【2025年】島根県の療養型医院 おすすめしたい6医院
島根県で評判の療養型医院をお探しですか？
島根県は、松江市や出雲市を中心にさまざまな施設が展開されています。島根県は、医療面も充実しており、プライバシーに配慮したケアが受けられる、復帰に向けたケアが受けられるなど、さまざまな療養型医院の選択肢があります。
私たちメディカルドック編集部が、これまで収集してきた情報や、先生方から得られた情報、各サイトのクチコミなどを参考に、島根県でおすすめできる療養型医院を紹介します。
※2025年12月現在のメディカルドック編集部リサーチデータとなります。
目次 -INDEX-
島根県で評判の療養型医院6医院
大田市立病院（大田市）
- 駅から車で5分
アクセス・住所・診療時間
JR山陰本線 太田市駅 車5分
大田市立病院はこんな医院です
2020年に新病院へ移転した大田市立病院は、急性期医療や災害医療、周産期医療などの診療を行っている大田二次医療圏の中核病院です。急性期医療に加え、回復期を支える医療や診療所との連携強化、訪問看護ステーションの設置など在宅医療の質を高める取り組みにも尽力されてきました。また、人口減少や高齢化が進む地域の実情に向き合い、2011年には島根大学医学部の機関である大田総合医育成センターを開設し、地域医療を担う総合診療医の育成にも努められています。同院は安らぎと安心の医療を理念に掲げ、常に患者さんに寄り添い、地域の方から信頼される病院を目指して日々診療に取り組まれています。JR山陰本線太田市駅より車で5分の場所にあり、太田市駅よりバスでのアクセスも可能です。
大田市立病院の特徴について
多職種が連携して支援する療養型医院
大田市立病院は、急性期の治療を終えた患者さんが住み慣れた自宅や施設などへ戻れるように支援する療養型病床を設けています。療養型病床のスタッフは、患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、病状やニーズに合わせた支援に取り組まれています。療養型病床では医師や看護師をはじめ、リハビリテーションを担当するスタッフや医療相談員、介護福祉士など専門職が連携して患者さん一人ひとりに合った支援を実践できるよう取り組まれています。また、病棟には患者さんが集まって食事やレクリエーションをするデイルームを設けています。デイルームでは、患者さん同士で語らったり、一緒に塗り絵をしたりとさまざまな取り組みを通して患者さんらしい療養生活が送れるように支援されています。
患者さんの希望を実現するリハビリテーションの提供
体調を整え、自宅や施設などで安心して生活ができるように支援する大田市立病院は、病棟にリハビリテーションを専門とするスタッフを配置しています。リハビリテーションの専門職が患者さんの生活動作を把握し、身体状況に応じた動作指導や生活指導を実践しているのも同院の特徴です。リハビリテーションの内容は、患者さんやご家族の希望を聞き、一緒に考えているそうです。病院の敷地内には、軽い運動ができるトラックやスロープを設置しているリハビリ公園があります。体調や気候のよい時期には、屋外のリハビリ公園で身体を動かすこともできるのではないでしょうか。療養病棟のデイルームではリハビリテーションの一環として、さまざまな体操も行うなど、アットホームな雰囲気のなかで患者さんが楽しく運動できるよう努められています。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら大田市立病院の紹介ページ
出雲市立総合医療センター（出雲市）
- 駅徒歩5分
アクセス・住所・診療時間
一畑電車北松江線 雲州平田駅 徒歩5分
出雲市立総合医療センターはこんな医院です
出雲市立総合医療センターは、地域とともに歩む病院を目指し、地域住民が住み慣れた場所で暮らし続けることができる切れ目のない医療を展開されてきました。外来診療や入院機能に加えて、退院後の在宅療養を支える訪問診療や訪問看護、訪問リハビリも行っています。訪問診療や訪問看護、訪問リハビリは病院に併設されているため、病院と連携した支援が受けられるそうです。患者さんやご家族の必要に応じて、退院後すぐに利用できる体制も整えているといいます。また、人間ドックや健康診断など、予防医療に注力しているのも同院の特徴です。脳疾患リスクの早期発見を目指す脳ドックや3Dマンモグラフィと乳腺エコーをセットにしたプレミアム乳がん検診など多彩なメニューを提供しています。同院は、一畑電車北松江線雲州平田駅より徒歩5分の場所にあります。駐車場を完備しているため、車でのアクセスも可能です。
出雲市立総合医療センターの特徴について
