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インプラント治療で抜歯が必要なのはどんなとき?抜歯を行う時期・抜歯を避けたい場合どうすればいいかを解説

 更新日:2023/12/06
インプラント

インプラント治療は無くなった歯の代わりに人工歯根を埋め込み人工歯を取り付ける治療方法ですが、治療を行うにあたって抜歯が必要になるケースがあります。なるべくなら自分の歯を残したいと考える方が多いかと思いますが、歯の状態によってはどうしても抜歯を避けられないケースもあります。

抜歯をしてインプラント治療を行う場合、満足のいく治療が受けられるかどうかは歯科医院選びが重要です。

今回はインプラント治療で抜歯が必要になるケースについてご説明するとともに、抜歯を行う時期・抜歯を避けたい場合どうすればよいのか・インプラント治療を行う歯科医院を選ぶポイントなどをご紹介いたします。

インプラント治療を行う際の参考にしていただけると幸いです。

藤井 政樹

監修歯科医師
藤井 政樹(東京日本橋あさひ歯科)

プロフィールをもっと見る
2007年 東京医科歯科大学歯学部歯学科 卒業
2007年 東京医科歯科大学歯学部附属病院勤務(研修医)
2008年 東京医科歯科大学大学院 インプラント口腔再生医学 入学
2012年 東京医科歯科大学大学院 インプラント口腔再生医学 修了 博士号取得
2012年 東京医科歯科大学インプラント口腔再生医学 大学院研究生 入学
2013年 東京医科歯科大学インプラント口腔再生医学 大学院研究生 修了
2013年 東京医科歯科大学歯学部附属病院インプラント外来勤務
2018年 東京医科歯科大学高齢者歯科学分野非常勤講師
2018年 東京医科歯科大学インプラント外来非常勤講師
2018年 昭和大学歯科病院インプラント歯科学 助教
2021年 松本歯科大学補綴学講座 講師 インプラントコアチーム
2022年 東京医科歯科大学インプラント外来 非常勤講師 退職
2022年 あさひ歯科 継承 東京日本橋あさひ歯科に改名
東京日本橋あさひ歯科 院長

インプラント治療で抜歯が必要なのはどんなとき?

抜歯が必要な場合
インプラント治療ではチタンやチタン合金でできた人工歯根を顎の骨に埋め込み人工の歯を取り付けます。そのため、インプラント治療を行う際には抜歯が必要です。
では、どういったときに抜歯が必要になり、インプラント治療が必要となるのでしょうか?

歯周病がひどいとき

歯を無くしてしまう大きな原因の一つが歯周病です。
歯周病は歯と歯茎の隙間にある「歯周ポケット」で歯周病菌が増えて炎症を起こすことで発症します。歯周ポケットの保有率は年齢が上がるほどに高くなり、45歳以上の日本人の約半数以上が歯周ポケットを保有しているとされています。
歯周病となった歯であっても適切に治療すれば長期間維持することは可能です。しかし、重度に進展した歯周病に罹患した歯の場合、温存することで周りの歯・顎の骨・ときには全身状態にまで影響を及ぼすことがあります。また重度の歯周病に罹患した歯を長期間維持するには適切なメンテナンスと治療を続けていかなくてはならないため、患者さんが負担だと感じるケースも少なくありません。
このように歯周病がひどく進んでしまったケースにおいて、歯周病に罹患した歯を残すのが難しい、もしくは歯を残す意義が乏しい場合に抜歯をしてインプラント治療が選択されることがあります。

虫歯がひどく治療ができないとき

歯周病と並ぶ歯を失う大きな原因の一つが虫歯です。
虫歯の原因菌であるミュータンス菌が歯の表面に付着すると、糖分から酸を作り出して歯を溶かします。歯の表面だけであれば少し削って治療すれば治ります。しかし、歯茎の中にある歯の根っこにまで菌が侵入・増殖してしまったようなひどい虫歯の場合では歯を残すような治療は困難です。
このように虫歯がひどく進行して治療ができないときには虫歯に罹患した歯を抜歯してインプラント治療を行うなどの方法が選択されることがあります。

周囲の健康な歯に影響を及ぼす可能性があるとき

歯周病や虫歯を放置して症状が進むと、罹患した歯だけでなく周りの健康な歯にまで影響が及ぶことがあります。歯を支える顎の骨が溶けたり膿が溜まったりするケースでは歯だけでなく顎の骨が欠損してしまうこともあるのです。
このように周囲の健康な歯や歯を支える骨に影響を及ぼす可能性が高く、罹患した歯を残す意義が乏しいときに抜歯が行われます。

インプラント治療前に抜歯を行う時期は?

