FOLLOW US

目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 歯科TOP
  3. 矯正歯科TOP
  4. 矯正歯科コンテンツ
  5. 裏側矯正(舌側矯正)のメリットは?治療期間・費用相場・歯科医院の選び方をご紹介します

裏側矯正(舌側矯正)のメリットは?治療期間・費用相場・歯科医院の選び方をご紹介します

 公開日:2024/02/26
歯科助手と患者

初対面の人と話すとき、どこを見ますか?まず、歯に目がいく方は多いのではないでしょうか。

歯並びは、人の印象を変えるといわれています。いくら目がぱっちりしていても、鼻筋が通っていても、歯並びが悪いと印象は大きく変わるものです。

歯並びが悪いと気になる方は、歯科矯正という治療に興味を持ったことがあるのではないでしょうか。

とはいえ、歯科矯正といえば「歯にワイヤーを付けているのが目立って恥ずかしい」という理由で抵抗がある方もいるでしょう。

こちらの記事では、裏側矯正(舌側矯正)について紹介していきます。裏側矯正(舌側矯正)を選択するメリットや治療期間・費用相場・歯科医院の選び方について詳しく紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

伝法 昌広

監修歯科医師
伝法 昌広(A.I.DENTAL OFFICE)

プロフィールをもっと見る
日本大学松戸歯学部卒業。日本矯正歯科学会認定医。日本成人矯正歯科学会認定医。日本口蓋裂学会会員。東京SJCD会員。日本舌側矯正歯科学会認定医 副理事長

裏側矯正(舌側矯正)のメリットは?


まず、裏側矯正(舌側矯正)とはどのようなものなのかみていきましょう。
裏側矯正(舌側矯正)とは、ワイヤー矯正の一種です。通常のワイヤー矯正は、歯の表側にブラケットとワイヤーをつけます。
しかし、裏側矯正(舌側矯正)では歯の裏側にそれらを装着して矯正を行うのです。ここが大きな違いとなります。
では、裏側矯正(舌側矯正)にはどのようなメリットがあるのか、理由を3つ紹介します。

歯科矯正を行っていることを気付かれにくい

前述したとおり裏側矯正(舌側矯正)とは、ワイヤーなどを歯の裏側に装着する矯正方法で、他人と会話をして歯が見えても歯の裏側にあるワイヤーまでは見えにくくなります。
つまり、歯を見ただけでは歯科矯正をしていることが気付かれにくいのです。矯正のため歯にワイヤーなどを付けていることが他人に見えてしまい、歯科矯正をしていると気付かれてしまうのは嫌だ…という方も多いのではないでしょうか。
特に、幼少期から歯科矯正の治療が必要な場合、周りの目を気にしてしまう子もいるでしょう。そのような方にこそ、裏側矯正(舌側矯正)はおすすめです。

職業柄歯科矯正が難しいケースにも対応できる

人の目につく歯の表面にワイヤーなどを装着することは、口元の印象が気になるお仕事の方は抵抗があるでしょう。
他にも、話しづらい・痛みに耐えられるだろうかなど、歯科矯正をするにあたって不安に感じることはあるでしょう。しかし、裏側矯正(舌側矯正)をすることで人の目が気になるという点を払拭できます。

歯の表面が虫歯になりにくい

歯の裏側にワイヤーなどの装置を付けた方が、虫歯になりにくいのです。歯の裏側といえば、歯ブラシでは磨きにくくて汚れが残ったまま付着してしまい、虫歯になりそうなイメージはないでしょうか。実は、歯の裏側はエナメル質が表側より3倍も厚くなっているのです。さらに、虫歯菌の出す酸に強いといわれています。
他にも、唾液はいつも循環しているため歯の裏側は唾液で湿った状態となり、唾液の静菌作用・殺菌作用によって虫歯をつくる菌が増殖しにくい状態が保たれています。とはいえ、歯磨きを雑に済ませたり、サボったりすると虫歯になる可能性はもちろん高まるでしょう。歯の裏側にワイヤーを装着する方が虫歯になりにくいとはいえ、矯正中も歯磨きは丁寧に行うことが大切です。
ワイヤーなどを付けていると、しっかり磨けているか不安になることもあるでしょう。その場合は、手鏡などを見ながら、磨いているところを確認すると磨きやすくなります。さらに、歯医者で定期的にクリーニングを行ってもらうのも良いでしょう。

裏側矯正(舌側矯正)の治療期間はどのくらい?


