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スペクトCTとは

 更新日:2023/03/27

スペクトCTとは

スペクトCTとは、シンチレーションカメラ、単一光子放射断層撮影とも呼ばれる画像診断方法の一つです。体内に投与した放射性医薬品から放出されるガンマ線を、特殊な装置で検出し、画像として再構築します。CTやMRIほど微細な病変を検知できませんが、病変の活動性評価など特殊な評価を可能としています。CTを合わせて利用することで補正をかけられ、より正確な検査が可能となります。

メリット

・SPECT装置とCTを合わせることでより精度の高い核医学画像の診断が可能となる
・保険適用を受けられるので比較的安価で検査可能

デメリット/副作用

・通常のCTと比較して放射線の被ばく量が多い
・設備の整った専門的な医療機関でなければ受けられない

検査期間

検査時間は撮影内容によって異なりますが、多くの場合は待ち時間も含めて1~4時間ほどかかります。

費用相場

造影剤を使用しているかどうかで費用は変わってきます。造影剤を使用した場合、保険適用を受けても検査費用は約3~8千円程度となります。造影剤使用がなければこれより平均1~3千円程度安くなるのが相場です。

注意点

検査期間や費用は、検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師