抜歯を行う時期
インプラント治療は自前の歯が無くなったところに人工の歯を取り付ける治療なので、インプラント治療前に抜歯を伴うことが一般的です。
抜歯を行う時期は様々です。患者さんの顎の骨や全身の健康状態・患者さんの希望する治療方法・歯科医師のインプラントに対する考えなどによって抜歯の時期が変わります。
一般的なタイミングとしては、インプラントを埋め込む8〜16週間前に抜歯を行うことが多いです。抜歯と同時に即時にインプラントを埋め込む手技も増えています。

なるべく抜歯を避けたい場合どうすればいい?

抜歯を避けたい場合
インプラント入れ歯やブリッジに比べて自然な噛み心地と審美性の高さが特徴です。しかし、できることならなるべく抜歯はせずに自前の歯を残したいと考える方が多いはずです。なるべく抜歯をせずに自前の歯を残すにはどうすれば良いのでしょうか。
まず大切なのが、歯を残すことを第一に考えてくれる歯科医院を探すことです。歯周病や虫歯が進行した歯を残すには確かな治療技術・治療設備などがなくてはできません。抜いてしまうのは簡単ですが、歯周病や虫歯が進行した歯を残すのは簡単ではありません。そのため、どこの歯科医院でも治療できるというわけではないのです。なるべく抜歯を避けたいという場合には、歯科医院の選び方が重要になります。

インプラント治療を受ける歯科医院を選ぶときのチェックポイント

チェックポイント
インプラント治療を受けるにあたり非常に重要になるのが歯科医院選びです。インプラント治療を扱っている歯科医院は多くあります。しかし、どの歯科医院で治療を受けても同じような満足度が得られるとは限りません。インプラント治療を受けて良かったと満足できる治療を施してくれるような歯科医院を選ぶことが重要です。
しかし、初めてインプラント治療を受ける場合には何を基準に歯科医院を選べばいいのか分かりません。以下でインプラント治療を受ける歯科医院を選ぶ際のチェックポイントについてご紹介します。

なるべく抜歯を行わずに治療してくれるかどうか

まず一番初めにチェックしていただきたいのが、なるべく抜歯をせずに治療しようと考えてくれる歯科医院かどうかです。
重度の歯周病や虫歯の治療・一度治療した歯の再治療というのは簡単ではありません。これらの症例を扱った経験・技術力・治療するための確かな設備などがないと治療が難しいのです。そのため、難しい症例では抜歯をしてインプラントにする方法が提案されることが多いです。
しかし、患者側としては、できるだけ自前の歯を残したいという考える方もいるでしょう。そのような気持ちに寄り添い、できるだけ抜歯をしない方法を検討してくれる歯科医院を選ぶようにすると、結果的にインプラント治療になったとしても納得して治療が受けられます。
最初からインプラント治療ありきで話を進めるのではなく、いくつか治療プランを提案してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。

技術力が高いかどうか

インプラント治療の成功を左右する大きな要因は施術する歯科医師の技術力が大きなポイントです。
インプラント治療などの手術の手技は、技術の差が現れます。高い技術力を持つ歯科医師に施術してもらえれば、インプラント治療の成功率も高まるでしょう。

インプラント治療の実績が多いかどうか

インプラント治療の実績が多いかどうかをチェックするのも大事なポイントです。
治療実績が多いほどそれに伴い歯科医師の技術力も高くなります。治療実績が豊富な歯科医師ほど多くの症例を経験しているので、患者さんに合わせたインプラントの治療プランを提案してもらえるでしょう。

信頼できるメーカーのインプラントを扱っているかどうか

インプラント治療でトラブルが起こる原因の一つに、インプラント素材が挙げられます。
多くのメーカーがインプラント治療に使われる人工歯根や人工歯を販売していますが、安価な物は素材がしっかりしていないことも少なくありません。インプラント治療を安く抑えようと安価な素材を使用したばかりに後々後悔しないためにも、信頼できるメーカーのインプラント素材を扱っている歯科医院を選ぶようにしましょう。

事前の相談・カウンセリングでしっかりとした説明があるかどうか

インプラント治療入れ歯やブリッジなどに比べて自然の歯に近い噛み心地・審美性の高さといったメリットがあります。しかし、治療期間が長い・費用が高いというデメリットがあるのも事実です。そのため事前の相談・カウンセリングでしっかりとした説明があるかどうかが大切です。
きちんとした説明もなく治療が始まってしまうと「このようなはずではなかった」と納得がいかず後悔しかねません。どのような良い治療でもしっかりと説明を受けて納得できなければ治療後の満足は得られないのです。「インプラント治療を受けて良かった」と思えるように、しっかりとした説明をしてくれる歯科医院でインプラント治療を受けましょう。