歯科矯正を終えるまでに必要な期間は、歯の状態・子どもか大人かなど年齢によっても異なります。では、実際にどのくらいかかるのかみていきましょう。

矯正治療の期間

矯正治療期間とは、矯正器具を歯に装着し、歯を理想の位置に動かす期間のことをいいます。全体矯正の場合、治療期間は1〜3年程度です。部分矯正の場合、治療期間は6か月〜1年程度となります。
矯正治療の期間は以下の要素によって変わってきます。

  • どのくらいの範囲を矯正するのか
  • 虫歯・歯周病・破損といったトラブルが発生しているかどうか
  • 抜歯が必要かどうか

他にも、年齢・性別によって矯正期間が変わってきます。例えば、20歳以上の大人と小学生を比較した場合、発達途中の段階で顎の骨や歯が動きやすい小学生の方が治療期間が短くなりやすい傾向です。また、成人した男性の方が女性よりも顎の骨が硬いため、歯は動きにくい傾向があります。

リテーナーで保定する期間

矯正装置を外した直後の歯は周りの骨が安定しておらず、動きやすくなっています。そのため、せっかく矯正したのに歯は元の位置に戻ろうと動くのです。リテーナーとは、移動した歯が元の位置に戻ろうとすることを防ぎ、歯を安定させるために装着する装置のことをいいます。
病院によって、数種類のリテーナーの取扱いがあります。取り外しタイプの場合、食事・歯磨きのとき以外に1日20時間以上は装着する必要があると言われています。装着をし忘れた場合、歯が動いてしまいリテーナーが合わなくなってしまうので注意しましょう。
歯の位置が安定してくると、装着時間を少しずつ減らしていきます。矯正期間と同じで個人差はありますが約2〜3年の保定期間が必要とされます。自己判断でリテーナーの使用を中止することはせず、定期的に歯医者を受診して医師の指示に従いましょう。
また、保定期間をどう過ごすかによって、今後の歯並びが左右されるので矯正装置が外れたからといって油断は禁物です。しっかりとリテーナーを装着して、きれいな歯並びを手に入れましょう。

裏側矯正(舌側矯正)の費用相場は?


歯科矯正にかかる費用の相場は、どのくらいでしょうか。ワイヤー矯正の場合は約60~150万円(税込)で、裏側矯正(舌側矯正)の場合は110~180万円(税込)です。もちろん、個人差があり、歯の状態や病院によっても費用に差があります。しかし、表側のワイヤー矯正と比べると裏側矯正(舌側矯正)の方が高額な治療方法といえるでしょう。裏側矯正(舌側矯正)の方が料金が高くなるのには、以下のような理由が挙げられます。

  • 専門性が高い治療であること
  • 治療に時間を要すること
  • 矯正装置がオーダーメイドだから

裏側矯正(舌側矯正)を受ける歯科医院の選び方は?


裏側矯正(舌側矯正)で歯を治療したいとき、どの病院を選べばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。こちらでは、病院を選ぶときのポイントを確認していきましょう。

日本矯正歯科学会の認定医が在籍してるかどうかを確認する

日本矯正歯科学会の認定医が在籍している病院かどうかを確認しましょう。しかし、矯正歯科医であっても、裏側矯正(舌側矯正)の技術があるとはいえません。というのも、日本矯正歯科学会の認定医取得時に、裏側矯正(舌側矯正)についての試験・症例提出はありません。よって、認定医が在籍しており、裏側矯正(舌側矯正)の治療実績がある病院を選ぶとよいでしょう。

