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静的量的視野検査計とは

 更新日:2023/03/27

静的量的視野検査計とは

静的量的視野検査計とは、決まった範囲内での網膜の光の感度を測定する検査において用いられる機器です。検査では顔を固定し一点を見つめ、周辺に出現する小さい光が見えるかどうかを検査します。光が見えたらブザーを押すという方法で検査していき、見えていない部分や局所的にムラが無いかを見つけ出します。主に緑内障・視神経疾患・頭蓋内疾患・網膜疾患などの病態の有無を診断する際に行います。
特に緑内障は自覚症状がないまま進行してしまうため、40歳を過ぎたら一度検査してみることをおすすめします。

メリット

・症状が無自覚な緑内障などを早期に発見できる
・検査は両目で20~30分程度と短時間で終了する

デメリット/副作用

・顔や視線を動かしてしまうと正確な結果が出ない
・検査中は同じ体勢を取っている必要がある

治療期間

片目につき10~15分程度で終了します。

費用相場

片目あたり2900円ですが、静的量的視野検査は保険が適用されるため3割負担の場合、870円です。

注意点

検査・治療期間や費用は、治療や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師