【2025年】鹿児島県の療養型医院 おすすめしたい6医院
鹿児島県で評判の療養型医院をお探しですか？
鹿児島県は、鹿児島市を中心にさまざまな施設が展開されています。鹿児島県は、医療面も充実しており、プライバシーに配慮したケアが受けられる、復帰に向けたケアが受けられるなど、さまざまな療養型医院の選択肢があります。
私たちメディカルドック編集部が、これまで収集してきた情報や、先生方から得られた情報、各サイトのクチコミなどを参考に、鹿児島県でおすすめできる療養型医院を紹介します。
※2025年12月現在のメディカルドック編集部リサーチデータとなります。
目次 -INDEX-
鹿児島県で評判の療養型医院6医院
医療法人尚愛会 西田橋介護医療院（鹿児島市平之町）
- 駅徒歩5分
アクセス・住所・診療時間
鹿児島市電2系統 加治屋町電停 徒歩5分
医療法人尚愛会 西田橋介護医療院はこんな医院です
2020年4月に開院した医療法人尚愛会 西田橋介護医療院は、療養上の管理や必要な医療の提供、看護・介護、機能訓練などを提供しています。同院の定員は60名で、要介護認定1以上の方や重篤な身体疾病の方、身体合併症を有する認知症の方を対象としており、喀痰吸引や経管栄養、看取りやターミナルケアにも対応しています。理念は、「尚」という文字が示唆するように、患者さんに愛を以って接し、常に医療の質を高める努力をすることだそうで、より良質のサービスを提供することで患者さんの満足度を高めることが使命だと考えられているそうです。路面電車の加治屋町電停より徒歩5分のところにあります。施設の相談は平日9時から17時まで受け付けています。
医療法人尚愛会 西田橋介護医療院の特徴について
安心できる療養生活を支える看護とリハビリテーション
医療法人尚愛会 西田橋介護医療院は、施設内で長期療養を必要とする方への施設サービスを提供しています。ケアの際は、長期にわたり療養が必要な要介護状態にある利用者さんに対し、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理や看護、そして医学的管理の下での介護を提供しているそうです。特に注力しているのが機能訓練で、理学療法士などがリハビリテーションの計画を作成し、運動療法や日常生活動作訓練などを実施しているといいます。利用者さんの有する能力に応じた自立した日常生活を営むことができるよう支援を行うことを方針としており、施設内の日常生活全てを通じて、生活リハビリテーションをめざしているそうです。無理なく施設生活を送ることを目標に介護サービス計画を作成し、明るく家庭的な雰囲気のなかで生活できるよう、常に利用者さんの立場に立って運営していくことを心がけられています。
安心を提供する高度な医療管理体制と徹底した感染対策
医療法人尚愛会 西田橋介護医療院には、日常的な医学管理や、人生の最終段階を穏やかに過ごすための看取りやターミナルケアの機能が充実しています。例えば、重篤な身体疾病をお持ちの方や身体合併症を有する認知症の高齢の方に対して、喀痰吸引やインスリン投与、経管栄養といった専門的な処置にも対応しています。また、隣接する西田橋小田原病院や本院の小田原病院、中央病院などが協力医療機関として連携しており、利用者さんの状態が急変した場合でも速やかに対応できる体制が整えられているそうです。また、施設内の感染対策も徹底しており、療養室の全室に簡易陰圧装置を設置するなど、さまざまな配慮も取り入れられています。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら医療法人尚愛会 西田橋介護医療院の紹介ページ
社会福祉法人 恩賜財団 済生会鹿児島病院（鹿児島市南林寺町）
- 駅徒歩6分
アクセス・住所・診療時間
鹿児島市電1系統 新屋敷電停 徒歩6分
社会福祉法人 恩賜財団 済生会鹿児島病院はこんな医院です
社会福祉法人 恩賜財団 済生会鹿児島病院は、「困った人に手をさしのべる」という理念を掲げ日々運営しています。診療のコンセプトは、患者さんから信頼され満足してもらえる医療を目指し、常に患者さんの立場に立って、その気持ちになって医療を行うことだといいます。そのため、日々の診療では、患者さんの権利を尊重し、治療の安全性に常に気を配り、安心して医療を受けられるよう努力しているそうです。療養入院と介護医療院を併設する同院ですが、一般診療も実施しており、内科や消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、放射線科、腎臓内科、透析内科などを幅広く展開しています。同院は、市電の新屋敷電停より徒歩6分のところにあります。