一人ひとりの状態に合った治療を行ってくれる歯科医院を選ぶ

矯正治療は、治療期間が長く病院との付き合いは長期にわたります。そのため、医師との相性が良い方がいいでしょう。自分に合った矯正治療に向けて、しっかりとした説明をしてくれる歯科医院を選ぶことが大切です。

費用の安さだけで安易に選ばない

治療費用が安いからといって、安易に決めないようにしましょう。矯正歯科は保険治療は適用されず、自費診療となるため歯科医院によって治療費が違います。治療費の平均金額はありますが、実際にかかる費用はそれぞれです。しっかりとした検査を行った上で、明確な治療費を提示してくれる病院を選ぶようにしましょう。

メンテナンスをしっかり行ってくれるかどうかも確認する

矯正治療は、定期的な通院が必要となります。もちろん個人差はありますが、年単位の長期の治療・メンテナンスが必要となるものです。
だからこそ、自宅から近くて通いやすい・仕事が休みの日に行けるなど自分の生活スタイルに合った歯科医院を探すことが大切です。

裏側矯正(舌側矯正)をご希望ならA.I.DENTAL OFFICEへご相談を

A.I.DENTAL OFFICE
裏側矯正(舌側矯正)を希望される方は、東京都港区南青山にあるA.I.DENTAL OFFICEへ一度相談してみてはいかがでしょうか。

A.I.DENTAL OFFICEの公式ホームページには、治療の流れや料金がわかりやすく記載されています。しかし、自分の場合はどのくらい料金がかかるのか、もっと詳しく話を聞きたい方もいるでしょう。そのような方は、無料で受けられる初診カウンセリングで気軽に相談できるのでぜひ利用してみてください。

患者さん一人ひとりの口腔内の状態をしっかりと診察することはもちろん、患者の意見を踏まえた治療方針を考えた治療を実践してくれます。

他にも、こちらの病院のおすすめポイントをみていきましょう。

歯科矯正治療に特化した歯科クリニック

診察室
A.I.DENTAL OFFICEは、歯科矯正治療に特化した歯科クリニックです。

歯科矯正医師はもちろん、口腔外科専門の医師・歯周病専門の医師・歯科衛生士・歯科技工士が在籍しており、サポート体制は万全です。

さらに、専門の医師それぞれの視点と専門的な知識・熟練の技術を一つにして治療を行います。

これだけ専門の医師が揃っているクリニックで治療ができると、安心して歯科矯正を行えるでしょう。

子どもの歯科矯正にも対応

A.I.DENTAL OFFICEはあ、大人の永久歯の歯科調整だけでなく、子どもの矯正治療にも対応しています。

成長期に行う矯正治療は、その状態に応じた複数の装置を使用しながらの治療が必要です。乳歯の時期の治療は、あくまで一次治療となります。永久歯に生え変わった後、全体的な矯正治療が必要になることが多く、こちらのクリニックでは最後までサポートしてくれるので心強いのではないでしょうか。

上顎が裏側・下顎が表側の矯正にも対応してくれる

上下顎の矯正を裏側矯正(舌側矯正)にしてしまうと、矯正治療費は高額となります。できれば、少しでも治療費をおさえたい方は、上顎はよく目につくので裏側矯正(舌側矯正)、下顎はあまり見えないから表側矯正といったように、患者さんに合わせた対応をしてもらえます。

さらに、月に一度はワイヤーの調整・歯の清掃状態チェック・口内のクリーニングなどメンテナンスも行ってもらえるので安心です。

矯正が終了してからの装置の撤去・リテーナー期間のメンテナンスも安心して任せられるクリニックとなっています。

A.I.DENTAL OFFICEの基本情報

アクセス・住所・診療時間

表参道駅から530m(徒歩 7分)

東京都港区南青山5-14-4 河合ビル2F

診療時間
11:00~14:00
15:00~20:00


この記事の監修歯科医師