【2025年】沖縄県の療養型医院 おすすめしたい6医院

沖縄県で評判の療養型医院対応クリニックをお探しですか?
沖縄県は東シナ海に浮かぶ150以上の島からなる県で、多様な療養病棟の配置やリハビリテーションに力を入れているなど、さまざまな療養型医院の選択肢があります。
私たちメディカルドック編集部が、これまで収集してきた情報や、先生方から得られた情報、各サイトのクチコミなどを参考に、沖縄県でおすすめできる療養型医院施設を紹介します。
※2025年12月現在のメディカルドック編集部リサーチデータとなります。
目次 -INDEX-
【2025年】沖縄県の療養型医院 おすすめしたい6医院
大浜第二病院(豊見城市)
- インターチェンジから車で4分

アクセス・住所・診療時間
豊見城インターチェンジより車で4分
大浜第二病院はこんな医院です
大浜第二病院は、沖縄県豊見城市にある療養型医院です。同院では、地域に根ざした医療の提供をモットーとしています。リハビリテーションと療養期のケアを提供しており、特に療養病床に力を入れて取り組んでいるそうです。
急性期の治療を終えた方のリハビリや、療養目的の入院を担い、入院前相談から退院後の支援まで、地域包括ケアシステムの中核として機能しています。医療・保健・福祉の複合施設であるおもととよみの杜内にあり、地域の関係機関と連携しながら適切な医療を提供するよう注力しているとのことです。大浜第二病院への交通アクセスは、豊見城インターチェンジから車で4分です。
大浜第二病院の特徴について
療養期の丁寧なケアに配慮した療養型医院
大浜第二病院は、療養期の丁寧なケアに配慮している療養型医院です。こちらの医療療養病棟では、医療と療養を兼ねた長期入院を目的とする患者さんを受け入れています。質の高い看護や介護を提供し、患者さんや家族がじっくり療養に取り組めるよう努めているそうです。病棟内では、患者さんの苦痛緩和やQOLの維持改善に配慮し、多職種のスタッフが連携を取りながら一人ひとりに合ったケアを行っています。誕生会やクリスマス会、敬老会などの行事を積極的に開催し、患者さんの生きがいにつなげているそうです。患者さんの状態や要望に応じて、リハビリ科と連携しつつ日常生活動作の改善にも努めているとのことです。
また同院では医療療養病棟とは別に、特殊疾患病棟を設けています。こちらでは重度の意識障害や脊髄損傷、パーキンソン病、筋ジストロフィーなどの神経難病の方を対象に受け入れています。重度の寝たきりでも離床を促進し、レクリエーションやグループリハビリテーションなどを実施しているそうです。
回復期・維持期・生活期の総合的なリハビリテーションに対応
大浜第二病院では、回復期から維持期、生活期に至るまでの総合的なリハビリテーションに積極的に取り組んでいます。例えば回復期リハビリテーション病棟では、日常生活に関連する動作能力の向上により、スムーズに機能回復や家庭復帰できるよう努めているそうです。365日体制で集中的なリハビリテーションに取り組んでいるので、効果的に機能回復できるでしょう。また、医療的な処置を要する医療療養病棟や特殊疾患病棟でも、必要に応じて個別や集団でのリハビリテーションを実施しています。心地よく安定した療養生活を送れるよう、呼吸器リハビリテーションをはじめとした機能訓練を行っているそうです。病棟スタッフとともに、関節の固まりや可動域の狭まり、床ずれを予防するポジショニングに配慮しています。肺炎予防の目的で口腔ケアや体位ドレナージにも対応しているとのことです。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら大浜第二病院の紹介ページ
北山病院(国頭郡)
- 那覇空港から車で1時間35分