社会福祉法人 恩賜財団 済生会鹿児島病院の特徴について
医療ニーズの高い方々のための療養病棟と介護医療院
社会福祉法人 恩賜財団 済生会鹿児島病院が力を入れているのが、長期的な療養が必要な患者さんを受け入れる入院体制です。同院の3階には、療養病棟だけでなく、2022年11月開設された済生会かごしま介護医療院も併設されています。療養病棟の病床数は18床で、介護医療院の定員は12人です。療養病棟では、急性期の治療を終えた後も引き続き医療や介護が必要な患者さんに向けて、リハビリテーション室を活用したQOL向上のための治療・援助・介助・支援が提供されています。また、病状に応じた特別な食事（糖尿病食、腎臓病食、肝臓病食など）が用意されるなど、療養中の栄養管理にも細かく配慮しているそうです。ケア時は、すべての患者さんやご家族に「ここにきてよかった」と感じてもらえることを目標にしているといいます。療養生活においては、患者さんのプライバシーを尊重するため、氏名の掲示や電話による問い合わせへの回答について、事前に希望を確認するなどの配慮もなされているそうです。
入院設備を背景に持つ安心の訪問診療・訪問看護体制
社会福祉法人 恩賜財団 済生会鹿児島病院は、地域社会における切れ目のない医療と福祉の提供を目指しているといいます。その一環として、在宅での療養を支える訪問診療や、なでしこ訪問看護ステーションを通じて、地域の方々の健康をサポートし続けているそうです。
日々のケアでは、患者さんの権利や生活を尊重した看護ケアを提供することを心がけており、患者さん一人ひとりのニーズに対応できるよう、あたたかい気持ちで患者さんの心にまで寄り添う看護を実践できるよう努力しているといいます。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら社会福祉法人 恩賜財団 済生会鹿児島病院の紹介ページ
医療法人 七徳会 ザ王病院（姶良市）
- バス停徒歩5分
アクセス・住所・診療時間
加治木インターバス停 徒歩5分
医療法人 七徳会 ザ王病院はこんな医院です
鹿児島県姶良市に位置する医療法人七徳会 ザ王病院は、地域の皆さんに貢献できる病院を目指しているそうです。同院は、各部門が力を合わせ、患者さんや利用者さんの残存機能を活かす医療・看護・介護の提供に取り組むことを基本理念としているといいます。また、毎月の誕生会や季節ごとの行事を通して、少しでも充実した療養生活が送れるよう努められています。同院には、介護医療院と医療療養型病棟だけでなく、内科やリハビリテーション科、整形外科、リウマチ科、泌尿器科もあります。医療療養型病棟には86床、介護医療院には60床のベッド数があり、さまざまな患者さんを受け入れています。姶良市加治木町にある同院へのアクセスは、加治木インターバス停より徒歩で5分です。
医療法人 七徳会 ザ王病院の特徴について
長期療養を可能にする医療・介護・生活支援の一体的提供体制
医療法人七徳会 ザ王病院の介護医療院は、要介護認定を受けた方が対象の施設です。介護や医療、生活支援に加えて住まいの機能も持っており、長期の療養が可能な同院では、医師や看護師による日常的な医学管理や、看取りやターミナルケアなどの医療機能、プライバシーに配慮した生活施設としての機能が一体的に提供されています。日々のケアでは、人権を尊重し、利用者さんがその人らしく過ごせるよう支援することを理念として掲げ、家庭的な雰囲気のなかで穏やかに日常を営めるよう努められています。また、多床室でもプライバシーに配慮したパーテーションが設置されているなど、療養環境にも配慮しているそうです。
居宅生活の維持・自立を目指す訪問リハビリテーションの提供
介護医療院や療養入院にも対応している医療法人七徳会 ザ王病院ですが、利用者さんが可能な限り自宅で暮らせるよう、居宅介護支援事業所や通所リハビリテーションといった関連施設も展開しています。自宅での生活の自立と社会参加を目的とした訪問リハビリテーションに力を入れており、理学療法士が利用者さんの自宅を訪問し、心身の機能の維持・回復を支援されています。具体的には、歩行や寝返り、起き上がり、立ち上がりといった機能訓練や、食事、排泄、入浴などの生活動作訓練を、実際の生活の場で練習しているそうです。また、ご家族への介助方法の指導や、福祉用具の活用方法、住宅改修に関するアドバイスや相談も行っているといいます。提供エリアは、同院から移動時間が片道20分以内を基準としているそうです。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら医療法人 七徳会 ザ王病院の紹介ページ
介護医療院おはな（姶良市）
- 駅徒歩18分
アクセス・住所・診療時間
