかる費用は無料〜1万円(税込)程が相場です。矯正治療を行うには、まず患者さんの希望を細かく聞き取るところから始めます。口腔状態によってはマウスピースではなく従来のワイヤー矯正の方が向いている・そもそも矯正が必要ないこともあり、多角的な視点から治療方法を選択していきます。
また治療内容・費用・期間について、不明点が残らないよう患者さんに納得してもらえるまで説明するのも、歯科矯正において重要なことです。診察・カウンセリングの費用には、これらの料金が含まれています。

精密検査費用

精密検査にかかる費用は約2万〜4万円(税込)が相場です。歯科矯正を行うには口腔状態を正しく把握する必要があるため、レントゲン撮影・写真撮影・歯型取りなど各種精密検査を行います。
ここで得た精密なデータをもとに、治療計画を立てていくのです。歯科医院により導入設備が異なるため、検査内容には差があります。具体的にどのような検査を行うのかは、治療を受ける歯科医院に確認してみてください。

矯正装置の費用

矯正装置の費用相場は、全体矯正だと約100万円(税込)部分矯正約75万円(税込)です。ただしこの価格は目安であり、実際にかかる費用は「1枚あたりの価格」と「必要な枚数」に左右されます。「1枚あたりの価格」は治療範囲により異なり、全体矯正か部分矯正かなどの影響を受けるものです。
「必要な枚数」は治療期間により左右されます。マウスピース矯正は、およそ10日に1度の頻度で装置を次のステップのものへ取り替え、少しずつ圧力を加えていくことで歯を移動させていくものです。
10日に1枚の消費なので、1ヶ月で3枚ほど、10ヶ月で30枚近く使用することになります。実際にはきっちり10日で交換するわけではないため、必要な枚数はこれよりも少なくなります。このように矯正装置の費用は1枚あたりの価格と枚数から割り出すことができますが、具体的な費用については歯科医院に確認されてみてください。

定期的な通院の費用

治療を受けている間は定期的に通院する必要があり、通院にかかる費用は歯科医院により異なります。治療初期は約2週間に1度、その後は約1ヶ月に1度通院し、以下のチェックを行います。

  • むし歯・歯周病の有無など口腔状態のチェック
  • マウスピースの装着感・フィット性のチェック
  • 自宅での装着時間のチェック
  • 歯の動き具合に合わせた負荷の増加(アタッチメントの追加)

これらのチェックを定期的に行い適切な負荷を与え続けることで、計画通りの歯列矯正が実現するのです。もしここで問題が生じた場合は治療期間が延長する可能性があり、延長になると通院にかかる費用が追加されることもあります。
追加費用の発生を防ぐためにも、日々のメンテナンス・装着時間の厳守を徹底し、定期的な通院を欠かさないようにしましょう。

保定装置・通院の費用

治療後にかかる費用としては、以下の費用が挙げられます。

  • 移動した歯並びを固定する保定装置の費用
  • 「後戻り」していないか経過観察するための通院費用

マウスピース矯正に限らず、歯科矯正により改善した歯並びは治療後に保定装置(リテーナー)を装着していないと「後戻り」が起こる可能性が高くなります。この保定装置にかかる費用は約4〜7万円(税込)が相場です。
歯並びの定着には個人差がありますが、約1〜3年を保定期間の目安としており、その間は約4〜6ヶ月に1度通院し経過観察を行っていきます。

ワイヤー矯正との費用の違いは?

違い
マウスピース矯正歯科矯正の主流となっているワイヤー矯正と比較すると、以下の点において費用に違いが出てきます。

  • 使用している素材の違い
  • 技術料・処置費用の違い

従来のワイヤー矯正はブラケットと呼ばれる金具を歯の表面に取り付け、そこにワイヤーを通して負荷をかけていくことで、歯の移動を促すものです。取り付けるブラケットは貴金属でできており、取り付け・定期的なワイヤー交換・締め直しは歯科医師の高い技術力が必要となるため、技術料・処置費用も高額になります。マウスピースにおいては、素材はプラスチックです。診察データを企業に送信すると、コンピューター制御のもと装置が自動で作成され、診察室でもあまり人に気づかれることがありません。
審美性も優れているといえるでしょう。処置は装着指導と適合状態のチェックがメインとなります。処置室での治療が短縮できる分、技術料・処置費用は節約できますが、治療の進行が患者さんにゆだねられるため、治療期間の延長に伴う費用が発生する可能性があります。

マウスピース矯正を選ぶメリットは?

