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通院期間を短縮!効率的なインプラントで失った歯をすぐに取り戻す方法

 公開日:2025/11/07
通院期間を短縮!効率的なインプラントで失った歯をすぐに取り戻す方法

インプラント治療は長い期間がかかるイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。従来の治療方法では数ヶ月〜1年以上かかることも珍しくありませんでしたが、近年では歯科用CTや3Dシミュレーション、即時埋入といった新しい技術により、治療期間を短縮できるようになってきました。 本記事では、どのように効率的なインプラント治療が可能になったのか、その技術や注意点、信頼できる歯科医院の選び方まで解説します。

山田 隆介

監修歯科医師
山田 隆介(ロイヤル歯科クリニック代々木)

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1993年 広島大学歯学部卒
1993年 広島歯科勤務
1995年 ロイヤルハイツ歯科矯正クリニック開設
2014年11月 渋谷区代々木へ移転し、「ロイヤル歯科クリニック代々木」開院

インプラント治療はどれくらいかかる?

インプラント治療はどれくらいかかる? インプラント治療を検討する際、仕事や生活への影響から、治療期間はどのくらいなのか気になる方は少なくないでしょう。まずは、一般的なインプラント治療の流れと期間、そして効率的なインプラント治療との違いを解説します。

一般的なインプラントの治療期間と流れ

インプラント治療では、精密検査を行って治療計画を立て、インプラント体を顎骨に埋め込む手術を実施し、骨とインプラントが結合するまで待つ治癒期間が必要です。下顎では約3ヶ月、上顎では約6ヶ月程度の治癒期間を経て人工歯を装着します。 この治癒期間は、インプラントと骨が生物学的に結合するプロセスのために必要な期間です。この間、患者さんは仮歯を使用するか、場合によっては歯がない状態で過ごすこともあります。検査から人工歯の装着まで、短くても4ヶ月、長い場合は1年以上かかることもあります。

インプラント治療はなぜ時間がかかるのか

インプラント治療に時間がかかる主な理由は、骨との結合を待つ治癒期間が必要なためです。インプラントは顎骨に直接埋め込まれ、骨と一体化することで安定した土台となります。治癒期間を短縮することは治療の成功率に影響する恐れがあります。 また、骨量や質が不足している場合には、骨を増やす処置が必要になることもあり、こうした追加処置のためにさらに数ヶ月の期間が加わることになります。 安全性を確保するには、治癒期間や追加処置のために十分な期間を確保する必要があります。

効率的なインプラントとは?

効率的なインプラントとは、抜歯と同時にインプラントを埋入する即時埋入や、埋入直後に仮歯を装着する即時荷重といった方法があります。 これらの方法で治療期間を数ヶ月短縮できる可能性がありますが、治療を適用できるかどうかは、患者さんの骨の状態や全身の健康状態によって異なります。全ての方に適用できるわけではないため、歯科医師による慎重な診断が必要です。

効率的なインプラント治療を可能にする新しい技術

効率的なインプラントを可能にする新しい技術 効率的なインプラント治療を実現しているのは、歯科医療における新しい技術です。デジタル技術の導入により、精密な診断と治療計画が可能になり、治療の精度と安全性が向上しました。ここでは、効率的な治療を支える主要な技術について解説します。

歯科用CT・3Dシミュレーションで精密に計画

歯科用CTは、顎骨の厚みや高さ、神経の位置、血管などを三次元的な情報で正確に把握できるため、より安全で精密な治療計画に役立てることができます。 この情報をもとにコンピューター上で治療のシミュレーションを行い、インプラントを埋入する位置や角度、深さを事前に検討できるため、手術時間の短縮と患者さんの負担軽減につながります。また、骨の状態を詳細に分析することで、即時埋入や即時荷重が可能かどうかを診断できるようになりました。 3Dシミュレーションでは、治療後の仕上がりを視覚的に確認することができます。患者さんにとっても治療内容を理解しやすくなり、安心感を持って治療に臨めるメリットがあります。 このように、デジタル技術の活用は効率的なインプラント治療の実現に欠かせない要素となっています。

即時埋入・即時荷重インプラントとは

即時埋入とは、歯を抜いたその日のうちにインプラントを埋め込む方法です。従来は抜歯後の治癒を待ってからインプラントを埋入していましたが、即時埋入では抜歯とインプラント埋入を1回の手術で行うため、治療期間の短縮と患者さんの負担軽減につながります。 即時荷重は、インプラントを埋入した直後に仮歯を装着する方法です。従来は骨との結合を待ってから人工歯を装着していましたが、即時荷重では手術当日から歯として機能させることができるので見た目の改善も早く、特に前歯などの審美的に重要な部位で有効とされています。 ただし、これらの方法を適用できるかどうかは、骨の質や量、埋入部位の安定性などによって判断されます。