インプラント学会の専門の医師などインプラントの認定・資格があるかどうか

インプラント治療は歯科医師であれば誰でもできます。誰でもできるとはいえ、歯科医師全員が同じ知識・技術力という訳ではありません。より安全にインプラント治療を行うには、インプラントに特化した専門的な知識・技術力が必要です。
その歯科医師がインプラントのスペシャリストか判断するポイントの一つが、インプラント学会の専門の医師などでインプラントの認定・資格を有しているかどうかです。インプラントは取り付けたら終わりではなく、その後のメンテナンスが非常に重要になります。インプラントに関する認定・資格を有する歯科医師であればインプラントに関わる全てを学んでいるのでメンテナンスまでしっかりと行ってくれます。
インプラントは長く付き合っていく物なので、しっかりとした知識・技術力を持つ歯科医師のもとで管理してもらうようにしましょう。

インプラントのご相談なら東京日本橋あさひ歯科へ

東京日本橋あさひ歯科院長
ここまで、インプラント治療で抜歯が必要なケースやインプラント治療を受ける歯科医院の選び方について説明してきました。実際にインプラント治療の相談を検討している方におすすめなのが東京日本橋あさひ歯科です。

これからインプラント治療を受けようと考えている人はもちろん、すでにインプラント治療を受けた方の相談にも対応しています。

インプラントに関する疑問はなんでも答えてもらえるので、お気軽に一度相談してみてはいかがでしょうか。

60分のしっかりしたインプラント相談

東京日本橋あさひ歯科院長
東京日本橋あさひ歯科ではインプラントのスペシャリストである藤井政樹院長自らがインプラント相談を実施しています。
CT撮影を含めて60分間患者さん一人ひとりの悩みや疑問を丁寧に伺い、患者さんに寄り添うように親身になり悩み解決に向けての提案を行っています。
藤井院長はインプラント治療の経験が豊富で、技術力と知識を持ち、患者さんが理解・納得していない治療をそのまま進めるようなことは一切無いとのことです。

なるべく抜歯を行わない選択肢を検討

インプラント治療のスペシャリストである藤井院長ですが、治療方針を立てる際にまず考えるのが「本当に抜歯すべきなのか」というところからスタートします。

なるべく抜歯を行わずに治療できる歯は治療するという信念のもと検査をし、様々な治療プランを検討してくれます。検査の結果やはり抜歯となるケースもありますが、歯を抜くことなく治療できたりインプラント治療を遅らせたりすることが可能な場合もあるそうです。

これまで抜歯するしかないと判断された方も、東京日本橋あさひ歯科で診察を受けてみてはいかがでしょうか。

世界的に高いシェアを誇るストローマン社のインプラント体を採用

インプラント治療のトラブルの一つにインプラント体に起因するものがあります。安価なインプラント体で素材がしっかりしていない物があったり、実績の少ないメーカーでは倒産リスクがあり、倒産後に保証が受けられないケースもゼロではありません。

このようなインプラント体に起因するトラブルを防ぐために、東京日本橋あさひ歯科では世界的に高いシェアを誇るストローマン社製のインプラント体を採用しています。ストローマン社のインプラント体は50年以上の研究・開発の結果、長期的な安定性・安全性が多くの臨床医に認められています。

長い歴史を持つ会社なのでインプラント体の保証に関しても安心です。安価ではありませんが、インプラントのトラブルを少しでも減らし長期的に安心して使用できるように、東京日本橋あさひ歯科では確かな品質のストローマン社製のインプラント体を採用しています。

経験豊富なドクターが治療を担当

東京日本橋あさひ歯科の藤井政樹院長は大学病院で約15年間にわたりインプラント分野の研究と治療を行ってきました。

その経験を活かして東京医科歯科大学インプラント外来講師で、後進の歯科医師の教育や指導にも携わってきました。

さらにITI公認インプラントスペシャリストという資格を持つ、まさにインプラント治療のスペシャリストです。

そのような藤井政樹院長がインプラント治療を担当しているので安心して治療に専念できます。
インプラントの疑問や悩みは東京日本橋あさひ歯科で相談してみてはいかがでしょうか。

インプラントの治療費用などの詳細はこちら

東京日本橋あさひ歯科

アクセス・住所・診療時間

東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅2番出口 徒歩1分

東京都中央区日本橋箱崎町25−7 ヤマキBldg. 2F

診療時間
10:00-14:00
15:30-20:30

△:11:00-17:00 ▲:15:30-19:30

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