JR日豊本線 加治木駅 徒歩18分
介護医療院おはなはこんな医院です
介護医療院おはなは、要介護認定を持つ方の長期にわたる療養と生活を医療機関と連携しながら手厚くサポートしていくというコンセプトのもと運営しているそうです。同院の入所定員は60名で、Ⅱ型介護医療院に該当しています。対象となる方は、要介護1から5の認定を受けた方です。やさしさで満たされる場所になることを目指している同院は、施設内にJOYメディカルクリニックが併設しており、内科医が入所されている患者さんの毎日の変化に気を配り、全身管理を行っているそうです。また、協力病院として加治木温泉病院があり、万が一、患者さんの病状が急変した際には、速やかに入院対応ができる体制も整っているといいます。
介護医療院おはなの特徴について
内科医による全身管理と質が高い療養生活の追求
介護医療院おはなでは、単なる療養だけでなく、心身の潤いを保ちながら生活できるようさまざまな取り組みを行っており、レクリエーションなどの催しも定期的に開催しているといいます。また、療養生活を豊かにするため、食事は季節のメニューを提供するなど、患者さんへの配慮にも取り組まれています。療養中の方に対するさまざまな配慮はもちろんですが、健康管理にも力を入れており、併設しているJOYメディカルクリニックの内科医が、患者さんの全身管理を継続的に行うほか、加治木温泉病院の歯科医師が訪問し、口腔ケアを実施するなどのサポートも行っています、感染症対策についても、急な感染が発生した場合に対応できる設備を完備しているといいます。長期療養が必要な方や、在宅復帰に向けてリハビリテーションに取り組みたいと考えている方は、医療と介護が連携した体制を持つ介護医療院おはなについて、一度相談してみてはいかがでしょうか。
在宅復帰を支えるリハビリテーションと切れ目のない支援体制
介護医療院おはなは、患者さんが再び自宅で自立した生活を送れるように、機能回復を目指したリハビリテーションに力を入れているそうです。同院には理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といった専門職が在籍しており、各種療法に対応しているといいます。患者さんへのアプローチとしては、経管栄養や喀痰吸引といった医療ケアが必要な方、あるいは希望する施設の入所を待っている方の一時的な入居、そして看取りまで、幅広いニーズに対応しています。また、在宅復帰を目指す患者さんに対しては、機能回復をサポートした後、必要に応じて看護小規模多機能などの在宅サービス利用を紹介も行っているそうです。同院が心がけられていることは、玉昌会グループ全体で医療と介護を途切れさせず、入所前から退所後の生活まで、一体的に支えていくことだといいます。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら介護医療院おはなの紹介ページ
医療法人慈光会 介護医療院 宮薗クリニック（指宿市）
- 駅徒歩9分
アクセス・住所・診療時間
JR指宿枕崎線 開聞駅 徒歩9分
医療法人慈光会 介護医療院 宮薗クリニックはこんな医院です
医療法人慈光会 介護医療院 宮薗クリニックは、2020年4月に開設されました。従来の病院のイメージが強かった介護療養型医療施設とは異なり、生活の場所としての機能に重点を置いて運営されています。同院は介護医療院として現在60床の居室があり、開聞岳のふもとの風光明媚な環境にあるそうです。基本理念は、利用者さん一人ひとりの歩んできた背景や人生観を大切にして、最期まで生きがいを持って過ごしていただける施設にすることだといいます。日々の運営では、職員一同が利用者さんと真摯に向き合い、共に笑い、泣き、励まし合い、喜び合える施設を目指しているそうです。介護医療院の機能だけでなく併設している病院にて、内科や泌尿器科、神経内科、リハビリテーション科、皮膚科の診療も受けることができます。
医療法人慈光会 介護医療院 宮薗クリニックの特徴について
生活を重視した療養環境と認知症ケアへの深い取り組み
医療法人慈光会 介護医療院 宮薗クリニックは、日常的な医学管理が必要な重介護者の受け入れや看取り・ターミナルケアの機能と、家庭に近い生活施設としての機能を兼ね備えています。医療的サービスとしては、喀痰吸引、胃ろうや経鼻経管栄養などの経管栄養、点滴、褥瘡のケア、注射や薬の処方、看取りやターミナルケアなど、重介護の方が必要とする高度な医療を提供しています。介護サービスにおいては、食事介助や入浴介助、排せつ介助に加え、レクリエーションや機能訓練など、充実した日常生活を送れるよう包括的なケアを実践されています。職員の方々は、利用者さんの人生に寄り添う仕事だと考えており、認知症の方であっても根っこの感情は皆さんと一緒なので、もっと寄り添う時間を増やしたいという想いを持っているそうです。また、地域に根差した取り組みとして認知症家族支援の会を立ち上げており、介護をしているご家族同士が苦労話や悩みをわかち合う機会も設けられています。