デジタル技工や院内システムによるインプラント治療

デジタル技工システムの導入により、人工歯の製作期間も短縮されています。口腔内スキャナーで歯型を取得し、そのデータをもとにコンピューター上で人工歯を設計します。従来の印象材を用いた型取りと比べて、より精確で患者さんの負担も少ない方法です。 設計されたデータは歯科技工所に送られ、デジタルデータのやり取りによって製作期間の短縮と精度向上につながっています。 一部の歯科医院では院内に技工設備を持ち、その場で人工歯を製作できる体制を整えているところもあります。 また、治療全体を管理するシステムの導入により、各工程の連携がスムーズになっています。診査から手術、人工歯の装着まで、全ての情報が一元管理されることで治療の効率化と期間短縮が実現しています。こうしたデジタル化の流れは、今後さらに進展していくと考えられます。

早くても安全?短期間インプラント治療のリスクと注意点

短期間インプラント治療のリスクと注意点 短期間の治療は魅力的ですが、安全性について不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。ここでは、短期間のインプラント治療におけるリスクや注意点、適応の判断基準について解説します。

早期治療が向かないケース

インプラントを安定させるためには骨による十分な支持が必要なので、骨の量や質が不十分な場合、早期の治療は推奨されません。骨が薄い、またはやわらかい場合はまず骨を増やす処置を行い、骨が安定してからインプラントを埋入する必要があります。 また、糖尿病などの全身疾患をお持ちの方や喫煙習慣のある方は、骨との結合が妨げられる可能性があり、即時埋入や即時荷重のリスクが高まります。歯周病が進行している場合も、まず歯周病の治療を優先する必要があります。 さらに、噛む力が強い方や歯ぎしりの習慣がある方は人工歯に過度な負担がかかる可能性があるので、インプラントの安定を確認してから最終的な人工歯を装着する従来の方法が適していることもあります。 患者さんの状態に合わせて総合的に判断し、状態に合うかどうかをしっかり確認することが重要です。

治療の早さと成功率の関係

骨の状態が良好で初期固定を十分に得られるなど、条件が整っている患者さんに対して行われる即時埋入や即時荷重は、効率的な治療でも従来の方法と同等の成功率が期待できます。 しかし、無理に治療の早さを求めることには注意が必要です。骨との結合が不十分なまま人工歯に力がかかるとインプラントが動いてしまい、結果として失敗につながることがあります。長期的な成功を考え、焦らずに適切な方法を選ぶことがポイントです。

信頼できる歯科医院を選ぶポイント

効率的なインプラント治療を成功させるためには、信頼できる歯科医院を選ぶことが重要です。まず、歯科用CTなどの診断設備が整っているかを確認しましょう。精密な診断ができる環境は、安全性が高い治療の基盤となります。 次に、インプラント治療の経験が豊富な歯科医師が在籍しているかも重要なポイントです。専門的な技術と知識を持つ歯科医師は、適切な症例選択と治療計画の立案ができると考えられます。 また、治療後のメンテナンス体制やカウンセリングの説明の丁寧さも大切です。治療方法や期間、リスクについて丁寧に説明してくれるか、疑問や不安に真摯に向き合い、納得できるまで説明してくれるかを確認しましょう。

通院期間を短縮したい人のための治療プランと準備

通院期間を短縮したい人のための治療プランと準備 では、安全性を確保しながら通院期間を短縮したい場合はどうすればよいのでしょうか。ここでは、短期間での治療を成功させるためのポイントを紹介します。

初診カウンセリングで確認しておくべきこと

初診時には、ご自身の希望する治療期間を明確に伝えることが大切です。仕事の都合や生活スケジュールなど、具体的な事情を説明することで、歯科医師も現実的な治療計画を立てやすくなります。遠方から通院される場合は、その旨も伝えておきましょう。 また、短期間での治療が可能かどうか、その条件について確認します。ご自身の骨の状態や全身の健康状態が早期治療に適しているか歯科医師の見解を聞き、もし早期治療が難しい場合はどのような準備が必要かも確認しましょう。 治療費や治療期間についても、具体的に確認しておく必要があります。追加処置が必要になった場合の費用や期間の変動なども、事前に把握しておくと安心です。疑問点はすべて解消してから治療を開始することで、後々のトラブルを避けられます。

