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性感染症検査とは

 更新日:2023/03/27

性感染症検査とは

性交や密な接触などの性行為によって感染する「性感染症」に感染しているかどうかを調べる検査です。性感染症は主要な病気だけでも20種類程度あり、淋病、クラミジア、B型・C型肝炎、梅毒、HIV、ヘルペスなどがよく知られています。男性は尿検査、女性はおりものを調べる検査が多く、他に血液検査や尿道の付着物やうがい液を調べる検査もあります。

メリット

・自由診療の場合、保険証を使わないため、郵送されてくる「医療費のお知らせ」に記載されず、家族や会社に知られることがない
・自由診療の場合、症状がなくても検査が受けられるため、心配な感染症の検査をいくつかまとめて受けることも可能
・保険診療の場合結果を聞くためだけに再度来院しなければいけないが、自由診療のクリニックではWEBやアプリで結果を確認できるクリニックが多い

デメリット

・保険適用の泌尿器科や婦人科より割高になる場合がある
・自由診療の場合、クリニックごとに料金が異なるので調べる手間がかかる
・住んでいる地域によっては性感染症を専門に扱うクリニックがない場合がある

治療期間

検査の結果が出るまでの日数は、感染症の種類によってまちまちです。1~3日で結果が出る検査が多いですが、中にはマイコプラズマなど、7~14日の日数を要する検査もあります。少々精度が落ちる場合がありますが、1時間以内に結果がわかる即日検査を実施しているクリニックもあります。即日検査は多くの場合、追加料金が必要です。

費用相場

検査1項目につき:4,000~17,000円程度
即日検査追加料金:2,000円程度
いくつかの性感染症をまとめて検査できる、セット料金を設定しているクリニックもあります。

この記事の監修医師