アクセス・住所・診療時間
那覇空港より車で1時間35分
北山病院はこんな医院です
北山病院は、沖縄県国頭郡にある療養型医院です。地域密着型の同院では、温もりのある医療の提供に努めています。外来では、内科や整形外科、皮膚科、リハビリテーション科などの診療を行っています。入院病棟では、医療療養病床や介護医療院を設けているので、長期療養から日常生活の介助まで対応可能です。
北山病院への交通アクセスは、那覇空港から車で1時間35分です。外来かリハビリテーションの受診時、利用前に電話で予約すれば、いくつかの条件をクリアすれば無料で送迎車を利用できます。今帰仁村か本部町に在住で、介助なしでの歩行や車への乗り降りが可能、かつ感染症予防のためのマスクを着用できることが条件です。未成年の場合は保護者の同伴が必要とのことなので、興味のある方は問い合わせてみましょう。
北山病院の特徴について
医療療養病床を備えた療養型医院
北山病院では療養型医院として、院内の2階に医療療養病床を備えています。急性期での治療を終えた後も継続した療養が必要な方を対象に、適切な医療を届けられるよう病床を設置しているそうです。また急性期治療後だけでなく、在宅療養中に病状が悪化した方に対しても、患者さんの病状に応じた継続的な入院治療ができるよう注力しているとのことです。
入院の相談は地域連携室で対応しています。主治医や入院先の担当ドクターから取得した診断情報提供書を提出後、相談員が患者さんに直接会いに出向き、病状を確認するそうです。また患者さんだけでなく、家族や身元引受人との面談も実施しのうえ、意向を確認して入院日を調整します。患者さんの状況に応じ、関連施設の介護老人保健施設和光園や、サービス付きの高齢向け住宅さくらの里への案内も行っているそうです。興味のある方は相談してみてはいかがでしょうか。
在宅医療に積極的に対応
北山病院では、在宅医療にも力を入れて取り組んでいます。まず訪問診療では、主治医が治療計画を立て、自宅を定期的に訪問診療します。訪問の間隔は病状に応じて異なりますが、一般的には月に1~2回程度とのことです。必要があれば毎日往診を行うこともあるため、体調に不安のある方でも利用しやすいのではないでしょうか。
訪問看護では、療養生活を支援するサービスを提供します。病状の観察や医師の指示による医療的な処置を行ったり、床ずれや認知症などへの対処を行ったりするそうです。病気や障害のある方が、住み慣れた環境でその人らしい療養生活が送れるようサポートしているとのことです。
訪問リハビリテーションにも対応しています。理学療法士や作業療法士が自宅に訪問し、身体機能の維持向上のためのメニューや、歩行やトイレ動作など日常生活に直結した動作の訓練を行うそうです。家事や外出の訓練も実施するとのことなので、QOLの改善に役立つでしょう。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら北山病院の紹介ページ
那覇ゆい病院(那覇市)
- 駅徒歩3分

アクセス・住所・診療時間
ゆいレール古島駅 徒歩3分
那覇ゆい病院はこんな医院です
那覇ゆい病院は、沖縄県那覇市にある療養型医院です。同院では、信頼される地域のかかりつけ医を目指して診療を行っています。慢性期の患者さんに対応した療養病床を備えるほか、外来の診療にも対応しています。一般的な内科診療をはじめ、外科や整形外科、呼吸器の不調にも対応可能です。睡眠時無呼吸症候群や生活習慣病の診療、禁煙指導などにも対応しているので、さまざまな患者さんの健康維持に役立つでしょう。
那覇ゆい病院への交通アクセスは、ゆいレール古島駅から徒歩3分です。公共交通機関を使って便利に通院できるでしょう。
那覇ゆい病院の特徴について
慢性期の患者さんに対応した療養型医院
那覇ゆい病院は、慢性期の患者さんに対応した療養型医院です。さまざまな病状にある患者さんに対し質の高い医療の提供を行い、地域から信頼される病院を目指しているそうです。患者さんの視点に立ったうえで療養生活のサポートをするよう配慮しているそうなので、じっくり療養しやすいのではないでしょうか。
同院の療養病棟では患者さんの快適な療養環境を実現するために、口腔ケアと排泄ケア(コンチネンスケア)、排便コントロールケアの3つに力を入れています。口腔ケアでは従来のケアだけでなく、新しい手技を導入して患者さんの肺炎予防に努めています。排泄ケアや排便コントロールについては、退院後の患者さんの生活を見据えたケアを行うよう配慮しているそうです。ケアを通じスタッフの知見や技術が高まり、さらに質の高い看護へとつなげているとのことです。ファーストクラスのケアを目指し、患者さんのためになることを考え実行するチャレンジを続けているそうなので、興味のある方は相談してみてはいかがでしょうか。
生活期の呼吸リハビリテーションに積極的に対応
那覇ゆい病院では、生活期の呼吸リハビリテーションに積極的に対応しています。同院では、階段で息切れを感じる方や、入浴時に苦しさを感じる方、痰が多くキレが悪い方などが呼吸リハビリテーションを受診するよう推奨しています。肺炎で入退院を繰り返している方や、在宅で酸素を使用している方にもおすすめしているそうです。リハビリ室は院内の4階にあります。
呼吸リハビリテーションは、入院や外来、訪問で対応しています。プログラムは、呼吸法の練習や筋力向上練習、耐久性の向上練習、拝痰療法などを中心にメニューを組んでいるそうです。
訪問リハビリテーションにも対応しています。呼吸法の練習を行い、日常生活動作のなかで呼吸が苦しくなるのを軽減するよう身体機能の向上にも目を向けているそうです。単に機能訓練を実施するだけでなく、各家庭の環境調整や住宅改修の指導や、介助方法の検討と提案まで行っているとのことです。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら那覇ゆい病院の紹介ページ
沖縄病院(宜野湾市)
- 駅から車で10分