幅広い治療とニーズに応える療養型医院
出雲市立総合医療センターは、急性期の治療後も引き続き医療の必要性が高い方の療養や退院までにリハビリテーションで体力をつけたい方など、さまざまな状況の患者さんを支援しています。医療型療養病棟は点滴や酸素吸入、吸引などの医療ケアが必要で、自宅や施設での生活が難しい患者さんを対象とした病棟です。医療型療養病棟のスタッフは、患者さんが心地よく療養できるように、患者さんやご家族の気持ちに寄り添った支援を心がけられています。一方、退院までにリハビリテーションで体力をつけたい患者さんには、地域包括ケア病棟で治療を継続しつつ退院後の日常生活に必要な訓練を行うそうです。退院後の生活を想定して地域の医療や福祉を担う機関と連携し、患者さんとご家族をサポートする社会資源や自宅環境の調整にも努められています。
その人らしさを尊重した温かなケアの提供
もの忘れに関する外来診療や相談窓口を設けている出雲市立総合医療センターは、認知症の患者さんが穏やかに療養できる支援に力を入れられています。同院では、認知症分野の研鑽を積んだ医療職を中心に、入院生活に関わるスタッフが患者さんの認知症状を理解した温かいケアを心がけられています。環境の変化から不安な気持ちになる認知症患者さんは少なくないそうで、スタッフは患者さんの困りごとを察し、望んでいることに寄り添うサポートに取り組まれています。ときには、患者さんが落ち着いて過ごせるように、安心できる環境を整える場合もあるそうです。同院では患者さんやご家族の想いに耳を傾け、その人らしさを尊重したサポートを大切にされています。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら出雲市立総合医療センターの紹介ページ
島根県済生会 江津済生会病院（江津市）
- 駅から車で5分
アクセス・住所・診療時間
JR山陰本線 江津駅より車で5分
島根県済生会 江津済生会病院はこんな医院です
島根県済生会 江津済生会病院は、島根県の済生会病院として1955年に開院し、地域と連携した総合医療に取り組まれてきました。日常に寄り添って地域住民の健康と笑顔を支えるという診療方針のもと、質の高い医療の提供を目指して日々診療にあたられています。山と海、江の川がある自然豊かな地域にある同院は、人口減少の加速する江津市の実情に向き合い、急性期から慢性期、終末期まであらゆるステージの診療を行っています。また、地域医療の充実を目指し、退院後の支援を視野に入れた幅広い支援に対応する総合診療医の育成にも尽力されてきました。JR山陰本線江津駅より車で5分に位置する同院の診療は、かかりつけ医からの紹介が必要です。完全予約制の外来診療科に初めて受診する際は、予約が必須となるので、ご留意ください。
島根県済生会 江津済生会病院の特徴について
フレイル予防に力を入れている療養型医院
島根県済生会 江津済生会病院の地域包括ケア病棟は、急性期の治療を終えた患者さんや在宅で療養している方の退院後の療養に向けた支援を行っています。地域包括ケア病棟ではフレイル予防に力を入れ、多職種が関わって患者さんをサポートする病棟デイケアを開催しています。例えば、循環器系の病気を抱える患者さんを支援するチームでは、栄養士や薬剤師が関わり、病気の進行と再発を防止する健康教育を行っているそうです。脳血管疾患や整形外科領域の病気で入院している患者さんへは、身体能力と認知能力の維持向上を目指し、全身を使った体操や手先を使う作業などのレクリエーション活動を提供しています。生活リズムを整えて自分らしい療養生活が送れるように、病棟スタッフはきめ細やかなサポートに努められています。
医療と介護、生活の支援を一体的に提供
島根県済生会 江津済生会病院は、在宅での療養を希望する方をサポートする訪問看護ステーションや訪問リハビリテーションの機能を持つ病院です。加えて、島根県済生会は、同院の敷地内および近隣で介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの介護福祉施設を運営しています。お互いの施設は日頃から連携を密にしているため、同院での治療を経て在宅や施設へのスムーズな対応ができるそうです。退院後の住まいとして施設を選択する方は、それぞれの介護福祉施設の特徴を踏まえ、患者さんやご家族のニーズに合うサービスへの移行を目指していくといいます。医療と介護、生活の支援を一体的に提供する支援体制が構築されており、地域で暮らし続けたい患者さんにとって心強いのではないでしょうか。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら島根県済生会 江津済生会病院の紹介ページ
