FOLLOW US

目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 歯科TOP
  3. インプラントTOP
  4. インプラントコンテンツ
  5. インプラント治療のメリットは?歯を失った際のインプラント治療の必要性

インプラント治療のメリットは?歯を失った際のインプラント治療の必要性

 公開日:2024/04/30
インプラント治療のメリットは?デメリット・費用・治療の流れも解説

歯を失った際の治療法としてその地位を確立しつつあるインプラント治療ですが、どのようなメリット・デメリットがあるでしょうか。

患者さんごとに適切な治療法は異なり、インプラント治療が適切とはいえないケースもあります。

この記事ではインプラント治療のメリットやデメリット、治療の流れを解説します。

失った歯を補う方法として、ご自身に合った治療法を選択するための参考になれば幸いです。

高橋 治好

監修歯科医師
高橋 治好(丸の内二重橋ビル タカハシ歯科)

プロフィールをもっと見る
東京歯科大学卒
歯学博士
日本大学松戸歯学部 兼任講師
日本口腔インプラント学会会員
日本睡眠歯科学会会員
日本歯科理工学会会員
Dental Materials Adviser
日本歯科人間ドック会員
UCLAインプラントアソシエーションジャパン理事
UIRインプラント研究会

インプラント治療の必要性

インプラント治療の必要性
歯を失った際には、インプラント治療などで補う方法があります。
歯が1本なくなっても咀嚼機能にはすぐに影響を感じないため、放置してしまう方も少なくありません。しかし歯は隙間があると少しずつ動いていくため、歯を失った部分の隣の歯が倒れたり、ズレたりして噛み合わせが悪くなる可能性があります。また、歯を失った部分と噛み合う歯には力がかからなくなるため、歯が伸びてきてしまうこともあります。これを「挺出(ていしゅつ)」といいます。歯が挺出しすぎると歯槽骨から出てきて安定性がなくなり、抜歯せざるを得なくなるケースも珍しくありません。
歯はすべての歯が揃うことで機能するようになっているため、欠けた歯は速やかに補うことが、歯の寿命を長くするために大切なのです。

インプラント治療のメリット

インプラント治療のメリット
歯を失った際の主な治療であるインプラントには、どのようなメリットがあるでしょうか。
インプラント治療のメリットを解説します。

自分の歯と同じように食べ物を噛める

インプラント治療は歯を支える顎骨に人工の土台を埋め込むため、安定性が高いのが特徴です。そのため自分の歯に近い感覚で噛むことができ、食事の高い快適性が大きなメリットになります。食事や発音に違和感が生じるのを避けたい方はインプラント治療が適しているでしょう。

残っている健康な歯に負担をかけにくい

インプラント治療は顎骨に埋め込んだ土台で歯を支えるため、ほかの歯への負担が少ないこともメリットです。ほかの治療では失った歯の隣の歯を削ったりするため、健康な歯に負担がかかります。
歯を補った後の長い期間を考えて、残っている歯に負担をかけたくない方にはインプラント治療が適しているでしょう。

顎の変形が少ない

インプラント治療は顎骨に土台を埋め込んで歯を支えるため、咀嚼の刺激が顎骨にも伝わります。顎骨は歯から伝わる衝撃に対応する構造になっており、歯が失くなるとその部分だけ刺激がなくなって少しずつ変形する場合があります。
インプラント治療の歯は顎骨に自分の歯に近い刺激が加わり、顔の形も含めて見た目の変化が少ないのがメリットです。

自然で美しい見た目

インプラント治療の人工歯は天然の歯に近く、他人から見て人工歯とはわかりにくくなっています。歯を支える土台は顎骨に埋め込まれているため外からは見えず、自然で美しい仕上がりがインプラントの大きなメリットです。
前歯などは見た目が気になると人前で笑顔になるのを躊躇ったり口数が減ったりと、性格にまで影響が出てしまう可能性があるため、見た目が気になる方はインプラント治療が適しているでしょう。

適切にメンテナンスをすれば長もちする

厚生労働省が公開しているインプラント治療のためのQ&Aによると、インプラント治療後10~15年の残存率は上顎で約90%・下顎で約94%です。
インプラント治療後には定期的なメンテナンスが必要となりますが、それを怠らなければ10年以上使うことができるのは大きなメリットでしょう。

インプラント治療のデメリットやリスク

インプラント治療のデメリットやリスク
インプラント治療にはメリットだけでなく、デメリットもあります。インプラント治療を検討する際に、覚えておくべきデメリットを解説します。

外科的手術が必要になる

インプラント治療は、顎骨に金属製の土台を埋め込むため外科的手術が必要です。このため、高血圧・糖尿病・骨粗しょう症などの全身疾患があると、インプラント治療を受けられない場合があります。歯科医師だけでなく、全身の症状を担当する医師とも相談しながら、まずは全身疾患の治療を優先しなければインプラント治療は難しいでしょう。
生活習慣病など基礎疾患のある方にとっては、インプラント治療の可否は全身の状態を見ながら慎重に判断する必要があります。

インプラント周囲炎のリスクがある

インプラント治療の土台と骨の周囲は血管が通っていないため、抵抗力が弱く細菌に感染しやすくなります。インプラントの周囲に細菌が感染して炎症を起こすことをインプラント周囲炎といい、インプラント特有の症状です。
インプラント治療後には毎日の歯みがきと、定期的な通院によるメンテナンスが大切です。メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎を起こして、骨が溶けて土台が抜け落ちてしまう可能性もあります。インプラント治療後も、定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。