アクセス・住所・診療時間
ゆいレール てだこ浦西駅より車で10分
沖縄病院はこんな医院です
沖縄病院は、沖縄県宜野湾市にある療養型医院です。同院では患者さんの立場を尊重し、高度で良質な医療の提供を目指しています。神経難病の方をはじめ、肺がんや結核の方の受け入れや、緩和医療、地域包括ケアなどに積極的に対応しているそうです。放射線科を備える同院では、遠方からの患者さんががんの放射線治療を受けやすいよう配慮し、一般病棟や緩和ケア病棟での受け入れも行っているそうです。外来ではそのほかにも、内科や脳神経内科、外科、整形外科などに対応しています。がん検診や肺ドックにも対応するなど、予防医療にも取り組んでいるとのことです。院内にCT検査機器を備えているので、精密な検査が期待できます。
沖縄病院は、ゆいレールのてだこ浦西駅から車で10分の場所にあります。
沖縄病院の特徴について
医療療養病棟を備えた療養型医院
沖縄病院では療養型医院として、院内に医療療養病棟を備えています。療養病棟では、脳神経内科や消化器内科の疾患を抱える患者さんを多く受け入れています。具体的には、筋委縮性側索硬化症や筋ジストロフィーなどの神経難病の患者さんが多数入院しているそうです。
同院では、長期の療養介護を目的とした患者さんはもちろん、脳神経内科の検査と治療を目的とする患者さんまで受け入れています。普段は在宅療養している方で、家族の休養目的などで一時的なレスパイト入院をする方も受け入れているそうです。長期療養中の場合は個別支援計画を立案のうえ、医師や看護師、療養介護スタッフなどが患者さんや家族と定期的に相談しているとのことです。
療養病棟では療育指導室が中心となり、定期的に誕生会や季節のイベントを開催しています。囲碁や絵画、カラオケ、生け花などの趣味のクラブ活動も行っているので、患者さんの生きがいにもつながるでしょう。また利用者で組織する自治会もあります。毎月定例会を実施し、生活上の困りごとなどの情報共有を行うことで、利用者から病棟への要望を伝える場にもなっているとのことです。
地域包括ケア病棟も設置
沖縄病院には療養病棟だけでなく、積極的に自宅や施設への早期復帰を目指す地域包括ケア病棟も設置されています。対象となるのは、急性期の治療が終わり病状が安定した患者さんのうち、在宅や施設での療養に不安がある方です。治療を進めるとともに、在宅療養に向けた準備や支援を行っているので、早期での在宅復帰が目指せるでしょう。
医療療養病棟と異なり、地域包括ケア病棟の入院期間は60日を限度としています。患者さんの病状などに応じて療養計画を立ててもらえるそうなので、気になる方は相談してみてはいかがでしょうか。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら沖縄病院の紹介ページ
名嘉病院(中頭郡)
- 那覇空港から車で52分

アクセス・住所・診療時間
那覇空港より車で52分
名嘉病院はこんな医院です
名嘉病院は、沖縄県中頭郡にある療養型医院です。地域医療への貢献を目指す同院では、近隣の医療機関と連携を取りながら患者さんに適切な医療を届けられるよう努めています。院内に療養病棟や一般病棟を備えており、多数の入院患者さんを受け入れ可能です。外来診療にも対応しており、内科や外科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科皮膚科などの診療に対応しています。完全予約制で歯科診療も実施しているとのことです。年配の方でも受診しやすいよう、患者さん一人ひとりに対ししっかり声がけのうえ、明るく親切な対応を心がけているそうです。各診療科で連携を図りながら患者さんをサポートしているそうなので、納得して受診できるのではないでしょうか。
名嘉病院は、那覇空港から車で50分ほどの場所にあります。
名嘉病院の特徴について
長期療養を目的とする医療療養病棟を備えた療養型医院
名嘉病院では療養型医院として、長期療養を目的とする医療療養病棟を備えています。同院の療養病棟には、意思疎通の取れない患者さんも多く入院しています。声がけをしっかり行い、コミュニケーションを積極的に取りながら、よりよい療養生活が送れるよう努めているそうです。療養型病床は院の2階に位置し、東棟と西棟にそれぞれ設置されています。医療保険が適用できるため、極力経済的な負担を抑えた療養が可能です。
院内にはリハビリテーションを実施する理学療法士が在籍しています。在宅復帰を目指す入院中の方はもちろん、外来でのリハビリテーションにも対応しているそうです。同院のリハビリは運動器疾患のある患者さんが利用しているケースが多く、脳血管疾患や内部疾患などの方もリハビリを実施しているとのことです。さまざまな運動器疾患の患者さんがいる整形外科の場合、手術後だけでなく、術前からの早期リハビリにも対応しています。そのため、スムーズな運動機能の回復が見込めます。リハビリは外来にも対応しているので、退院後も継続的なリハビリが可能です。外来リハビリでは、同院を退院した方だけでなく、整形外科領域や脳血管の疾患がある患者さんに対し、物理療法や個別リハビリを実施しているそうです。
多様な検査を実施
名嘉病院では、多様な検査を実施しています。院内にCT検査機器やオープン型のMRI装置を備えているので、さまざまな精密検査が可能です。また検査科では、尿や血液などの検査を行う検体検査部門と、呼吸機能や心電図などの検査を行う生理検査部門を設けています。検体検査部門では、検査内容によっては30分から1時間程度での至急検査に対応可能なため、迅速な診断と治療につなげられます。
同院では各種健康診断にも対応可能です。病気の診断から日常的な健康維持にまで役立てられるので、気になる方は受診を検討してみてください。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら名嘉病院の紹介ページ
北中城若松病院(中頭郡)
- インターチェンジから車で8分