公立邑智病院（邑智郡邑南町）
- バス停 徒歩1分
アクセス・住所・診療時間
邑南町営バス 邑智病院前バス停 徒歩1分
公立邑智病院はこんな医院です
島根県のほぼ中央に位置する公立邑智病院は、邑智郡を構成する川本町や美郷町、邑南町が共同で運営する病院です。内科や外科、歯科、整形外科、小児科、精神科、産婦人科、泌尿器科など幅広い診療を行い、住民の健康を守る地域の拠点として機能しています。山間地域にある同院は高度な医療機器を完備し、きめ細やかな診療に努められてきました。迅速な医療提供を実現するドクターヘリの転院搬送活動にも積極的に取り組まれています。透析センターでは夜間透析を実施し、住み慣れた地域で無理のない日常生活が送れるように、患者さん視点に立った医療に尽力されています。また、院内には医療機関併設型病児保育室があり、地域の子育て世代の支援にも力を入れられています。駐車場を完備している同院へは、車でのアクセスが可能です。高速バス停留所の石見井原から邑南町営バスを利用して訪れる方法もあります。
公立邑智病院の特徴について
患者さんやご家族の思いを尊重して支援する療養型医院
公立邑智病院は、急性期の治療を終えてリハビリテーションや経過観察、介護などの生活支援を必要とする方が安心して退院するための療養を支援しています。また、在宅療養中の患者さんを介護する方の体調や都合による一時的な入院を受け入れ、必要な医療が提供できる体制も整えているそうです。退院に向けての支援では、医療職やリハビリテーションを専門とするスタッフ、福祉職がチームとなって患者さんの情報を共有し、方向性を検討していくといいます。また、患者さんが穏やかな療養生活が送れるように、同院のスタッフは思いやりを持って接し、いつもと違う状況に気付ける感性を大事にしているそうです。いつもと違う状況の背景には何があるのかという視点を大切にして、患者さんの理解に努められています。
療養の活力となる食事を大切にする姿勢
患者さんを家族のように思って親身な医療を提供する公立邑智病院では、食べる楽しみが持てるような病院給食の提供を目指しているそうです。同院は病院直営の給食体制をとっており、患者さん一人ひとりに寄り添った柔軟な食事対応に取り組まれています。昼食時に管理栄養士が病棟を訪れるミールラウンドを実施し、患者さんから寄せられた意見を栄養管理に活かすなどの取り組みも実践されています。また、療養の活力となるように満足度の高い食事を提供し、心のこもったメニューづくりに努められています。病院給食では、家庭の目線で家に帰ってからも作ることができるメニューを多く取り入れるほか、食材の地産地消を心がけ、患者さんに馴染みのある味や郷土料理が楽しめるように工夫されています。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら公立邑智病院の紹介ページ
社会医療法人 昌林会 安来第一病院（安来市）
- 駅徒歩10分
アクセス・住所・診療時間
JR山陰本線 安来駅 徒歩10分
社会医療法人 昌林会 安来第一病院はこんな医院です
社会医療法人 昌林会 安来第一病院は、1881年に地域の診療所として開業し、医療法人昌林会の設立を経て1964年に開設しました。JR山陰本線安来駅より徒歩10分の場所にある同院は、神経内科や整形外科、小児科、精神科などの診療科を標榜し、地域医療に貢献されてきました。生命の尊重と人間愛を理念に掲げ、患者さん中心の医療サービスを目指し、日々診療に取り組まれています。開院以来長きにわたって安来市や島根県東部の地域医療に携わり、高度な医療設備を備えて地域住民の健診事業や病気の早期発見に努められてきました。時代のニーズに応えるサービスを展開し、近年では65歳以上の介護認定を受けていない方に健康プログラムを提供するヘルスケアセンターアクティブを開所して地域住民の健康増進や介護予防にも力を入れられています。
社会医療法人 昌林会 安来第一病院の特徴について
プライバシーに配慮した個室を設けている療養型医院
社会医療法人 昌林会 安来第一病院は、急性期の治療を終え、自宅や施設への退院に不安を抱えている方や医療の必要性が高い方の療養を支援しています。高齢の方を中心に長期にわたって入院する方が多い同院は、患者さんが落ち着いて生活できるよう、個室を設けています。個室はもちろん、複数の患者さんが療養する部屋でも患者さん一人ひとりのプライバシーに配慮し、リラックスして過ごすことができる環境が整っているそうです。また、病気から生じる痛みを和らげる緩和ケアにも対応し、患者さんとご家族の意思を尊重した穏やかな生活が送れるようにサポートされています。緩和ケアでは、精神科医や心理士なども関わり、質が高いチーム医療の実践にとりくまれています。
