核医学検査とは
更新日:2023/03/27
核医学検査とは
核医学検査とは、アイソトープ検査またはRI(アールアイ)検査とも言い、特定の臓器や組織などに集中しやすい性質の放射性医薬品を患者さんに投与し、そこから放出される放射線(ガンマ線)をガンマカメラで画像化することにより体内の様子を調べる検査です。
核医学検査では使用する放射性医薬品の種類により、SPECT検査とPET検査に分かれます。
メリット
・臓器や組織の形だけではなく、機能や代謝状態などを評価することができる
・病変の早期発見につながる可能性がある
デメリット/副作用
・放射性医薬品を注射してから撮像まで、数時間待たないといけない
・妊娠中、妊娠の可能性がある場合には受けられない
・前日に食事制限がある
治療期間
撮像時間は検査によって異なりますが、15分~1時間ぐらい必要です。
PETの場合は薬剤を注射して約1時間安静にした後、カメラの下で30分ほど横になるだけで終了します。
費用相場
PET検査は自費の場合9~10万円が一般的です。
注意点
検査期間や費用は、検査内容などによって大きく異なる場合があります。