専門性を活かした訪問リハビリテーションとチームケア
医療法人慈光会 介護医療院 宮薗クリニックは、リハビリテーションを通じた在宅生活の支援に積極的に取り組んでいます。リハビリテーションの語源が再び人間らしい状態になることを意味することから、同院が目指すのは、その人らしさを取り戻すことだといいます。具体的な取り組みとして、理学療法士や作業療法士などのリハビリスタッフと、医師や看護師などの医療スタッフが一つのチームとなって連携して利用者さんをサポートしています。患者さんへのアプローチにおいては、それぞれの専門的な視点から現在の状態と今後の方針を話し合い、患者さん一人ひとりに適したリハビリとなるよう努められています。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら医療法人慈光会 介護医療院 宮薗クリニックの紹介ページ
医療法人敬愛会 中江病院（鹿児島市西千石町）
- 駅徒歩10分
アクセス・住所・診療時間
JR鹿児島本線 鹿児島中央駅 徒歩10分
医療法人敬愛会 中江病院はこんな医院です
医療療養病棟69床と回復期リハビリテーション病棟20床を備える、医療法人敬愛会 中江病院は、地域の皆さんが安心し満足の得られる医療及び介護サービスを提供することを理念としています。同院のモットーは、二代目・三代目・四代目の理事長・院長の出身母校の学祖の言葉である「病気を診ずして病人を診よ」で、目の前にいる病気を患った人間を尊重し、相手の立場に立った患者さん主体の医療を行いたいという強い思いが込められているそうです。療養入院に対応する同院は、内科や循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、療養生活を支えるリハビリテーション科の診療も提供しています。市電の加治屋町電停から徒歩3分と、公共交通機関でのアクセスが便利なところにあります。訪問リハビリテーションサービスを提供しており、対象エリアは同院より車で片道30分圏内です。
医療法人敬愛会 中江病院の特徴について
慢性期・回復期を支えるチーム医療と温かい食事の提供
医療法人敬愛会 中江病院は、高齢化が進む地域において、急性期を脱した後も医療の必要度が高い患者さんの長期的な療養生活を支える役割を担っています。入院治療や療養を支えるため、医師や看護師、栄養士、リハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカーなど、各分野の専門スタッフが連携するチーム医療の実践に取り組まれています。また、療養生活中の食についても工夫を取り入れており、食事は基本的に調理済み食品を使わず、食材からまごころ込めてすべて手作りにこだわっているといいます。飲み込みに不安がある患者さんのための嚥下調整食は、食材から調理したものをミキサーにかけ、味や見た目にもこだわって質の高いものを提供しているそうです。季節の行事に合わせた行事食も提供するなど、療養中も季節感を感じられるよう取り組まれています。
在宅での生活を見据えたリハビリスタッフによる訪問支援
医療法人敬愛会 中江病院は、入院中の回復期リハビリテーションだけでなく、退院後の生活を支える訪問リハビリテーションにも力を入れているそうです。訪問リハビリテーションでは、リハビリスタッフが患者さんの自宅を訪問し、実際の生活環境のなかで訓練を実施しているといいます。具体的には、歩行や車いすなどの移動方法の練習、着替えやトイレといった日常動作の練習に加え、声の発声や食事の飲み込みの練習、さらには趣味などの余暇活動の検討まで、生活の質向上を目指した幅広いサポートをされています。主治医から訪問リハビリテーションが必要と認められた方が対象で、自宅で継続できる自主練習の提案も行っているそうです。
もう少し詳しくこの介護施設のことを知りたい方はこちら医療法人敬愛会 中江病院の紹介ページ
評判のいい療養型医院おすすめ6医院まとめ
療養型医院の選び方は人それぞれだと思いますが、鹿児島県には、プライバシーに配慮したケアが受けられる療養型医院だけでなく、少し範囲を広げればさまざまな選択肢があることがわかりました。
復帰に向けたケアが受けられる、医師や看護師が常駐している、ターミナルケアを実施している、訪問看護などのサービスなども展開しているなど、じっくり療養型医院を選んでみてはいかがでしょうか？
