なんと日本は手を洗わない国第2位!? 今すぐコロナ対策 2020/04/21

コロナ対策に欠かせない手洗い習慣。世界保健機関(WHO)の会見でも、一般の人のコロナ対策にはマスクをつける以上に重要なのが手洗いだと伝えています。

そのような中、日本の手洗い習慣について驚くべき実態を解説します。

日本人はきちんと手洗いしない?

発展途上国の中では未だ清潔な水を日常的に使用することが難しい地域もある中、日本は衛生分野でとても恵まれています。一方で、意外な調査結果があることをご存知でしょうか。

手を洗わない国トップ3は、中日韓だった!

2015年に、Worldwide Independent Network of Market Research、GALLUP International、 BVA France Sarlの3社が世界63カ国で手洗い習慣に関する調査を実施しました。

「トイレ使用後、無意識に石鹸での手洗いを行っているか」という質問に対し各国から最低500人、合計6万4002人から回答があり、手を洗わない人が多い国の第2位がなんと日本だと判明。さらに第1位は中国、第3位は韓国で、トップ3のすべてがアジア圏です。

新型コロナは手洗い習慣がない国で広がりやすい

英・University of Birminghamビジネススクール教授のGanna Pogrebna氏とロースクールのAlex Kharlamov氏は、トイレ使用後に手洗いをする習慣が少ない国では、新型コロナウイルスが広がりやすい傾向を示唆する研究結果を発表しました。

さらに、新型コロナ予防策として20秒以上の石鹸による手洗いを頻繁に行うことが広く推奨されると述べています。

日本人は手洗いしている「つもり」?

厚生労働省が2020年4月4日に発表した新型コロナ感染予防についての調査では、手洗い・うがいやアルコールによる手や指の消毒をしている人が85.6%という結果に。※

手を洗わない国第2位が日本だという調査をふまえると、きちんと手洗いをしている「つもり」の人が多いのかもしれません。1日に数度使用するトイレの後でも、手を流水でそそぐだけではなく、石鹸でこまめに洗うことが重要です。

では次に厚生労働省推奨の手洗い方法をご紹介しましょう。

※参照:厚生労働省「新型コロナ対策のための全国調査」(2020年4月4日時点)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10695.html

正しい手洗いは、石鹸で20秒以上

1.流水で手を濡らした後、石鹸をつけ、手のひらをよくこする
2.手の甲をこする
3.指先や爪の間をこする
4.指の間を洗う
5.親指と手のひらをねじり洗いする
6.手首も忘れずに洗う
7.水で十分にすすぐ

以上の方法で、20秒以上かけて洗いましょう。また、時計や指輪は外し、手を洗った後は清潔なペーパータオルなどで水分をよく拭き取ってください。

外出しないことが難しい日本で、最も重要な感染予防策

3月に国土交通省が行った調査では、在宅勤務を実施している人は全体の12.6%でした。未だ外出せざるをえない人が多い中、マスク不足も深刻化しています。

マスクは咳やくしゃみなどによるウイルスの飛沫感染抑止には有効ですが、マスク単独での感染予防の根拠はないのが現状です。電車のつり革、ドアノブや手すり、水道の蛇口などを触ることでの接触感染も重視して、手洗いの習慣化で外出によるリスクをできるだけ減らしましょう。