メリット
前項ではマウスピース矯正とワイヤー矯正の費用の違いについて解説しました。しかしワイヤー矯正との違いは費用の面に限ったことではありません。使用する矯正装置の違いにより、様々な面で異なる点があります。
それらがマウスピース矯正が選ばれている理由だといえるでしょう。一般的にマウスピース矯正には以下のメリットがあるとされています。

  • ワイヤー矯正と比べて装置が目立たない
  • ワイヤー矯正と比べて痛みが少ない
  • 金属アレルギーでも治療が可能

上記のメリットについて詳しく解説していきます。

ワイヤー矯正と比べて装置が目立たない

マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて人に気づかれにくいのが最大の魅力でしょう。従来のワイヤー矯正には以下のデメリットがありました。

  • 人に気づかれやすい
  • 見た目をあまり好ましく思わない方が多い

その点マウスピース矯正は透明な薄いプラスチックでできているため、日常生活で付けていると目立ちにくいでしょう。

ワイヤー矯正と比べて痛みが少ない

マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて痛みが少ないとされています。どちらも歯の移動を促す装置なので、装着した際にはどうしても痛みを伴うもの。
しかしマウスピース矯正の方がワイヤー矯正と比べて移動を緩やかに行うため、痛みが少ないとされています。

金属アレルギーでも治療が可能

マウスピースはプラスチックでできているため、金属アレルギーの方でも使用が可能です。
ワイヤー矯正には医療用ステンレスやチタンなどのアレルギーを起こしにくいとされている金属を使用しますが、稀にこれらの金属にもアレルギー反応を示す方がいます。このような方にはワイヤー矯正よりマウスピース矯正の方が向いているといえます。
このようにマウスピース矯正にはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあるので注意しましょう。マウスピース矯正は食事や歯磨きのとき以外は装置を装着しなくてはいけません。1日20時間以上装着する必要があります。
むし歯・歯周病予防の観点から、こまめなお手入れも欠かせません。そのため、自己管理が苦手な方には負担となってしまう場合もあります。

マウスピース矯正のことなら川越ホワイト歯科クリニックにご相談を

先生
マウスピース矯正について不安があるなら川越ホワイト歯科クリニックに相談しましょう。

歯科医師が患者さんの要望を丁寧にヒアリングし、希望する歯並びの実現に向け親身に相談にのってくれます。

矯正装置はアメリカ「アライン・テクノロジー社」の「インビザライン(※1)」を採用。世界中で広く使用される実績あるメーカーですので、安心して治療を受けられます。

また矯正治療を受ける際に負担となる要素が払拭されているのも信頼できるポイントです。以下で詳しく解説していきます。

(※1)未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

口腔内スキャナー「アイテロ」を導入し負担が少ないマウスピース矯正を実現

マウスピース矯正に限らず歯科矯正を行う際には、患者さんの口腔状態をどれだけ正確に把握できるかで、矯正の効果が変わってきます。

そのためレントゲン・CT・歯型の採取などによって、口腔状態を把握するための精密なデータを集めます。

しかし粘土状シリコンを口腔内に押し当て歯型を取る従来の方法は、吐き気をもよおす方もいるなど、患者さんにとって負担の大きい手法でした。

その点アイテロであれば光をあてるだけで口腔内のスキャンデータが取得可能で、時間の短縮に繋がり、患者さんの負担を減らすことが可能です。

川越ホワイト歯科クリニックでは国内でも導入の少ないアイテロを活用しています。

アイテロの活用によりインビザラインの精度もより高められるため、矯正装置の効果を最大限引き出すことが可能です。

効果の高いマウスピース矯正を受けるためにはまず一度、川越ホワイト歯科クリニックにご相談ください。

歯科矯正のみならずむし歯・歯周病・審美歯科などにも対応可能

治療
歯科矯正の治療を受ける際は、むし歯・歯周病の治療も行っている歯科医院を受診するのが望ましいです。

矯正中にむし歯・歯周病が発見された際はそちらの治療が優先されるため、一時的に矯正治療を中断することがあります。

その際、むし歯治療に対応していない歯科医院であれば、むし歯の治療は別の歯科医院を受診しなければなりません。

川越ホワイト歯科クリニックでは、むし歯・歯周病の治療にも対応しています。

審美歯科にも対応しているので、矯正終了後もかかりつけ歯科医院として長く通っていただけます。

完全個室完備で落ち着いて治療を受けられる

歯科医院で治療を受ける際「周りのお客さんの目が気になる」という方は多いです。

川越ホワイト歯科クリニックでは診療室が完全個室となっているので、周囲の目を気にすることなく治療が受けられます。

落ち着いた環境で治療を受けたい方は、埼玉県川越駅から徒歩1分の川越ホワイト歯科クリニックに、ぜひ一度ご相談ください。

川越ホワイト歯科クリニックの基本情報

アクセス・住所・診療時間

川越駅西口から徒歩1分

埼玉県川越市脇田本町14-11 まきビル2F

診療時間
10:00~13:00
14:30~19:30

★:月曜と金曜は20:00まで診療

この記事の監修歯科医師