生活時間帯に合わせたリハビリテーションの実践
社会医療法人 昌林会 安来第一病院は、急性期治療を終えた患者さんへのリハビリテーションにも注力されています。同院では、その方らしく安心して生活できるように、日常の動作や話すこと、食べることなどに関する機能の回復を目指したリハビリテーションを365日実施しています。また、生活時間帯に合わせてリハビリテーションを行うモーニングケアやイブニングケアを取り入れているのも同院の特徴です。リハビリでは、専門的な知識を持ったスタッフと一緒に実際の生活場面で必要な動作や作業を繰り返し練習することで、患者さんの能力を引き出すサポートに取り組まれています。心地よく一日が始まる状況を作って日中の活動性を高め、落ち着いて眠れるように、同院のスタッフは患者さんのペースに合わせた支援を行うことを大切にされています。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら社会医療法人 昌林会 安来第一病院の紹介ページ
医療法人財団 公仁会 鹿島病院（松江市）
- 駅から車で20分
アクセス・住所・診療時間
JR山陰本線 松江駅より車で20分
医療法人財団 公仁会 鹿島病院はこんな医院です
松江市の北西地域に位置する医療法人財団 公仁会 鹿島病院は、1988年の開院以来、慢性期医療と療養の支援に取り組まれてきた病院です。仁愛の心を基本理念に掲げ、地域医療の発展に貢献されてきました。内科やリハビリテーション科、整形外科の急患には24時間365日対応し、通院が困難な方への往診も行っているそうです。往診のほかに、訪問看護や栄養指導、薬に関するサポートなどの医療サービスが自宅で受けられる体制が整っています。JR山陰本線松江駅より車で20分の同院は、入院を希望する方の見学が可能です。医療相談部が入院の窓口となっているため、見学を希望する方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
医療法人財団 公仁会 鹿島病院の特徴について
患者さんらしく過ごすための支援を大切にする療養型医院
医療法人財団 公仁会 鹿島病院は、急性期の治療を終え、退院に向けて体力をつけたい方や医療の必要性が高い方への療養を支援しています。在宅での生活を目指す患者さんへは、入院中から在宅での生活を見据えたリハビリテーションや支援を実施しているそうです。リハビリテーションでは、その方らしく楽しい生活を過ごすために必要な訓練と自宅の環境整備に取り組まれています。通所リハビリテーションと訪問リハビリテーションを提供する同院では、退院後も病棟での支援内容を反映したリハビリテーションが継続できるそうです。急性期治療に引き続く治療や苦痛に悩む患者さんへは、苦痛の軽減を図るとともに前向きな気持ちになれるような温かい支援を心がけられています。日常的な医療ケアを必要とする方や終末期の方は意思決定のサポートが必要なケースも少なくないため、病棟のスタッフは患者さんの願いをくみ取った適切なケアに努められています。
体力の回復につながる楽しい食事の提供
おいしい食事が体力の回復につながると考える医療法人財団 公仁会 鹿島病院は、患者さんの病状や活動量、嗜好に合わせた食事の提供をしているそうです。季節が感じられる行事食やセレクトメニューの日を作り、食の提供を通じて患者さんの療養生活が楽しくなるように支援されています。例えば、スタッフと患者さんが一緒に調理してでき立てを味わう調理レクレーションなども行っているそうです。また、栄養状態に問題のある患者さんへは多職種が連携して問題解決のための適切なサポートを実践されています。飲み込みにくさを抱える患者さんへは必要に応じて検査をして嚥下機能の評価を行い、食事の形態を調節したり嚥下練習を実施したりするなどのサポートにも取り組まれています。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら医療法人財団 公仁会 鹿島病院の紹介ページ
評判のいい療養型医院おすすめ6医院まとめ
療養型医院の選び方は人それぞれだと思いますが、島根県には、プライバシーに配慮したケアが受けられる療養型医院だけでなく、少し範囲を広げればさまざまな選択肢があることがわかりました。
復帰に向けたケアが受けられる、医師や看護師が常駐している、ターミナルケアを実施している、訪問看護などのサービスなども展開しているなど、じっくり療養型医院を選んでみてはいかがでしょうか？