短期間治療を成功させるための事前検査

短期間での治療を成功させるには、精密な事前検査が欠かせません。歯科用CTによる骨の状態の確認、血液検査による全身状態のチェックなど、必要な検査を受けます。これらの検査結果をもとに、適切な治療計画が立案されます。 インプラント治療を成功させるためには、口腔内が健康な状態であることが求められます。むし歯や歯周病がある場合は先にそれらの治療を完了させ、噛み合わせに問題がある場合は必要に応じて噛み合わせの調整やほかの歯の治療を行います。 場合によっては事前の治療に数週間から数ヶ月かかることもありますが、治療後にインプラントを長持ちさせるためには、しっかりとインプラントを受け入れる環境を整えることが大切です。

治療後のケアで長く快適に使うために

インプラント治療後は、適切なケアが長持ちの鍵となります。インプラント周囲炎という炎症が起こるとせっかくのインプラントを失うことになりかねないので、毎日の歯磨きはもちろんのこと、定期的な歯科医院でのメンテナンスが重要です。 歯科医院でのメンテナンスでは、専門的なクリーニングと状態のチェックを行います。一般的には3〜6ヶ月に一度の受診が推奨されており、早期に問題を発見し対処することで、長期的に良好な状態を維持できるでしょう。 また、生活習慣の改善も大切です。喫煙はインプラントの寿命を縮める要因となるため、禁煙が推奨されます。栄養バランスの取れた食事や適度な運動により、全身の健康を保つこともインプラントの長期的な成功につながります。歯科医師の指導に従い、適切なケアを続けることが大切です。

インプラントならロイヤル歯科クリニック代々木にご相談を

ロイヤル歯科クリニック代々木 治療期間を抑えた効率的なインプラント治療は、専門的な設備と経験豊富な歯科医師とスタッフが揃った歯科医院で治療を受けるのがおすすめです。ロイヤル歯科クリニック代々木は、先進的な技術と設備を導入し、丁寧な対応と患者さん一人ひとりに合ったインプラント治療を心がけられています。 ここからは、患者さんの負担を抑えた効率的なインプラント治療に注力しているロイヤル歯科クリニック代々木について紹介します。

精密な診断を支える新しいデジタル設備

ロイヤル歯科クリニック代々木 ロイヤル歯科クリニック代々木では被ばく量の少ない歯科用CTを導入し、骨の状態を三次元的に把握し、神経や血管の位置も正確に確認しています。デジタル診断により治療前にシミュレーションを行い、インプラントの位置や角度を精密に計画することで、手術時間の短縮と安全性の向上を目指しているそうです。 患者さんにとっては治療内容を視覚的に理解しやすく、安心して治療に臨める環境が整っているといえるでしょう。 また、院内の衛生管理体制も徹底されています。滅菌や感染予防のマニュアルが整備され、高いレベルでの衛生管理で清潔な環境での治療が提供されています。

効率的なインプラント治療でも丁寧に!一人ひとりに合わせた治療計画

患者さんが治療期間を短縮したいという希望を持っている場合、ロイヤル歯科クリニック代々木では患者さんの骨の状態や全身の健康状態を詳しく診査したうえで、治療方法を適用できるか、患者さんに合う治療方法は何かをしっかりと検討したうえで治療計画を立案するそうです。 できるだけ治療期間を短縮できるように体制を整え、1回の治療時間を長めに確保して効率的に治療を進めることで、遠方からの患者さんにも対応しているといいます。 また、明確な価格設定で治療前に想定される治療総額を患者さんに伝えることで、患者さんが不安を抱えたまま治療を進めることがないよう配慮されています。 費用に関する透明性が高く、安全性に考慮したインプラント治療を受けたいという方にとって、安心感のある体制が整っているといえるでしょう。

経験豊富な歯科医師と専門チームによる安全性の高い治療

治療を担当するのは、一般歯科治療からインプラント、顎関節症まで幅広い治療に携わってきた経験豊富な歯科医師です。知識と高い技術力を活かし、骨造成などの処置も取り入れて、難症例にも対応しています。 また、インプラント専門の歯科技工士と連携して精度の高いセラミック歯の製作を心がけるなど、専門チームによる安全性の高い治療で、審美的にも機能的にも満足度が高いインプラント治療の実現のために尽力されています。 インプラント治療を考えている方は、ロイヤル歯科クリニック代々木に相談してみてはいかがでしょうか。

ロイヤル歯科クリニック代々木の基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数

JR 山手線・都営大江戸線 代々木駅より徒歩3分

東京都渋谷区代々木1-21-12 ヤマノ25ビル3階

診療時間
10:00〜13:00 - - -
15:00〜18:00 - - -
★:11:00~13:00 ☆:15:00~19:30

【費用(税込)】  手術 220,000円  上部構造   ハイブリットセラミッククラウン 55,000円   セラミッククラウン(メタルボンド) 77,000円 【治療期間】1ヶ月ほど(症例による) 【治療回数】2〜5回ほど(症例による)

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