インプラント治療と従来の治療の比較

インプラント治療と従来の治療の比較
インプラント治療が適切であるかどうかは、それぞれの症例によって異なります。失った歯の本数や場所によって、インプラント治療とほかの治療法でどのような違いがあるか解説します。

歯を1本失った場合

失った歯が1本の場合は、インプラント治療ブリッジ治療・取り外し可能な義歯による治療の3つの選択肢があります。
取り外し可能な義歯は保険適用となるため、費用が安く済むのが大きなメリットです。取り外して洗えることもメリットではありますが、安定性に欠けるため食事の快適性は大きく低下するでしょう。
安定性の高さではブリッジ治療があります。ブリッジ治療は保険適用となりますが、隣の歯に架橋するために負担をかけることが大きなデメリットです。
インプラント治療は隣の歯に負担をかけることなく高い安定性を得られますが、骨の状態によっては土台を埋め込むことが難しい場合があります。

歯を数本失った場合

歯を失った本数が多い場合、ブリッジ治療は難しくなります。ブリッジ治療で補えるのは基本的に3本までで、4本以上連続して失っている場合はインプラント治療か取り外し可能な義歯による治療を選択することになるでしょう。
インプラントの費用相場は1本あたり300,000~500,000円(税込)であるため、歯を失った本数が多い程費用も大きくなります。義歯は保険適用で5,000円(税込)程、保険適用外で150,000円(税込)程が費用相場です。ブリッジは保険適用で15,000〜20,000円(税込)程、保険適用外で1本80,000〜150,000円(税込)程が費用相場となります。

すべての歯を失った場合

すべての歯を失った場合はブリッジ治療はできないため、インプラント治療か取り外し可能な義歯による総入れ歯治療となります。
インプラント治療は1つの土台で1つの人工歯を支えるのが基本ですが、すべての歯を補う場合にはオールオン4という治療法があります。これは4つの土台で14本の歯を支える方法で、1本ずつ施術するより治療期間や費用を少なく抑えられるのがメリットです。
上下に行うと約4,000,000円(税込)が相場となり、費用負担が大きいのがデメリットですが、自分の歯に近い感覚で長く使えるというメリットがあります。取り外し可能な義歯を保険適用の材料で作成した場合、総入れ歯の費用は、5,000~10,000円(税込)、保険適用外だと300,000円(税込)程となります。

インプラントのことなら丸の内二重橋ビル タカハシ歯科にご相談を

丸の内二重橋ビル タカハシ歯科 入口
東京でインプラント治療をお考えなら、丸の内で50年以上の歴史を持つ丸の内二重橋ビル タカハシ歯科にご相談してみてはいかがでしょうか。

タカハシ歯科は少ない来院回数で、痛みが少なく美しく長もちする医療の提供を目標とされています。

むし歯や歯周病の治療だけでなく、インプラント治療ブリッジ治療入れ歯治療なども包括的に行っているため、ご自身にとって適切な治療方法が見つかるでしょう。

インプラントを専門に学んだ院長先生による治療

丸の内二重橋ビル タカハシ歯科院長
丸の内二重橋ビル タカハシ歯科院長の高橋治好先生は、日本口腔インプラント学会に所属し、インプラント治療が始まった頃から携わっているインプラントのスペシャリストです。

歯科医師歴は30年以上で、インプラント治療も数多くの症例を経験しています。父の代から歯科医師で、丸の内で50年以上続いている歯科医院の院長として基本を大事にし、個性がないのが自分の個性と語る歯科医師です。

患者さんごとに接し方を工夫し、患者さんが心を開いて歯の悩みを話してくれる雰囲気作りを心がけているといいます。

歯科医院は怖いところ・痛いところ・行きたくないところなどのイメージがある方は、患者さんに寄り添ってくれる丸の内二重橋ビル タカハシ歯科が適しているでしょう。

充実したインプラントの保証とメンテナンス

丸の内二重橋ビル タカハシ歯科では、インプラント治療を専門に学んだ歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士のスペシャリストで治療にあたっています。高い技術と丁寧なメンテナンスインプラント治療を行っています。

インプラント治療は通常6~24週間通院し、1回の治療時間は60~120分かかります。その後も定期的にメンテナンスで通院するため、不安が少なく通える歯科医師を選ぶことが大切です。

丸の内二重橋ビル タカハシ歯科では、インプラント体の保証期間が治療終了日から10年間、インプラント上部構造の保証期間が治療終了日から最長5年間となっています。詳細は診察時にご相談ください。

セカンドオピニオンやインプラント以外の治療にも対応

丸の内二重橋ビル タカハシ歯科は、インプラント治療専門の医院ではなく、ブリッジ治療入れ歯治療も含めて総合的な治療を行う歯科医院です。

ご自身にインプラント治療が適切なのかわからず、セカンドオピニオンを受けたい患者さんの相談も受け付けています。

丸の内二重橋ビル タカハシ歯科では患者さんの噛む能力を守ることを第一に考え、それぞれの症例に合わせて適切な治療法を提案されています。

治療法に悩んでいる際にも、相談や見積もりは無料でできるそうです。

本記事では、インプラント治療のメリットやインプラントの重要性をお伝えしました。インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

丸の内二重橋ビル タカハシ歯科の基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数

JR京浜東北線 有楽町駅国際フォーラム口より徒歩5分

東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビル 地下1階

診療時間
10:00〜13:00
14:30〜19:00

【費用(税込)】300,000〜500,000円
【治療回数】4〜6回
【治療期間】6~24週間、1回の治療時間は60~120分
※治療内容やインプラントの本数などによって異なる

この記事の監修歯科医師