アクセス・住所・診療時間
北中城インターチェンジより車で8分
北中城若松病院はこんな医院です
北中城若松病院は、沖縄県中頭郡にある療養型医院です。同院では、地域住民のための多様な診療を行う病院を目指しています。入院病棟については、意識障害がある方や精神疾患がある方のための複数の療養病棟を備えているのが特徴です。療養病棟以外にも、回復期リハビリ病棟や地域包括ケア病棟なども用意しており、さまざまな患者さんが利用しやすいようになっています。外来については、内科や脳神経内科、精神科に対応しています。認知症や物忘れの診療も実施しているため、生活に密着した医療が受けられるでしょう。
北中城若松病院への交通アクセスは、北中城インターチェンジより車で8分です。
北中城若松病院の特徴について
院内に複数の特殊疾患療養病棟を備えた療養型医院
北中城若松病院では療養型医院として、院内に複数の特殊疾患療養病棟を備えています。第3病棟では、脳血管障害や神経難病、慢性肺疾患、慢性心疾患など、高度の意識障害や重度の身体障害の方を受け入れています。長期的な入院医療や丁寧な看護ケアを実施し、患者さんをサポートしているそうです。定期的に理学療法士が患者さんの身体機能や療養環境を評価し、必要に応じて姿勢や介助方法の提案を行っています。自主訓練の提案や、車椅子を使った離床、外出支援などについても、病棟スタッフと連携を取りながら対応しているそうです。必要に応じ、言語聴覚士が摂食嚥下機能やコミュニケーション能力の評価とケアの助言を行っているそうです。
また第5病棟では、精神科の特殊疾患を診る療養病棟を用意しています。この病棟では、精神疾患がある患者さんのうち、重度の身体障害があり、入院療養や看護ケアが必要な方を対象に受け入れているそうです。患者さんがその人らしく生きられるよう配慮しつつ、家族と触れ合える時間を大切にしながらサポートしているとのことです。
患者さんに合わせたさまざまな病棟を用意
北中城若松病院では、療養病棟のほかにも多様な病棟を用意しています。例えば第1病棟は地域包括ケア病棟になっており、急性期の治療終了後、自宅や施設への復帰に不安がある方を受け入れています。医療的な管理や看護のほか、積極的にリハビリテーションを行いながら復帰支援に努めているそうです。
また回復期リハビリ病棟では、手術後の安静などによって身体機能や日常生活の動作が著しく低下した方を受け入れています。日常生活上の基本動作を向上するリハビリテーション計画を立て、家庭復帰を目指すそうです。同病棟では脳血管疾患のほか、大腿骨頚部骨折や下肢、骨盤などを骨折した方、そのほかの外科手術や肺炎などの治療を行った方を受け入れています。発症後や手術後、2~3ヶ月の方を対象にしているそうです。多様な病棟が用意されているため、患者さんに合わせた入院治療を実現しやすいでしょう。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら北中城若松病院の紹介ページ
評判のいい介護施設 おすすめ6院まとめ
療養型医院の選び方は人それぞれだと思いますが、沖縄県には、駅から近い療養型医院だけでなく、少し範囲を広げればさまざまな選択肢があることがわかりました。
療養期の丁寧なケアを行っている、リハビリテーションに力を入れている、積極的にレクリエーションやクラブ活動を行っている、多様な療養病棟を備えているなど、ご要望にあわせて、じっくり療養型医院を選んでみてはいかがでしょうか?

